トリプル・バランス・システム思考で幸せに

人間が作る「システム」の３つの共有要素となんだろうか？

いろんな考えがあろうが、わたくしは以下の３つではないかと思う？

①目的・志向性

→成長を規定　（Ｇｒｏｗｔｈ）

まずは、システムの目的・志向性である。人間がつくったものは、何んらかの目的や志向性がある場合がほとんであろう。車であれば目的は「ヒトを載せて移動する」だろう。会社であれば、目的は「顧客に何らかの価値を提供する」などあろう。　目的によってそのシステムがどのぐらい成長するのかが決まっていく。よって、これはそのシステムの「成長」を規定する。「成長」にはゼロやマイナスもある。設定した目的によっては、社会に受け入れられないようなものもあろう。その場合はマイナスにもなる。

②経営資源のつながり　（Ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）

→Output-Inputの差を規定

つぎが、目的・志向性を達成するための手段として経営資源をどう効率的に、システムが合目的にくみあわせているのか、という視点である。組み合わせがうまく最適化すれば、Inputされた経営資源の価値よりもより多くの価値がOutputとして生産される。燃費が良い車と悪い車を比較すればよいだろう。燃費が良い車はいろいろなメカニズムがうまく機能して、エネルギーを移動距離へと変換する力だ大きい。

③信頼性　（Ｃｏｎｆｉｄｅｎｃｅ）

→経営資源の提供者からの対価を既定

最後が信頼性である。目的通り動いているのか、品質は、社会に迷惑をかけていないのか？そういった総合的な視点での信頼性が重要であろう。信頼性の高いシステムは、低いシステムよりもおそらく値段が高くなる。信頼性の高い人に対しては住宅ローンも低くなる。ローンが低くなれば、その人の資産形成力は実質高くなるだろう。　信頼の高いものの価値は高い。


この３つをバランスよく思考する「トリプル・バランス・システム思考™」を実践していけば、そのシステムに関係する人々が幸せにイキイキとするのではないか？①、②、③のどれが一つ欠けても何か問題を起こすだろう。①、②、③がバランスよく動いていけばシステムに関与する人は幸せになるのではないか？

この考えに基づき、以上の３要素、Ｇｒｏｗｔｈ，Ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ，Ｃｏｎｆｉｄｅｎｃｅの頭文字をとったＧＣＣ経営システム™という概念で弊社は多様なアドバイスをしている。

それにより、システムに関係するすべてのステークホルダーを幸せにしたいと考えている。