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なにをやっているのか

わたしたちが行なっていること。 それは、人が育つ環境をつくること。 拠点は大阪府大阪市。子ども・若者たちが「今の社会を知る」だけに止まらず、「これからの社会を創る力を身につける」ための機会を創出しています。 企業と連携し、若者が社会に出る前に、社会で挑戦する機会をプログラムとして提供しています。これまで、小学生から大学生まで1万人以上の人たちがプログラムに参加。通常こういったプログラムは、社会貢献の一環として企業が関わることが多く、仕方なくやるパターンが多いですが、我々は企業にとって関わるメリットを追求し、逆に企業から関わりたいと思ってもらえる内容になるよう創意工夫しています。 大阪府下ではほとんどの教育委員会とのパイプがあり、教職員向けの研修や、地域内での学校と企業が連携する仕組みづくりも関わっています。 プログラムの一つは、キャリア教育アワードという賞で経済産業大臣賞を受賞しました。 http://www.jae.or.jp/

なぜやるのか

志とアントレプレナーシップを持った若者を輩出する! それがわたしたちの使命です。 これからの社会は、経済的にも地域社会的にも、課題も深刻になっていきます。 その中で生き残って行くには、またその社会を変化させていくには、常に挑戦をしていくアントレプレナーシップ(起業家精神)が必要です。また、合わせて自分の身の回りを少しでも良くしようという利他の心を持つことが重要だと考え、それを「志」と表現しています。 企業と学校の連携を促すことで、学校が学校だけで完結するのではなく、社会とつながっている場として機能をしていくことが必要だと考えています。 大事なのは、経験をしたことが将来に役に立つ内容になること、もしくは将来に役に立ちそうだという意味を実感できること。そして、学校内の資源だけではなく、社会の資源(地域や企業)を活用して学ぶ機会をつくれるようになることも非常に重要な要素です。 理想の社会を実現するべく、日々努力を重ねています。

どうやっているのか

教育に関わることなので、自治体からの事業委託が多いです。 基本1年契約が中心で安定しないため、企業に課金できるプログラムを開発して、企業からの収入を安定的な収益源としています。(現在の比率は6割から7割)例えば、実践型インターンシップであれば、企業でのプログラム開発や実施時のサポートをする分を費用としてもらっています。 やりがいとして感じるのは、企業、学校、双方の目的を満たすプロジェクトの企画運営と調整=コーディートを実現できること。企業と学校がお互いに意見をぶつけあう場をつくり、プロジェクトを形成していくプロセスに関わることで、濃密なノウハウが蓄積されます。 また、当団体から大学や企業で活躍する人材も多数います。特に大学では学内のコーディネート人材として重宝されるので、キャリアアップをモチベーションにしている者も多くいます。 スタッフには、今の教育現場や若者の社会との関わり方に問題意識を持っている人が多く、学校や塾で働いていた人もいれば、民間企業で採用や育成に関わる中で問題意識を持った人がいます。 団体内での取り組みとして、2ヶ月に一度レクリエーション(陶芸、卓球、ボウリング)を行なっています。 また、3ヶ月に一度は合宿をします。そこでは事業計画の組み立てだけではなく、自分が関わる意味を見直したりとか、お互いに関わり方を見直したりする機会をつくっています。