ビブロ-投資と金融専門の要約本-
◇専門家がおすすめする名著150冊以上の要約本が無料であなたのものに◇ ビブロは、お金に関する基礎知識を身につけるために、名著の要約を無料で提供するアプリです。 資産形成初心者から投資上級者までスキマ時間にお金や投資に関する知識を身に付けることができます。 金融の難しい専門書でも1冊10分程度で読めるように要約をしています。
https://www.bibro.jp/index.html
こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。今回は投資や金融の厳選された学びプラットフォーム「Fincs」をリリースしたインヴァストグループの株式会社アルカド・鶴見豪代表取締役社長に話を伺いました。
アルカドの事業目的や「Fincs」の概要、またサービスに賭ける意気込みを語っています。インヴァストグループの新サービス「Fincs」についてご理解いただける内容となっていますので、ぜひご覧ください。
-株式会社アルカドの事業目的と狙いについて教えていただけますか。
インヴァストグループの中核であるインヴァスト証券は、AIトレードサービスの「マイメイト」や自動売買の「トライオート」などユーザー取引をサポートするための技術サービスまで提供しているのが特徴です。とても好評ですが、一方で以前からユーザー自身が金融や投資について学習していかなければ効率的な投資を継続するのは難しいという課題も感じていました。
しかし、ブローカーとしてのインヴァスト証券ができることには限界があります。そこで、ユーザー向けの学習という領域に焦点を当てたサービスの開発を、インヴァスト株式会社の新規事業として推進してきました。
すでに展開しているBibroも、金融や投資に関する書籍の紹介という切り口でユーザー向けに学習をサポートするサービスになっています。
アルカドはBibroとともに新サービスであるFincsを通じて金融に関する学びを支援する事業に取り組んでおり、学びたい人はもちろん、学びを与える側の人まで対象にしているのが特徴です。アルカド自身がコンテンツを提供するわけではありません。
-学びを与える側の人について詳しく教えていただけますか。
NISAのような新しい施策が根付きつつあったり、「貯蓄から投資へ」という政策が打ち出されるなど、投資家のすそ野が広がりつつあります。そして、金融や投資についての学習という市場では、各種のセミナーやインフルエンサーの方々が提供するコンテンツなど、多数の機会が提供されています。
でも、自身で考えられる「自立した投資家」と言える層はそれほど増えていないのではないでしょうか。投資顧問会社やメディアなど金融機関のプロや個人投資家の皆さんの中には、自分たちの知見を伝えて、一般の投資家に「自立した投資家」になって欲しいという想いを抱いている方々が少なくありません。
アルカドでは、「自立した投資家」を増やしたいと考える金融のプロフェッショナルを「学びを与える側の人」と位置づけ、統合されたプラットフォームの提供を通じてユーザー向けの学習をサポートする事業の展開を行っていきます。
「学びを与える側の人」候補者は金融機関出身で大学で教えている方や投資助言を職業とされている方、YouTubeなどで情報発信されている方など多様です。皆さん投資に関してそれぞれの哲学をお持ちのプロフェッショナルです。
-金融や投資に関する厳選された学びのプラットフォームであるFincsについて紹介していただけますか。
Fincsは金融・投資のキュレーテッドCtoC学習プラットフォームです。学びたい人と学びを提供する人を応援するプラットフォームを作りたい、という想いを主軸として開発しました。
CtoCの情報サービスは数多くありますが、質が高いとは言えないコンテンツも少なくありません。その点、Fincsはキュレーションを強めて価値のある厳選されたコンテンツのみに絞っていますから、優れた学習体験をご提供できます。
Fincsは「セミナー形式」「コミュニティ形式」「動画学習形式」「テキスト形式」の学習に対応しており、ライブ講座や動画講座、チャットトーク講座に教材共有の機能が利用できます。
また、決済代行や契約機能のほか、テキストAIチェック機能も用意されるなど学びを提供する側にとって利便性の高いサービスです。課金形態も一括購入やサブスクリプションなど多彩で、使い勝手に配慮しています。
Fincsは実践的な投資学習が可能な信頼されるプラットフォームを目指しています。そのため、信頼性を確保するために全てのコンテンツをFincs上から発信できるよう機能開発したんです。
講師の皆さまからも、投資学習に最適なプラットフォームとなるようご助言をいただいています。
FincsはまずはWeb版をリリースしました。というのも、最初はスマートフォン版を先行させようと考えていたのですが、調査してみるとタブレットやPCで学習しながらスマートフォンで取引するというスタイルが主流だとわかったんです。
そこで、Web版を先行させる形としました。アプリ版もAndroid、iOSともにまもなくリリースできると思います。
-Fincsで学びを提供する側にとってのメリットを教えてください。
まず前述したように、「ライブ」「動画」「チャット」「テキスト」といった様々なコンテンツを一括購入、サブスクの料金形態で1つのプラットフォームから発信できることが最大のメリットです。
またFincsでは投資顧問契約を契約プラットフォーム上で締結する機能も提供しており、動画コンテンツをテキスト化して保存や監視をできるようにもしています。つまりプロの参入に対応したプラットフォームとなっています。
中には動画とテキストでプラットフォームを使い分け、資料はメールで送るなど運用が煩雑になっている場合がありますよね。Fincsなら決済代行までできますから、とても利便性が高いと感じていただけているんです。
講座の中には無料コンテンツもご用意いただいていますので、ユーザーの皆様は無料でコンテンツを体験できるようになっています。
-Fincsの完成度の高さに驚きました。開発は大変でしたか?
Bibroの時は最初のバージョンを比較的シンプルな形でリリースし、その後機能を拡張し発展させる形で慎重に開発を進めてきました。Fincsの開発では社内にノウハウが蓄積されていましたし、優秀な開発者が揃っていましたからサービスの開始直後からフル機能を提供する意気込みでプロジェクトに取り組んだんです。
動画まわりの開発などは経験豊富なエンジニアでなければ対応が難しい場面もありましたが、スキルの高い開発者が揃っていたおかげでプロジェクトはスムーズに進捗しました。胸を張ってリリースできる形に仕上がったと思っています。
-FincsとBibroとの関係について、教えていただけますか。
BibroもFincsも金融や投資に関する学習を支援するサービス、という意味で考え方は一緒なんです。Bibroは無料で利用できるアプリですから、アルカドとしてはFincsへの導線になる集客装置として利用していきたいと考えています。
投資について勉強したいけれど、時間もないし書籍を買うのもちょっと、という層の方々に使っていただき、いずれはFincsへ、という流れですね。BibroとFincsの連携は今後強まっていくと思います。
Fincsに注目が集まっていますが、実はBibroの機能追加も毎週のように行っています。かなりの頻度でPDCAを回して改良を続けていますから、紹介する書籍の数がもう少し増えれば、Bibro単独でも優れたサービスとして脚光を浴びるようになるのではないでしょうか。
紹介する書籍は毎月追加していますから、無料で利用できるBibroもぜひ使ってみてください。
-鶴見社長のプロフィールについてお話しください。
私はインヴァスト証券で新サービスの開発に携わっていましたが、持株会社の設立とともにインヴァスト株式会社に転籍し常務取締役として新規事業開発を担当していました。インヴァストグループの新たな事業を構築するという役割です。
グループ内でインヴァスト証券以外に「お金に関する悩みを解決する」サービスを生み出すためBibroやFincsを開発、事業化の目途がついたため株式会社アルカドを設立し、代表取締役に就任したという経緯です。
-休日休暇はどのように過ごしていますか?
家族が多いので休日は忙しいんですよ(笑)。とくに秋は子どもの行事も多いですからね。
夏休みは家族で妻の実家がある北海道へ行き、ゴルフをしてきました。私の生活は基本的に家族中心なので、家庭内のイベントがあると優先してしまうため、もっとゴルフをする時間が欲しいと思っています。
インヴァストグループでは定期的にコンペが開催されますので、負けないように腕を磨いておかないといけませんから(笑)。
-最後に、新サービスFincsリリースにあたっての想いをお話しください。
以前、証券会社で対面営業をしていた時期からですが、頑張る人を応援するのが好きなんです。
Fincsは投資について学びたい、自立した投資家になりたいと考えて努力する方々を支援するために、多くの方法で学びやすい環境を実現したサービスです。また、教える側の皆さんは厳選しており、良質な学びを提供できていると思います。
ぜひ、Fincsを通じて金融や投資に関するスキルを高めていただければ、と考えています。
(聞き手:垣本陸)