なにをやっているのか
新入社員が小学生に仕事の醍醐味を紹介する「お仕事探検隊」
私たちは、学校の授業だけでは体験できない機会や、次世代がなかなか出会えない社会人や世界との出会いを提供します。そして、「失敗しても大丈夫」という、互いを認め合い、共に学び合う「挑戦できる場」づくりを通じて、子どもたちが自らのチカラで自分の殻を破り、「やってみよう」と未来へ踏み出せる「本物に触れる体験」という学びを次世代に届けています。
活動の二本柱は、「表現教育事業」と「キャリア教育事業」です。
▪️ 表現教育事業 〜外国の若者たちの力を借りて、子どもたちが歌とダンスで自己解放〜
世界共通言語である音楽を通して、受講生の「自己肯定感」を育み、「新たなことに挑戦したい」という意欲を駆り立てる「生きる力」そのものを育むプログラム。世界の若者と出会い、歌と踊りで自分を表現し、仲間とともに一つの舞台を作ります。プログラムの一瞬一瞬が「やってみよう、が未来をつくる」の体験の場です。
▪️ キャリア教育事業 〜本気の大人と次世代の出会いをコンセプトに多数の企業と共同展開〜
本気の大人と次世代の出会いをコンセプトに全力で取り組みひとつのものを作り上げます。2006年より導入企業100社以上、合計8000名を超える中高生が参加、合計7000名を超える小学生が参加。大学生&企業ボランティア、サポーター多数の実績を誇るキャリア教育プログラム。
この他にも、公益財団法人米日カウンシルTOMODACHIイニシアチブのサポートのもと、福島県の女子高校生のキャリア支援プログラム「TOMODACH I女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島」など、国内外の多くの企業・団体と恊働し、学校だけでは得られない学びのプログラムを作っています。
なぜやるのか
様々な国際調査の結果を見ると「世界各国と比較して、日本の子どもたちは自分に自信が持てていない」ということが明らかになっています。しかしそれは、「自分に自信を持とう」と学校で教えたからといって解決できるものではありません。私たちが作るプログラムは、自分に自信を持つきっかけを提供することを目指しています。
例えば、Heart Globalは、3日間歌とダンスのワークショップをおこない、最終日にショーを披露しますが、うまくやることが目的ではありません。それらを使って、「ありのままの自分を表現するって楽しい」「みんなと一緒に何かをやると嬉しい」という体験をしてもらいたいのです。
「将来はニートになりたい」と言っていた小学生が、お仕事探検隊のプログラムを受けた後、「僕も人の役に立つ仕事がしたい。薬剤師を目指したい」と、勉強に励むようになったという話も聞きました。こういった例は枚挙に暇が有りません。
こうした経験が、自信につながっていき、自分の手でより素晴らしい未来を切り拓くことができるようになると信じています。
どうやっているのか
リクルートで学び事業に従事していた代表・佐野一郎が、さらなる子どもの学びを目指してNPOを立ち上げてから18年。当初は代表とお手伝いの学生数名だけから始まった団体ですが、今では過去のべ20万人以上の全国の子どもたちに、プログラムを届けた実績を持つ団体となりました。
この大きな発展の背景にあるのが、じぶん未来クラブを支えるボランティアの皆さんの存在です。現在、1000名を超えるボランティアの方々が、全国各地で活動をサポートしてくださっています。じぶん未来クラブの職員としては、この地域のボランティアさんと協働して、教育プログラムを各地域に届けています。
子どもたちが自ずと、やってみようと一歩踏み出し、ワクワクドキドキするような体験で溢れる毎日こそが、未来をつくる。私たちは、そう信じています。
私たちと一緒に、日本の教育を変えていくお手伝いをしませんか??