趣味の話(馬術) by インティメート・マージャーのオープン社長室
簗島さんの趣味の馬術の話と、五十嵐の趣味の柔術のゴールの話
https://podcasters.spotify.com/pod/show/im7/episodes/ep-e271ovo/a-a5g0o6
当社では、「インティメート・マージャーのオープン社長室」と題し、代表である簗島の考えを共有するツールとして、Spotifyで定期的にラジオ配信をしています。
社長が普段思うこと、日常生活での気づきが凝縮されているので、定期的にテキスト化してお届けしていきます。是非ご覧ください!
簗島:実は趣味で馬術を嗜んでおりまして。
馬術において、バーを飛び越える時に重要なことは、バーに突撃する精神力なんですよ。
基本的に馬も止まろうとするので、バーに近づいた時に「行け、行け」という気持ちを持たせて、恐怖と戦う必要があるんです。
ポジティブな結論だけを思い浮かべて、馬を邁進させる。こういったことは個人的に非常に得意だと思っています。
バーを飛び越えるときは、60センチほど飛びますし、バスケットボール並みの大きさのところに自分の体が向かっていることと同じですよね。
落ちたら痛いとは思いますが、落ちるなんてことを思い浮かべたことは一度もないですね。
ちなみに、落ちた馬は1位にはならないんですよ。
馬は本来軽いはずなので、50キロ分(騎手の体重分)が軽くなった時、その後自由に走れば1位になると思われがちなのですが、馬が賢いほど、何も言わずに止まろうとします。帰り道が見えると、馬のやる気をそいでしまうのです。「ここで止まったら、もしかしたら帰らせてもらえるかもしれない」という雰囲気を出してくるんです。
馬は賢いので、基本的に出す指示は「おい、怠けるな」ということばかりです。馬は草食動物ですから、群れで動く生物で、基本的に群れから離れることはありません。群れの中で目立たないように怠けるのです。
そんな馬の心情を読みながら進めるから、馬術は面白いのです。
「今日、この馬はいつもよりも止まりたい気分だ」だと思ったら、いつもより早めに止まらないようにさせる。
「この馬は直前までやる気を出すけど、途中でいきなり減速する」と思ったら、直前までやる気を持続させます。
このことはバック転にも同じことが言えますね。
中途半端にやって途中でやめると一番痛いですよね。
やろうとしたら、最後までやりきるしかありません。
総じて、馬術もバック転も意外とゼロサム(参加者全員が利益を得るか、損失を被るか)なんですよね。
中途半端にやると一番事故を起こすので、止めるか、勢いよく飛ぶかの二択ですね。
間接的なフィジカルもありますし、若干の勝負感もありますね。
ここで勝負を仕掛けるか、という感じです。
素人でも参加できる大会があるので、出てみようかと思っています。
馬術は、馬場馬術と障害馬術、総合馬術、エンデュランス馬術競技があるんですよ。
馬場馬術は、馬を踊らせるもの。障害馬術は、いわゆるバーを飛び越える競技ですね。総合馬術は、クロスカントリーです。馬を走らせて、飛ばすんです。水や草の障害物もありますね。エンデュランス馬術競技は、一日160キロ走るんですよ。その距離を分割して、20キロ単位で、決まった時間内に走るんです。40キロから160キロまで、5キロ単位で、そのチェックポイントの時間を何秒差で通るのかを計測します。
イメージとしては、クラシックカーレースに近いですね。
馬術も技術も腹を使うので、体感が良くなります。
格闘技と同じような筋肉を使いますし、筋トレでスクワットをしても筋肉痛にならないけど、馬術をした後は筋肉痛になりますよ。
体の内側の筋肉も筋肉痛になるので、全体的に体もいい感じに仕上がってきています。
半年間はスポーツに取り組もうと思っていますし、その間フルマラソンも走る予定です。
今回は仕事外のお話、馬術の魅力について熱く語っていただきました。障害馬術での精神面の重要性、特にバーを飛び越える時の心理戦については、とても興味深い内容でしたね。
馬の本能的な性質と向き合いながら競技するのは、まさに人馬一体の境地を目指すものなんですね。馬の気持ちを読み取る能力は、「相手の空気感を読む」ものなので、もしかすると人相手にも活用ができそうですね。
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