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イタンジのエンジニア全員集合! 大原将真「業界の課題と向き合い、社会的に意義の大きなサービスを作り上げる」

異色の経歴をもつ大原 将真のファーストキャリアは、なんといわゆる “証券マン” です。

その後エンジニアに転身し、2020年3月にイタンジへ入社。イタンジ唯一のtoCサービスである「OHEYAGO」の開発に従事しています。ベンチャーならではのカオスな意思決定の場でも、冷静に交通整理をしてくれるエンジニアです。

他メンバーからは
「えっ、そこまでカバーしてくださっていたの!?ってくらい、スキルの幅と視野の広さと心の寛大さがはんぱない、ザ・つよつよエンジニア」(デザインマネージャー 池田)
「要件に対して、中長期的な成長を見越した設計がさらりとできる、かっこいいエンジニアです!」(OHEYAGO開発 渡邉)

とコメントが寄せられ、信頼の厚さがうかがえます。
今回はそんな大原に、イタンジでの業務内容やイタンジへ来た経緯、そしてイタンジで働く魅力について話を聞きました。

営業職から、エンジニア職へ

− 大原さんは新卒で、証券会社にお勤めだったんですよね。なぜエンジニアになろうと思ったのでしょうか?

「元々大学時代に、ゼミでプログラミングやWEBのシステム構築をやっていて、新卒採用のときも、エンジニア職とビジネス職どちらも受けていたんです。このときは、どのビジネスにも必要になってくると考えていた金融と営業の実務を経験するために、証券会社の営業職を選びました。

実際、金融業界ではさまざまなことを学ぶことができたのですが、仕事を通して、こんなサービスがあったら便利に違いないと思う機会があって。
具体的には “未上場の株式の金額を試算するWebアプリ” なのですが、これを実際に自分で手を動かして作ってみるうちに、“技術で課題を解決するものを自ら作ることができる” ことのおもしろさを改めて実感したんです。
ほかにもいくつかの理由が相まって、エンジニアへの転身を決断しました」


− 最初の転職は、ジュエリー会社でECの開発責任者をされたと聞いています。

「主にブライダルジュエリーのECサイトを運営している会社だったのですが、toBとtoCのどちらも経験することができました。ジュエリー会社の中では特殊なビジネスモデルで、在庫を抱えずにオンラインで販売でき、リーズナブルによい品を顧客に届けることができていました。質の高いダイヤモンドを使った婚約指輪は決して安くはないですが、30万円が20万円になるだけでも手が届く人がぐっと増えますよね。自分の仕事が、誰かを笑顔にできるということにやりがいを感じていました」


− その後、イタンジに転職したきっかけはなんだったのでしょうか?

「ジュエリー業界もとてもおもしろかったのですが、今度はより人の生活に密着した、当事者意識を強くもてる業界で挑戦してみたいという思いが出てきたからです。といっても、『システム化を通し、誰かの生活をよりよくするサービスに携わりたい』という軸は変わっていませんでした。

イタンジは不動産業界で市場規模も大きいですし、住居というテーマは社会的意義も大きい。グループ会社を含めて、会社の向かう方向性が自分のめざす未来と一致していると感じました。
またエンジニア視点では、私はこれまでもECサイト運営のために、さまざまなデータベースから集めてきた情報に付加価値をつけるということをしてきました。イタンジでも同様に物件管理のために各所のデータベースを活用するということで、今までの経験がダイレクトに活かせそうだと思ったというのもあります」

イタンジで “お部屋を借りる、を変えていく。”

− 現在の業務内容について教えてください。

「セルフ内見型賃貸サイト『OHEYAGO(オヘヤゴー)』の開発をしています。
OHEYAGOは、イタンジがtoBサービスで積み上げてきた資産を、toCサービスにうまく生かす形で生まれたもの。常に最新の物件データベースを参照しているため、おとり物件がないという特徴をもっています。また、カレンダーから内見予約をすることができ、最短で当日の30分後に現地の内見ができたり、オンラインで申込を受け付けることができ、店舗へ行く必要がなかったりと、忙しい現代人の味方になれるようなサービスです。

マーケティングチームと協働して企画から入ることもありますし、企画をどう技術的に落とし込むかの検討や、タスクの優先順位決め、スケジュール管理、各所との調整、デザイナーとのやりとり、そして手を動かしてプログラミングするところまで、本当に全般を担っています」


− 業務範囲がかなり多岐にわたっていますね……!

「私はプログラミング自体が好きで、実装からは離れたくないと思っているのですが、一方で受動的に案件を受けて開発するというのも、よくないと思っています。なので、エンジニアも企画から入っていける今の環境は、よりよいサービスを作るためにもいい環境だと感じています。特にイタンジはビジネス職とエンジニア職の距離が比較的近くて、お互いに知識をもち寄って、コミュニケーションを取りながらサービス改善にあたっていける、建設的な土壌がありますし」


− 異業種への転職だったと思うのですが、不動産業界ならではだなと感じることや難しさを感じる部分はありましたか?

「個人的にあまり戸惑いはなかったですね。しいて言うなら、業界のルールや慣習は興味深かったです。FAXがまだ多用されているなど、古い慣習が多いとは聞いていましたが、本当に根強いものなんだなと。

OHEYAGOの利便性をさらに高めてくれる『スマートロック』も、想像以上に普及に時間がかかっていて難しさを感じます。スマートロックがもっと多くの物件で導入されれば、内見時に仲介スタッフが立ち合う必要がなくなり、各方面へのメリットになりうるのですが……。そんな未来に向けて、もっとスマートロックの利便性をうまく訴求していけたらと考えています」


− さまざまな壁もある一方で、どんな部分をやりがいに感じていますか?

「サービスの改善を重ねながら、だんだんとかたちができていく過程はとても楽しめています。現在はSEO施策を中心に取り組んでいますが、大なり小なり自分の作ったものが世に出るのは、やりがいを感じます。実際にサービスを使ってもらえる不特定多数のユーザーがいるわけなので。

また、『こういう機能を実装するにあたって技術的にはハードルが高いけれども、こうしたら実現できるんじゃないか』と試行錯誤するのも楽しいですね」

サービス志向をもったエンジニアが集まるイタンジ

− イタンジの働く環境について、エンジニア目線でどう感じていますか?

「自分のようなフルスタックタイプのエンジニアにとって、イタンジの裁量の大きさは魅力的です。

自分で能動的にサービスを作っていけるので、作る楽しさや手応えを存分に感じることができます。またPCやチェアなども、エンジニアとして力を発揮するための必要十分なスペックのものが完備されています。書籍購入の補助金も出ますし、ありがたい環境だなと思っています」


− でもベンチャーですし、大変な部分もありますよね?

「まだ新しいサービスというのもありますが、要件や優先順位の変化が激しい点は大変な部分ですね。
リソースも限られていますし。ですが、日々よりよい方向性を模索していれば避けられないことだと理解していますし、逆に変化に強いサービスを実装することにもつながるので、それはそれでよいことだと思っています。
ビジネス職とエンジニア職がお互い丁寧なコミュニケーションを心がけていればトラブルもそうそう起きないかなと」


− 大原さんから見て、イタンジで働くエンジニアはどんな人たちですか? また、イタンジにマッチすると思いますか?

「みんなそれぞれカラーが違うというか、個性があると感じています。そんな中でも、サービス志向をもったエンジニアが多いですね。ただプログラミングをやりたい、というより、業界や世の中をよくしたい、その手段として開発に携わっているというタイプの人たちかなと。

ですから、実際に使うエンドユーザーのことを考えて、その人たちのよりよい生活のために技術力を発揮したいと考えている人にマッチすると思います」


− ありがとうございます!

世の中に影響を与えるサービスの開発に挑戦してみたいという方、もしくは少しだけ話を聞いてみたいなと思ってくださった方、ぜひカジュアル面談からざっくばらんにお話しませんか?

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