2018年12月にGA technologiesに入社したのちイタンジに出向し、シニアマネージャー(部長)としてITANDI BBの開発を統括する石野龍一氏。他メンバーによると
「本質原理主義者」(BtoBサービス開発責任者 濵田)
「キャッチアップ鬼早い京都人ゲーマー」(ITANDI BB開発エンジニア 兼田)
とのこと……。最近は開発メンバーとゲーム「Among Us」のプレイにはまっているそうです。
今回はそんな石野氏に、イタンジでの業務内容やイタンジで働く魅力はどんなところかなどを語ってもらいました。
ITANDI BB開発マネージャーとして……
− 石野さんのこれまでの経歴を教えてください。
「新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社し、ERPパッケージの開発に7〜8年携わりました。その後、当時の同期がGA technologiesに転職するという話を聞き、おもしろそうだなと思いカジュアル面談へ。気づけば本当に転職していました。すぐにイタンジへ出向となり、現在はITANDI BBの開発マネジメントをしながら、新しいプロダクトの開発にも関わっています」
− ITANDI BBの開発マネジメント業務について具体的に教えていただけますか?
「ITANDI BBは、不動産の賃貸業における登場人物(管理会社や仲介会社、保証会社など)の電子化サービスです。私はプロダクトマネジメント寄りのことをしており、エンジニアリーダーたちが役員やセールスメンバーから仕様の要望などをヒアリングし、新たに実装する機能について設計してくれたものを、実現可能性や優先順位などディスカッションしながら検討・決定しています」
− 新しいプロダクトの開発もされているということは、ご自身もがっつりコードを書かれるのですよね。マネジメントと並行して実際にコードも書いていくのは大変ではないですか。
「大変さもありますが、今のITANDI BBのメンバーはかなり自律的に仕事を進めていってくれるので、自分も作業にかかることができています。自分は純粋にコードを書いてプロダクトが出来上がっていくのが楽しいと思うタイプのエンジニアなので、プロダクトを作れることは楽しんでいます」
エンジニアとしてイタンジで働くということ
− イタンジの働く環境は、エンジニア目線ではどうでしょうか?
「個人的にイタンジは働きやすいと思っていて、その理由の一つはまず、裁量をもって働けるという点です。よくも悪くも人数とルールが少ないので自由にできるので、自分で考えて手を動かしたいという人にとっては居心地がよいと思います。
逆に、指示のあった作業を黙々とやりたいというタイプの方には、戸惑う環境かもしれないですね。
あとは、優秀なエンジニアが多いというのも強みだと思います。エンジニアの実力は一直線では測れなくて、各人がさまざまなスキルセットをもっていて、それぞれに強みがある。イタンジでは開発を外注していないこともあって、各分野に力を入れている人材が集まっています。結果的に、自分がめざしたい方向に誰かしらがいて、ついていける環境になっているんですよね。自分が迷ったときに相談できる相手がいるというのは、よい環境だと思います」
− 石野さんから見ても、イタンジのエンジニアは優秀だと思うのですね。
「技術力があるなとは思いますね。ここで言う技術力というのは『問題解決のために提供できる手札の数』のことです。この手札が少ないと、効率や保守性が悪い選択を取らざるを得なくなり、結果的にプロダクトの質も下がってしまいます。イタンジにいるエンジニアは、どの手札を使うかを自身でしっかりと考えて提示する力があると感じています」
− 不動産業界でエンジニアとして働くうえで、困難だと感じる点はどこですか?
「プロダクト以外のところで戦うことが多いところですね。すでに導入済みの基幹システムとうまく連動しないといけなかったり、仮に最高のプロダクトを作れたとしても、さまざまな慣習により簡単にはリプレイスできなかったり。ただ逆に、工夫のしがいがあるところでもあります。ですから、不動産業界ならではの障壁をむしろ楽しみながら設計しようという気持ちをもてるとよいと思いますね」
イタンジで、納得感のあるプロダクトを作る
− 話は戻りますが、石野さんは初めての転職でGA technologiesに来たのですね。前職に長年勤めていたこともあり、大きな決断だったのでは……?
「そろそろ次の挑戦がしたいと思っていたところでしたし、もし合わなかったとしても他のところに行けばよいと考えていたので、さほど思い切りは必要ありませんでした」
− いくつか声がかかっていたということですが、GA technologiesに転職を決めたのはなぜですか?
「デジタル化がまだ進んでいない領域に手を出してみたかったというのと、不動産という誰もが身近に関わる業界で開発がしてみたかったというのがあります。また、不動産業界は市場規模が大きいので、そこも魅力でした。また、GA technologiesからは一段と熱心に誘っていただけた、というのもあります」
− そこからイタンジに出向となったわけですが、実際いかがでしたか。入社前後でギャップなどは感じませんでしたか?
「うーん……特には感じなかったですね。自分にとって転職というか仕事をする上での軸があって、“納得感のあるプロダクト”を作りたいと常々思っているんです。納得感のあるプロダクトというのは……それを作ることによって本当に社会的にもビジネス的にも意味があると思えるもののことです。
根本的に意味のないことって、やりたくないじゃないですか。イタンジではそれが叶っていると感じるので、今のところ楽しく仕事ができています」
− 最後に、どんな方であればイタンジにマッチすると思うか、どんな方に来ていただきたいかを教えてください。
「繰り返しになりますが、やはり業務解決を自分で考えられる人に来てほしいと思います。自分で考えて自分で手を動かす。それによって、レガシーな不動産業界に散見される問題を解決していくという手応えを感じられるのがイタンジの魅力だと思うので」
− ありがとうございます!
裁量のあるイタンジで挑戦してみたいという方、もしくは少しだけ話を聞いてみたいなと思ってくださった方、ぜひカジュアル面談からざっくばらんにお話しませんか? お待ちしております!