ipocaへ入社する前は何をしていましたか?
常に「これからの時代をつくるビジネスに身を置きたい」という思いをもって働いています。
インターネットに出会った時、インターネットがある世界はそれまでと比べものにならないほどすべてが変わると感じました。その中でも特にモバイルインターネット事業に魅せられ、モバイルインターネット×次世代コンテンツを追い求めてもうかれこれ15年になりました。
まだ通信料が定額制ではなかったガラケーの時代。「これからはモバイルがくる!」と飛び込んだのがモバイルコンテンツを専門に扱う会社でした。メールマガジンや着メロなど比較的ライトなコンテンツでビジネスを展開していましたが、まもなく通信の定額制が開始し、これまでよりもリッチなコンテンツが流行るようになりPCからモバイルへとシフトする時代が始まりました。
このモバイルシフトを信じ、その時に着目していたモバイルSNSやゲームを扱うグリーに2008年に入社しました。入社当時は50人ほどのベンチャーでしたがソーシャルゲームの大きな波に乗り大きく飛躍。また、モバイルインターネットの世界もスマートフォンの登場により、がらりと変わっていきました。会社が2000人規模へと急成長する中で、新規事業や経営企画、海外事業にも関わり、事業運営・組織作り共に様々な経験をしました。
モバイルゲームの市場の成長が一区切りついたと感じた時、次に着目したのは女性コンテンツでした。ガラケー時代に台頭していた女性向けコンテンツも、まだ十分スマホ化されていない状況。女性のオシャレやきれいに対するニーズの解決に挑戦するペロリに入社し、女性向けスマートフォンメディアのビジネスに携わっていきました。
転職した理由とipocaに入社を決めた理由はなんですか?
メディアは着実な伸びを見せましたが、より大きなインパクトを世の中に与える事業分野にまた携わりたいと考えるようになりました。
そこで着目したのが、ipocaのリアルショッピングとインターネットを融合した領域です。ショッピングセンターの流通額は、約29兆円あり、非常に大きな市場です。世の中ではEC化が進んでいるというニュースが取り沙汰されていますが、得にアパレル分野ではリアルショッピングが9割程度も占めているというのが現実です。「ワンクリックでできる通販」ではなく、「”実体験”を通したショッピング」をより豊かにすることに関わりたいと思いました。
個人的にもショッピングをするときに欲しいものや、探しているお店が見つからない、店に行くと売り切れていたなど不便を感じることが多く、課題の多い業界=改善のしがいのある業界だと思いipocaへ入社しました。
ipocaでの役割・ミッションはなんですか?
「商業施設やテナント(toB)」、「お買い物をするお客様(toC)」の双方が喜んでくれる事業開発やサービスの実現を目指しています。
B向けには、商業施設やテナントの課題を伺いながら、新たな販促手段や、売上や集客増に貢献できる企画や仕組みを日々考えています。
C向けには、ショッピングに関する不便をなくすべく、NEARLYのユーザー動向分析からサービス企画まで、様々な改善作業を行っています。
また、来店効果測定といったまだ世の中で実現しきれていない新たな技術にも挑戦しようとしています。
既存業界の中で新しい提案をしていくことは大変ですが、業界全体が既存の販促手段の効果悪化や競争の激化などの課題を抱えており、ipocaの取り組みには強い興味関心を持って下さっているのを感じます。だからこそ、良い提案しなきゃいけないという使命感は強く感じています。
ipocaはどんな会社ですか?
業界のニーズにキャッチアップしながら、お客様にいいものを届けようという意欲が皆強く、突破力がある人が集まっています。自分たちでも知見を貯めつつ業界を巻き込み変えたいと本気で思っている人ばかりです。
今後やりたいことはありますか?
NEARLYをとにかく多くの商業施設やユーザーに使っていただきたいです。買い物に行くときには必ず使ってもらえるアプリサービスとして、良いサービスを作りたいと思っています。
また、ipocaの組織づくりに力を入れていきたいと思っています。新たなツールの登場や働き方の変化、AIの発達による人の役割の変化といった時代の流れの中で、組織はどうあるべきかということも変わってきていると思います。
今の実態に即した上で、より良いパフォーマンスを上げられる仕組み作りや多様な人がそれぞれの強みを発揮できるような会社組織を作り、各人のパフォーマンスを最大化するところにチャレンジしていきたいです。