インヴァストグループの新しいCtoC学習プラットフォーム事業「Fincs」とは | 取締役インタビュー
こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。今回は投資や金融の厳選された学びプラットフォーム「Fincs」をリリースしたインヴァストグループの株式会社アルカド・鶴見豪代表取締役社長に話を...
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こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。今回は2023年12月に投資学習プラットフォーム「Fincs」をリリースした株式会社アルカドの事業責任者である辻真太郎さんに話を伺いました。
事業開始から1年、Fincsの現状や今後の展開など将来像について、また好調なFincsを生み出したアルカドのカルチャーと働き方まで最新情報をお伝えしています。
親会社であるインヴァスト株式会社にてアルカドの総務人事業務をサポートしている総合企画部 野村悟さんからもアルカドとFincsへの期待値を語っていただきましたので、ぜひご覧ください!
Fincsに関しては、下記記事にて詳細に説明をしております!
辻
アルカドでFincsの事業責任者を務めている辻真太郎です。
学生時代はモータースポーツに打ち込み、その後は、起業し飲食店やIT事業などを行ってきました。
ライブ配信アプリの事業運営をしていた時期に鶴見社長と知り合ったのがインヴァストグループに入るきっかけでした。
現在、Fincsの事業責任者として、学びやコンテンツを届けたい講師の方々にFincsの魅力を知っていただくこと、そして講師の方々が届ける価値を最大化できる圧倒的なプロダクト創りに注力しています。
【Fincsの開発ストーリーは?担当者2名が語る将来性、やりがい、カルチャー】
辻
Fincsは2023年の年末に、投資領域に特化してリリースしました。リリース当初は、まだ見えていない課題も多かったのですが、講師の方々やお客様の声をもとに改善を重ね、右肩上がりに成長することができました。その成長の背景には、やはり投資領域で最も重要なコンプライアンス体制が高く評価されたことがあると思っています。その結果、投資領域のプラットフォームとしては 国内でも有数の規模にまで成長し、非公開の講座も含めると、これまでに累計9,000名以上の方にご利用いただいています。プロダクトとしてのマーケットフィットも、現時点でしっかりと確認できたと思っています。
また、評価されているのはコンプライアンス体制だけではなく、 各業界を牽引するトップクラスの講師の方々にプロダクトそのものも高く評価されています。特に、講師の方々にとって、Fincsはさまざまな価値を提供できる場になっています。例えば、トークチャンネルによるコミュニティ機能、遅延のないライブ配信、文章コンテンツなど、 多様な形で価値を発信できる環境をワンストップで提供できる。そういった点がお客様の満足度にも直結し、講師の方々にも非常に好評です。
そして、同じように 「お金の課題を解決する」 というテーマのもと、2024年からビジネスカテゴリーを新設しました。このカテゴリーでは、 ビジネスパーソンが求めるスキルやマインドを身につけ、キャリアアップや稼ぐ力につなげることを目的としています。具体的には、AIやデザイン、営業、経営など、 さまざまな講座を準備中で、幅広い講師の方々に参加していただけるよう進めています。
辻
現在、「Fincsなら、より理想的な講座運営が実現できる」という声を受け、実際に他のプラットフォームからFincsへ移行する講師が増えています。
そうした中で、さらに”Fincsでしか実現できない" と言われるような、圧倒的なプロダクト創りが一つの大きなテーマですね。
また、投資やビジネス領域にとどまらず、さらに多くの分野へと展開できると考えています。例えば、ホワイトラベルでの提供や、新たなカテゴリーの開拓など、Fincsの可能性をこれからさらに広げていきます。
辻
Fincsを世界へ展開していきたいと考えています。日本のコンテンツやコミュニティを世界に届けるために必要な技術は整いつつあり、言語の壁を超えることも十分に実現可能だと考えています。
すでに、海外の講師を招いたコンテンツを提供している講座も存在しています。
Fincsでは、実績やスキルを兼ね備えた信頼できる講師の講座を公開していますが、それに加えて重要なのは 「偏愛」 だと考えています。
私自身がFincsを見ている中で、講師自身が、その分野を極端なまでに愛し、こだわり抜いていることが強く伝わってきます。
講師の偏愛によって生まれる考え方や試行錯誤は、AIが導き出す最適解ではないかもしれません。
ただ、それこそがお客様の共感を生み、「もっと一緒に学び、成長したい」と思う熱量につながる。
そして、同じ想いを持つお客様同士がつながり、共有する体験の中で生まれる一体感こそ、AIには決して代替できない特別な価値だと考えています。
私自身、この素晴らしい講師やコンテンツを目の当たりにしているからこそ、Fincsを世界中の人々に届けていきたいと強く思っています。
辻
学習やコミュニティは様々な業種や業界で重要だと考えていますので、特に、インヴァスト証券やボーディングスクールコンサルティングとの協業の可能性は十分にあると考えていますし、グループ全体の強い力になっていきたいと思っています。
辻
アルカドは定時が9:00-18:00でフレックスタイムも導入しており、コアタイムは10:00-15:00となっています。またリモートワーク制度も用意していますが、基本的には毎日出社しています。
講師の方やお客様からの様々なご意見やご要望に対してスピード感を持って対応するには、その場ですぐにコミュニケーションできた方が良いですし、社員同士で成長していくために面と向かった会話や想いを共有する空間が重要と考えているためです。
仕事中は業務に集中している為、月に1〜2回はお酒を飲みながらより深い仕事の話ができる場を設けています。
業務の話はもちろんですが、内省的な話や、将来の展望を語り合ったり、プロダクトも社員同士も成長していけるように飲みながら話をして、その話をちゃんと翌日から活かすという会を設けています。
野村
NISAの普及をはじめ、ここ数年投資に対する人々の感度が非常に高まっています。こうした環境において「お金の課題を解決する」事業を掲げており、証券会社を持つインヴァストグループが投資や金融に関する教育ビジネスに進出するのはとても自然ですよね。
そして、投資や金融に関する学習事業は、グループにとっての大きな柱となるポテンシャルを秘めていると考えています。アルカドが提供しているFincsにはインヴァストグループの成長を左右する可能性がある、といっても過言ではない価値があるのではないでしょうか。
対面の証券会社でも投資に関する啓蒙活動は行っています。しかしFincsの場合、講師と受講者の関係だけでなく受講者同士のコミュニケーションが可能である点が大きな特長です。
単に教育を受けるだけでなく、コミュニティを通じて仲間まで作れてしまう点が、Fincsにとってさらに大きなバリューにつながっていくに違いありません。アルカドとFincsの提供価値は、インヴァストグループにとっても大きな財産だと感じています。
野村
アルカドがFincsで展開しているのはプラットフォーム事業ですから、事業の多角化をしやすいのが特長です。また「お金の課題を解決する」という、インヴァストグループの理念にマッチするビジネスですから、グループ内での相乗効果も期待できます。
ですから、アルカドにはFincsにおける事業の規模拡大に努めていただき、ひとりでも多くの方のお金の課題解決に役立つとともに、多角化を通じたグループへの貢献も検討していただければ、と思っています。海外に進出したり、逆に海外コンテンツを国内に取り入れるなどアルカドのビジネスが大きな可能性を持っているのはまちがいありません。
今後は、インヴァストグループが追求している「お金の課題を解決する」事業を教育・学習面から支えつつ、オンラインプラットフォームとしての存在感をさらに高めていって欲しいと願っています。そして、どんどん成長し上場まで視野に入れられるようになっていただきたいです。
それが可能となるだけのポテンシャルはあるのですから。インヴァストとしてもアルカドのコーポレート部門をサポートしながら、事業発展のお手伝いをさせていただきたいと考えています。
(取材日:2025年1月10日 聞き手:垣本陸)