ジェイオンラインができるまで
「最近のおれ、カッコよくないな」
居酒屋でサラリーマン達が上司の愚痴を言い合っている風景を見て、カッコ悪いと思いながらも、自分も彼らと一緒じゃないかと気づきました。
創業者の私は元々アパレル関係の営業の仕事をしていましたが、「仕事のやりがい」という点で胸に大きなわだかまりを抱えていました。指示された業務には全力で取り組み忙しい毎日でしたが、仕事をしている自分の目から確実に輝きが薄れていることは感じ取れました。
2001年、31歳で勤めていた会社を退職。何か「やりがい」を探し求めて当時流行り始めていたインターネット業界で起業しました。
しかし当時の私はインターネットについてはホームページを閲覧する程度のど素人。個人事業主としてホームページ制作業を始めましたが、素人同然の私がそう簡単に仕事を取れるわけもありませんでした。昼は大阪環状線内の駅をすべて途中下車して、沿線沿いの店舗、会社を飛び込みで回り、夜のアルバイトで生計を立てる生活が続きました。
2件程仕事が繋がりましたが、結局仕事を受注できず売上ゼロ。開業した翌年、何とかホームページ制作の仕事を知人から1件受注し初めて売上を計上しました。その後、紹介などで何件かが受注できましたが、それでも最初の2年は大赤字でした。3年目に航空券web予約システムを受注でき、6ヶ月の開発期間を経て納品。この初めて受注したweb予約システムによってクライアント様の売上が伸び、追加発注がきだして何とか事業としてやっていけるようになりました。 その後、オンライン英会話の予約システムのお仕事を受注し、納品すると、またまたこの予約システムサイトが流行りだして、お客様の会社が拡大。それと共に弊社も発展してきました。
その後も色々な困難や危機に直面してきましたが、現在でも様々なクライアント様のホームページ制作・システム開発を行なっております。
#一番大切なのは「成長し挑戦し続ける企業文化」
弊社は「世界中にカッコいいをたくさんつくる」というビジョンを掲げています。このビジョンには、作る社員がカッコよくなければ世に輝くカッコいい商品を作ることはできない、という私の想いが根底にあります。
私は社員に、カッコいいとはこういうことだ、と毎日のように伝えています。 1.向上心を持って全力で仕事にぶつかる 2.仕事に使命感とプライドを持つ 3.自分の意見を述べて納得して仕事をする
私が「カッコいい」にこだわるのに理由があります。 学生時代に部活動をしていた人ならイメージしやすいと思いますが、「エースの先輩カッコいい、俺もあんな風になりたい」と感じたことは一度はあると思います。人はカッコいいという感情と共に、自分もそうなりたいという感情もセットでついてくるのです。
私は社内でも互いに「こいつのあの部分はカッコイイ、俺も真似していこう」と思える環境を作ろうとしています。そこには上司部下など関係ありません。一人の人間として「カッコいい」と思える人間に育ってもらい、互いに刺激し合う関係性が大事なわけです。そうして、前置きが少し長くなりすぎましたが、私が一番大切にしている「成長し挑戦し続ける企業文化」を社内で実現させようとしています。
ジェイオンラインを先ずは、100人規模の会社に
社会ではテクノロジーの進化により、webシステムで解決できることが日に日に増えてきています。アマゾンではすでに倉庫内のオートメーション化が進んでおり、注文メールから発送までロボットが全て自動で行う仕組みができています。ソフトバンクの孫正義社長も「人が必要でなくなる」時代だと言うほどテクノロジーは進化してきています。
しかし一般的な会社がそのテクノロジーの進化についていけているか言われると、首を傾げてしまうところです。それはなぜか?テクノロジーは進んでも、それを使う企業内の人が昔ながらのアナログなやり方を続けているからです。彼らはwebシステムを取り入れ今までの無駄を省くだけで大いに企業の生産性が上がるということが、未だに実感を持ってイメージできないのです
このwebシステムの「最先端」と「末端」の差にビジネスチャンスがあります。人間は新しいことを取り入れることに少なからず抵抗を示す生き物です。それでも私はこのwebシステムの知識格差を埋めることで社会に貢献できると信じています。
このような想いから、弊社はまずweb制作業で事業の軸を作りつつ、会社の規模の拡大を目指します。目標は100人。100人という数字には理由があります。既存の事業で利益をあげ会社を回しながら、新しい事業に挑戦できる企業規模が100人以上だからです。先ほど例に出したアマゾンの倉庫の話もそうですが、社会ではテクノロジーの進化が日進月歩の勢いで進んでいます。ジェイオンラインは制作業にとどまらず、進化するテクノロジーを生かした自社サービスを作ることを一つの目標としています。
最後に
ジェイオンラインは今から成長していく、まさにそのスタートライン上にいます。会社の成長と共に自分も成長していきたいという、向上心溢れる若い人材を私たちは求めています。私の話・価値観に共感してくれた人がジェイオンラインに入社してくれることを心から願っています。
【ジェイオンラインについて】(https://www.wantedly.com/companies/j-online/info)