入社されたらどのような仕事に就くのかイメージを持っていただくために本日公開したレポートを掲載します。以下のようなレポートを企業からお金をもらって作成していきます。また、それをみんなの説明会の会員の機関投資家に発信します。https://msetsu.com/
レポートは自動生成されるので、非常に効率よく分析が可能です。これをベースに、企業の経営幹部の方と議論して、どのように株価をあげていくのか、議論していただきます。
英語でのレポートも自動作成する仕組みを開発中で、これを世界の機関投資家に配信します。
新電電のリーダー イーレックス9517の株価2,000円の達成条件
- 東証一部 9517
- EVAレポート
- 2017年9月27日
発電所が事業計画通り稼働することで中期経営計画の達成確度が高まれば2,000円程度は十分に達成可能
電力自由化の総仕上げの小売自由化が今年始まって、新電電リーダーのイーレックスの株価動向が気になる。
今年5月に中期経営計画を下方修正して以来さえない株価形成となっているが、下方修正の比率に比べて、株価下落率が高いという印象がある。
中期経営計画の前提は、バイオマス発電の稼働による売り上げ増大なので、計画通り稼働が進めば、中期経営計画の達成確度は高い。
イーレックスは独自の調達ノウハウを築き、安定的にバイオマス発電の原料となるパーム椰子の殻を安定的に調達できるため事業計画通り発電所が稼働すれば中期経営計画通りの業績の達成が視野に入る。
そこで、EVAで中期経営計画を分析して株価推計を行った。結論から言えば、中計が達成できれば、かなり保守的に見ても株価は2,000円近くになってもおかしくないという結論になった。
2,000円となるとPERは30倍以上なので割高に見えるが、バイオマス発電は、発電さえできれば売上高は保証されるようなものなので、それを前提とすると割高ではないと考えらえれる。
つまり達成確度が高いので、仮にであるが、2年後のPERは計画通りになればおそらく10倍以下に低下するだろう。
中計が達成されれば利益は、実績の3倍になる。その確度が高いのあればPER30倍は決して高くない、むしろ割安ともいえる。