インティメート・マージャーでは「友達の友達とは多分友達になれる」という考えから、社員が友人や知人を紹介する『リファラル』という採用手法を積極的に推進しています。
今回はそんなリファラル制度を活用し、実際に「紹介されて入社した社員」と「紹介をした社員」の2人に色々インタビューしちゃいました!
今回紹介されたのは、エンジニア職のお2人。リファラル制度を活用するに至った経緯や実際に入社してからの印象、制度のメリットなどについて語っていただきましたので、ぜひご覧ください!🌟
紹介されたのってこんな人!
■プロフィール
氏名:吉本(よしもと)さん
所属:開発本部
入社年月:2023年4月 中途入社
紹介したのってこんな人!
■プロフィール
氏名:板屋(いたや)さん
所属:開発本部 マネージャー
入社年月:2019年1月 中途入社
まずはそれぞれの自己紹介からお願いいたします!
板屋:開発本部マネージャーの板屋です。
19年入社で気づけばIM5年目です。勤めてきた会社の中では最長記録となりました。普段はどの業務も全般的に幅広く行っていますが、GKE(GCP上で動作するKubernetesのマネージドサービス)周りを守備範囲に、ArgoCD(Kubernetes用のCI/CDツール)の運用からkintoneの管理まで幅広く見てます。
また、読書LT会という勉強会を月1で主催しています。エンジニアを中心に各々読んできた本をライトニングトークの形にまとめて紹介し合う会です。主催なので最近は本を読むペースも積むペースが上がってます。最近のおすすめは、梅原大吾さんの「1日ひとつだけ、強くなる。――世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀――」です。人に紹介されて読んだのですが、とても興味深かったです。
休日はサッカー観戦でスタジアムまで見に行ったり、その辺のカフェに入ってその日のおすすめのコーヒーを楽しみながら本を読んで1日中豪遊するのが趣味です。
吉本:開発本部の吉本です。
下請けのSIerやITベンチャーでエンジニアとして経験を積み、その後外資ITコンサルや自社開発のWebサービス系企業でプロダクトマネージャーをさせていただいたりとマネジメントを中心に動いていました。
IMでは一周回ってエンジニアに戻ってきました。
インティメート・マージャーに入社してからは、コスト削減のためにAWS(Amazon Web Services)からGCP(Google Cloud Platform)にシステムの大部分を移行する作業を行っていました。
自身はあまりインフラ・ネットワーク面は強くないのですが、Webアプリケーションの構築経験は多かったので、Django(Pythonで実装されているWebアプリケーションフレームワーク)ベースで動いているいくつかのサブシステムの移行とバージョンアップなどを担当させていただきました。最近では社内・クライアントさま双方に解放しているシステムのリプレースを進めています。
もともとお二人は、どのような関係性だったのでしょうか?
板屋:前職が同じでした。仕事内容が被っておらず、一緒に仕事できそうかなというタイミングで吉本さんが退職されたので、実は一緒に開発する経験は全然なかったです。
この辺りを抜きにすると、技術がわかるカードゲーム仲間ですかね。前職では社内でカードゲームのイベントがあって、初めはそこがきっかけで話すようになったのですが、後々私が主催した勉強会でも度々話すようになり。そこで仕事に対する考え方やモチベーションについて語り合い、お互いの価値観が似ているというところでより親しくなりました。その後はお互い前職を退職した後でも、ちょくちょくSNS等で連絡を取り合っていましたね。
吉本:弊社で行われている読書LT会もそうですが、この頃からも積極的に勉強会をされていましたよね!当時から板屋さんのことを非常に技術力のある方だなと思っており、とても印象に残っていました。
吉本さんは、板屋さんの紹介でIMに入社いただきましたが、そもそもなぜ元々転職を考えられていたのでしょうか?
吉本:先ほどもお話させていただいたように、エンジニアとしてキャリアをスタートしたものの、次第に「エンジニア35歳限界説」などを踏まえ、将来的にマネジメントも出来るようになった方が良いのではと考えて、20代後半にマネジメント方面に舵を取りました。そこからは自社開発のWebサービス系企業などでコンサルタントやプロダクトマネージャーをしていました。
しかし実際にやっていく中で、やはり自分はコードを書きたいのだと思うようになりまして。そこで自身が最もパフォーマンスを発揮できるのはエンジニアリングをしながらマネジメントもできる環境なのではないかと思い始めたのがきっかけです。そこで前職を辞め、自分の希望に沿ってどこか転職をしようかと悩んでいたところでお声がけいただいたのが、板屋さんでした。
板屋さんが具体的にリファラルについてお話をされたタイミングでは、どんな風に吉本さんへ声を掛けられたのでしょうか?
板屋:去年の冬に、吉本さんがSNSで転職を考えている風の投稿をしているのを見て、すぐ「あれ仕事辞めるの?うち興味ある?」ってSNSで声をかけた気がしますね。
吉本:そうそう。SNSで「転職しよっかなー」って投稿したら、板屋さんからすぐに「うちどうですか!」ってメッセージが来ました(笑)
板屋:ちょうど時期的にも、会社として新卒がどんどん増えてきて、ミドル層の人がもう少しいると楽になるよねと話題によく出ていた頃だったんです。うちの中途入社組は勤務年数が長いので、そろそろ中堅社員にも新しい風を入れたいなと思っていて。1人2人ぐらい、 新卒の子達に対して仕事を教えれそうな人だったりとか、経験を伝えられそうな人が欲しいなという話も結構前々からしていました。
その時ちょうど前職で同じだった吉本さんが転職を検討していたのを見かけて、「じゃあちょうどいいな」と思って誘いました(笑)前職でモチベーションの部分に共通点のあったことも大きかったですが、お互い退職をする際に「同じ環境で一緒に開発してみたかったね」と話していて、これはいい機会かもなと思ったのも理由です。
IMへの誘いを受けて、最終的な入社の決め手は何だったのでしょうか?
吉本:まずお誘いいただいたことに関して、すごく仕事の出来る人の印象が強かった板屋さんからお声がけいただいたので、非常に嬉しかったです。
アドテク業界の知識は全くなかったので、HPや会社資料を見せていただいても何もわかりませんでした…(苦笑)でも一度前向きにお話を聞いてみようと伺った面接の際、現在の上長にあたる方が開発の仕組みや仕事内容を簡単に説明してくださったのですが、扱うデータの量に本当にびっくりしました。「え、1秒間に何百万回もリクエストが飛んでくるの?!まずい、そんなシステム自分に触れるのだろうか。」みたいな(笑)ですが、大変さは実際に入って業務を行ってみないと分からないので、一旦不安は忘れて、チャレンジしてみたい気持ちを優先した形です。
このように経験のない業界、かつ経験の少ない技術スタックだったので、今までの経験と合わないことやエンジニアとしての実務にはブランクがあることを率直にお伝えさせていただいたんです。その上で自身のエンジニアロールへの再チャレンジに対して非常に前向きな反応をいただき、あたたかく迎え入れていただいた点が、入社にあたって非常に大きな決め手になりました。
板屋:そうですね、やはり入ってきてくれる人は何より「わからない、教えて」と言える人がいいなと思っているので。そこは知識がいかに多いというより、手を挙げてわからないといってくれるところがよかったですね。
吉本:あとはSNSで声を掛けていただいた後に、現エンジニアの社員の方とも交えて、皆さんでご飯に行って色々と話を伺う機会を設けていただいたのですが、そこで皆さんの人柄や雰囲気を見て、すごく楽しくて面白そうだなと思ったという理由もあります(笑)
板屋:SNSで声をかけた際に会社のHPや参考資料なんかは送ったのですが、「資料だけだと詳しい内容は分かりにくいだろうから、とりあえずご飯行かない?」って誘ったんですよね。経験上、その人の経歴や知識よりも会社のカルチャーに合うか合わないかが全てだと思って。
開発で利用しているライブラリや作っているサービスをアップデートしてくれるような、スキルセットが全部揃っている人というのはまずいないだろうなと思っていたので。そこでカルチャーにあっていて、組織の一員として、もっと円滑に仕事を回して効率を上げてくれる人の方がいいなと思い、社員の人と顔合わせする機会をセッティングしました。
実際入社されて感じる、「IMの魅力・良さ」とはどのようなところでしょうか?
板屋:吉本さんのお話にもありましたが、扱うデータ量の多さは魅力の一つですよね。パフォーマンスを考えながらモノを作るのが好きな人には向いてるかなと思います。吉本さんをお誘いしたのも、彼なら技術に対する興味の広さと、たくさんの会社を見てきた経験から、そのあたりに対しても興味をもってIMに多くのことをもたらしてくれるなと思った背景がありました。
IMでのエンジニアの作業内容は多岐にわたりますが、それらを広く見れるというのは大事なポイントでしたね。一つのプロダクトに集中すると言うよりも、より広く見てサービスの全体像を把握してモノを作っていくのは面白い経験です。また、多くのクライアントにデータ配信を行っている都合上、自動化への熱量が高いのも良いところです。できるだけ人の手を介せず業務を効率的に行うことに注力できる環境だと思います。
あと、朝が弱くてもフレックス+リモートワークでかなり自由に業務時間を調整できるポイントは強く推したいです(笑)
吉本:そうそう、それは入社してみて実感しました!伺っていた通りリモートワークの方が本当に多かったです。入社1日目は会いに来てくださった方が多く、フリーアドレス席がほとんど埋まるほどだったのですが、2日目にはほとんどの方が在宅で社内はがらんとしていました。まさかここまで出社が少ないとは(笑)
働き方的にも、地元に戻られた方やワーケーションで海外に滞在する方なども多く、色々な人生設計を考えながら働けるのは、やはり長く働きやすいポイントなんじゃないかなと思いますね。ワークライフバランスを考えやすい環境で、非常に助かっています。
板屋:うちは有給の多さも特徴ですね。いつもいかに有給を消化しようか考えています(笑)使っても使っても有給があるみたいな環境はなかなか珍しいかなと。リフレッシュ休暇(一定の在籍年数が経過する毎に休暇が付与される制度)や誕生日休暇(誕生日月に1日休める制度)に加えて、うちは3年目から年に2日ずつ有給が増えていくので、大分休みをとって休んだ気持ちになっても、まだ消化しきれていない。なのでもっと休めるように仕事を頑張っているような節さえありますね(笑)
吉本:私も有給がたくさんあるので、土日のイベントの疲れを癒すためなど、ちょっとしたところに活用していたりします。先日は日比谷公園で開催された「日比谷オクトーバーフェスト2023 〜SUMMER〜」なんかに行って楽しんでましたね。休みやすかったり、ワーケーション制度などが活用できるのはインティメート・マージャーのすごく良い点だなあと感じています。
吉本さんが実際入社されてみて、各々の所感はどうですか?
板屋:技術的に幅広い業務にも関わらず、どれについても一定のレビューができるのは、改めてすごいところだなあと思って見てます。新卒メンバーに対しても今までになかった経験や知識を伝えてくれていると感じていますし、開発本部に良い影響を与えてくれているなと感じ、とても助かっています。
吉本:実際に業務を行ってみて意外と前職で行っていた分野と被ることも多く、思っていたよりはスムーズに業務に入れたところはありますね。全く知らない部分に関しても元々興味があった分野ではあったので、すごく面白いですね。
板屋:うんうん、ずっと同じ会社にいたりすると自分が導入したものが多くなって、完全に新しいことがなかなか出てこない状況になりがちですからね。それに対して新技術が恋しくなることはありがちな話かと思うんですが、入社してからそう思ったことはほとんどないですね。どんどん新しいことが出てきて飽きないですし、挑戦していけるのは、インティメート・マージャーの大きな魅力かなと思います。
吉本:あとはカルチャーのマッチの部分に関しても、弊社のコンピテンシー項目にもありますが、ポジティブで積極的にチャレンジしていこうとする方が多く、チャレンジしたいことがあれば皆さん暖かく見守っていただけますし、困った時はサポートしてくださるのでとても良いなと思っています。
今回“リファラル採用”を経験して感じた良さや魅力があれば教えてください!
吉本:一般的に言われていることでもありますが、やはりカルチャーマッチしやすい傾向はあるかと思います。面談や面接だけだとどうしても短い時間になってしまうので、社員の皆さんの人となりや会社のカルチャーなど理解しきるのは難しいところがありますよね。
知り合いがいる状態ですと、その人から情報を聞き出すことも出来ますし、何よりもその人が長く楽しく働けているということが、自身の大きな指標になると思います。板屋さんに関しても、前職でご一緒していたので「板屋さんが長く勤めている会社なら大丈夫だろう」という、信頼からくる安心感がありましたね。あとはやはり誘っていただいた以上は頑張らないとという思いもありますし。
また、私はかなり転職慣れしているのでそこまででもないですが、転職後の初期のコミュニケーションコストや精神的な負担はかなり減るかと思います。
板屋:そうですね、中途に限らず採用活動は難易度が高く、条件や能力などをマッチングするまでにかかるコミュニケーションコストはなかなか馬鹿にならないと思っていますが、リファラル採用はそのコストをかなりの割合で下げられるなと感じています。得意/不得意や人柄など、採用面接前にわかっていることが多いのでミスマッチが少ないです。
また、紹介した人には紹介した人なりの責任が発生するので、信頼できる人が来る確率がとても高いなと。そのような部分でも、紹介する人もされた人も元の環境に溶け込みやすく、スムーズに仕事に取り組めるのも良いポイントだと思っています。
今後もしまたリファラル採用をするなら、どのような人を紹介したいと思いますか?
板屋:身も蓋もないんですが、一緒に仕事をしたい人を誘います。
エンジニアとしての能力や人柄も含めて、弊社のメンバーと楽しく一緒にやれそうかというところを重視して紹介しますね。
能力も人柄も良くても、会社の文化的なところがその人のエンジニアとしての主義と合わなそうだなと思ったら誘わないと思います(笑)
吉本:そうですね、インティメート・マージャーのカルチャー的に、主体的に動ける方は非常に向いているかと思います。やりたいタスクがあれば自分から手を挙げにいくことができますし、技術的な改善などを積極的に提案していける環境です。ちょっと背伸びしてチャレンジしてみたい場合も皆さん優しくサポートしていただけます。なので自主的に手を挙げて行動できる方や、もっとチャレンジして幅を広げたい人には、とても向いてると思います!
最後に紹介した吉本さんへ、板屋さんから一言!
板屋:入社してくれてありがとう!パワフルで本当に助かってます!頼りにしてます!
ユーモア満載で仲睦まじくインタビューに答えていただいたお二人。お互いに信頼し合いながらお仕事をされる姿を尊敬します。
そんな頼もしく素敵なエンジニアの吉本さんと板屋さん、インタビューありがとうございました!