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【新卒2年目のエンジニア】みんなが本気で取り組んでいる組織で成長したい

今回は、新卒二年目、開発ほぼ未経験のエンジニアとして入社した社員にインタビュー!

新卒第一期生として当社への入社を選択した理由や、働く上で大事にしていること、どんな人と一緒に働きたいか?などについて聞きました。


■プロフィール

氏名:小原(おはら)さん

所属:開発本部 

入社年月:2021年4月 新卒入社(一期生)

大学院では、脳の数理モデルの研究に没頭

ーまずは自己紹介からお願いします!

出身は愛知県です。広島の大学に行っていたので、大学・大学院の6年間は広島に住んでいました。当時は教員を目指していたので、人に教えるために一つの分野を追求して学びたいと思い、院に進学しました。

趣味は旅行で、ぶらぶら歩きながら美味しいお店を見つけるのが好きです。

ーどんな研究をしていたんですか?

脳についての数理モデルの研究をしていました。外部からの影響を受け、思考はどのように変化していくのか?という視点で、ニューラルネットワーク(脳の神経回路の一部を模した数理モデル)をシミュレートして、ネットワークの構造がどう変化していくのかを見ていくんです。脳が別の脳と関わりをもつ、つまりコミュニケーションをとるとどう思考が変化していくのか?を数理モデルを使って考察できるところが面白く、研究しているうちにあっという間に2年が経ち卒業を迎えました。

何かのNO.1になっている会社には理由があると思った

ー学生の時はどんな就活をしていましたか?

就活は院生1年の11月からスタートさせました。3月中には決めたいと考えていたので、逆算して動いて、1月~2月くらいはピークで活動をしていましたね。

就活イベントに参加したり、合同企業説明会に行ったり、研究室経由で紹介頂いたりして。積極的に様々な企業の話を聞くようにしていました。

ーなぜエンジニア職を希望したのですか?

最初は幅広くビジネス職も見ていたんですが、研究室でプログラミングを少し触っていたこともあり、その経験を活かしつつ、将来的に自分のキャリアの武器にしたいと考えたからです。

ー最終的にIMに決めた理由はどんなところですか?

まずシンプルに、DMPでNO.1というところに惹かれました。

他の会社の説明会で、業界でTOPを取っているかどうか?は大事だ、と聞いて、確かにと思っていたんです。魅力的な会社で強みがないと、NO.1にはなれないなと。IMはDMP(データマネジメントプラットフォーム)市場でNO.1。実績を持っている会社なんだと思いました。

その後IMを知っていく中で、開発組織の人数が当時7名と聞き驚きました。少数精鋭、その環境で頑張れたら成長できそうだと思いました。且つ新卒一期生と聞き、後から入社する後輩達に引き継ぐ礎を自分たちが創れるというところにも面白みを感じました。

最後の決め手になったのは、ビジョンが分かりやすくイメージができたところです。

関わる人を笑顔に、のような抽象的とも思える理念を掲げる企業が多い中で、「蛇口をひねれば水が出るように、みんなが当たり前にデータを使える世の中にしていく」というIMのビジョンがとても分かりやすかったんです。自分の中にすっと入ってきて、面白そうだと思い入社を決めました。



自分が今どういう状態なのか?を見える化して助けてもらう

ー入社をしてから現在までもうすぐ丸2年。どのように仕事を覚えていきましたか?

入社後3か月間は、当社のメインプロダクトのミニ版を作ってみようという課題に取り組んでいました。DMPって何?というところから始まり、全て教えて頂きながら、実装して学んでいきました。コードをほとんど書いたことがない状態からのスタートだったので、同期と比べ、プラス1カ月位かかったと思います。

2名の先輩にメンターとしてついて頂き、ペアプロ(一緒にプログラミングをすること)をし、何をどういうタイミングで考えてどう解決しているのか?を伴走しながら教えてもらいました。当社はgithubで会社のコードを管理しているのですが、そこで先輩全員からコードレビューをして頂いていました。

半年後には、先輩方の個人環境で動いていたbatch処理をエンジニア全員がメンテナンスしやすいところに移行していったり、当社サービスで用いているPythonやDjangoといったライブラリのアップデートという大きな仕事を一人で任せて頂き、取り組んでいました。

ー今はどんなことをしていますか?

データ連携の拡充・運用改善をミッションとして、例えばフィード連携を通じてゼロベースでの開発をしたり、Airflow(ワークフロー管理ツール)の移行をする中で意見を取り入れながら運用改善を行なっています。また、ビジネスサイドやクライアントからの依頼を受けて他社とのデータ連携などもいくつか任せて頂いています。

分からないことは自分で聞き相談をするスタンスで、基本は自分で仕事を進めていく形です。直近ではインターンメンバーのメンターも行っていました。

ー成果を出すために、どんなことを意識していますか?

なるべくコミュニケーションを多くとることでしょうか。

入社して半年、自分のスキル不足に落ち込むことが結構ありまして。その悩みをメンターの板屋さんに打ち明けたところ、もっとコミュニケーションを取るといいよ、とアドバイスを頂きました。その先輩は、slack(社内のコミュニケーションツール)で今の状況を独り言のようにつぶやいていて。「●●がうまくいかない―うおー」みたいな感じで笑。

部署メンバーがいるチャンネルでつぶやくことで、「ああ、この人は今この業務をしていて、ここに躓いて悩んでいるんだな」と分かるように自分の状態を見える化していたんです。私も早速真似をし、とにかく自分の状態を周りに伝えたところ、その状況を周りが気付いて拾ってくれるようになって。それから仕事が早く進むようになりました。

エンジニアの組織と聞くと、コミュニケーションが活発でないイメージを持つ方も多くいらっしゃるかもしれないのですが、当社は真逆。オンラインツール上でもメッセージのやり取りがとても活発なんです。

コミュニケーションを取ることがなぜ大事なのか、改めて気づかされました。

ー先輩や上司から教えてもらったことで、印象に残っている考え方や言葉があれば教えてください

CTOの木村さんから言われた、自分の強みの分野を作ろう、という言葉です。

1年目の後半、私にもっとコードを書いてもらおう、という方針でbatch処理の移行とライブラリアップデートを任せて頂いたのですが、一人で一から試行錯誤しやり抜いたことで、その経験が自信と強みになって、少しずつ意見ができる分野がでてきたんです。知らないことを知ることは面白くて、さらにその経験が自分の強みを増やせることなんだと学びました。

そこから今は、自分の知らないタスクほど自分に任せてもらえるように、積極的に手を挙げて拾うようにしています。そうやって自分の強みとなる分野を作って増やし、深堀りしていきたいと思っています。

ーこれからチャレンジしたいことは何ですか?

月1回は本を読もうとトライしています。

最近部署で、LT会(ライトニングトークの略)なるものを始めていて。自分が読んだ本をゆるりと就業時間後にみんなでシェアすることをしているんです。皆さん技術本が大半なのですが、読む本に制限はないし、どんな事をシェアするかも自由なので、人によって選ぶ本やシェアするポイントが全く異なるんです。先輩・後輩の人となりや思考が分かり、とても面白くて。そんな場があるので、本を読むのが得意じゃない私も、周りの先輩に影響を受けやってみようと思っています。

あとは、もっともっとコードを書くことです。(大々的に言うと当たり前だとツッコミが入るので小さく言っておきます)

ビジネス視点が早い段階で身につく

ーIMはどんな人が多いですか?

本当に優しい人しかいないと思います。

質問に対して、何でそんなことも分からないの?といわれる会社もあると思うのですが、当社ではまずないです。日頃から質問をした人のレベルに合わせて教えてくれますし、何よりも分からないことを聞くのはいいことだ、という価値観がベースにあるので、安心して聞ける環境がありますね。

現在MGRの新家さんと週1回ペースで1on1をしているのですが、毎週月曜日にやっているそのMTGがとても楽しみなんです。月曜日は週初めなので、普通なら少し憂鬱ですが、そのMTGをモチベーションに頑張ろうと思えるくらいです。おそらくMGRはモチベを上げようと話して下さっているんだなと気付きつつ、まんまと策略にはまっています笑

ー入社前と入社後で、何かギャップに感じたことがあれば教えてください

まず入社後に思ったのは、上の立場の人ほど働いている、ということです。

代表の簗島さんもそうですが、CTOの木村さんはいつ寝てるの?と思うほど常に仕事をしているイメージです笑。 あとは、思ったよりも仕事を任される環境だと思いました。

入社前の会社説明会では、「裁量がある」「自分次第でチャレンジができる環境」とは聞いていましたが、実際にどのくらい任されるのか?については私自身も全然イメージが出来ていなくて。実際に入社後半年のタイミングで、ライブラリのアップデートを一人で任された時は、「え?私がこれ一人でやるの?まあまあ大きいシステムだよね??」と少し驚いていました笑。

今思えば100%無理な仕事ではなかったので、私に次どのようなミッションを与えれば成長できそうか?という視点で考えながら仕事を振って下さっているんだなと思っています。

ー新卒で当社に入社する魅力はどんなところにあると思いますか?

ビジネスにおける視座を早い段階で身に着けられるところでしょうか。

大企業だと、新人社員はまず仕様書通りにつくる、がスタンダードな中で、IMでは仕様も自分で考えて実装していくことも多いんです。その過程において、運用・保守のことを考えて読みやすいコードにしたり、素早く異変に気づいて対応できるようにアラートの出し方を考えたり、開発コストにいくらかかりそうか?コスパがいい方法は何か?を考えることが日常になっています。

そういった細かいビジネスプロセスにおける確認や意思決定を繰り返しながら、当事者としてメインで取り組むことで、自然とビジネス視点が身につく環境があると思います。

あとは、新しい技術を勉強して日々取り入れつつ、効率的にできないか?自動化できないか?などを考え工夫する文化があるので、新卒1年目でも関係なく、工夫できる余地があるのが面白いですね。クラウドサービスをよく使ってるので、AWS、GCP等に詳しくなれます。

エンジニアとしては、何よりメンバーの技術力が高いところも魅力です。CTOの木村さんを筆頭に、様々な分野での強みを持ったエンジニアが周りにいて、近い距離で一緒にモノづくりができるのは、多くを早く学びたい人にとっては魅力的な環境じゃないかなと思います。


楽しそうに仕事をする人と働きたい

ー小原さん自身は、どういう人と働きたいですか?

優しい人がいいです。あとは、楽しそうに仕事をする人がいいですね。

自分の成長や学びにポジティブで、この機能ってこう使えるんだ!楽しい!と楽しそうに仕事をする人を見ると、私も楽しくなります。そういう人は周りにいい影響を与えてくれると思うので、是非一緒に働きたいなと思います。

逆に、コミュニケーションを取るのが嫌いな人はあまり向いていないかもしれません。なんだかんだ人と関わることが好きな社員が多いので、自分の世界に入りすぎてしまう人はどんなに優秀でスキルがあっても、合わないのかなと思います。

ー最後に、現在・これから活動をする就活生の方にアドバイスをお願いいたします!

ベーシックなのですが、就活は本当にお見合いだと思うんです。選考に落ちたとして、それは落ちた自分がダメなのではなく、本当に単に合わなかっただけ。落ちるとその時は何で?って思って、自分を否定したくなることもあると思いますが、その時間がもったいないです。さくっと切り替えて、自分に合った会社を探す時間にあててほしいなと思います。

ー自分に合う会社かどうか、どうやって判断しましたか?

私の場合は社員と話す、会社を見に行く、社長と話すことで判断しました。

ある会社に訪問した際、挨拶を返してくれなくて。即選考を受けるの辞めました笑。社長と面談をして頂いた時に、ちょっと圧が強いなー・・と思ったらその企業の優先度を下げたりもしていましたね。あとは、理念が具体的か。どこに向かっているのか分からない会社で頑張れないなと思っていたので・・・。一緒に働く社員がどんな意識を持って働いているのか?についても大事なので、社員面談の場で、たくさん質問をしていました。

就活は自分に合った会社を見つける活動だと思います。がんばってください!


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