はじめまして。株式会社インサイトの採用広報担当です。
今回は、今日11月1日に弊社代表に就任した紺野俊介のストーリーをお届けします。
今回は、↓ の3つのテーマで語ってもらいました。
・インサイトで働く魅力
・新たな仲間に求める人物像
・現時点でインサイトにジョインする利点
デジタルマーケティング企業を上場させ、リーディングカンパニーに育てあげた実績、大きなグループ企業の副社長を務めた経験を活かして、インサイトグループをどのように成長させていくかをうかがうことのできる記事となっています。ぜひご覧ください。
紺野 俊介 プロフィール
1975年、千葉県生まれ。横浜市立大学卒業後、EDS Japan(現日本ヒューレット・パッカード)を経て、2003年に株式会社アイレップに入社。2006年、同社上場後、2009年に同社代表取締役社長に就任。その後、2018年に楽天グループ株式会社へ入社、同社執行役員、楽天データマーケティング(株)、リンクシェア・ジャパン(株) 代表取締役社長を歴任。 2023年7月に(株)NTNLを創業し、複数企業の社外取締役、アドバイザーを務める。現在、2023年11月、(株)インサイトおよび(株)インサイトホールディングスの代表取締役社長に就任。
インサイトグループ最大の魅力は “多角化”
『インサイト』という社名には、“物事の本質を見抜く力”という意味が込められています。顧客だけでなくユーザーにも満足していただき、さらにメディアでも協力関係を築いていきたい。その思いで、顧客との繋がりを広げ、規模を拡大していくことを大切にしています。
インサイトの特徴に「多角化」というキーワードがありますが、私たちは単なる広告代理店ではない点が魅力です。
インサイトは実際に、BtoC領域の展開や雑誌の出版、様々な出資先との連携をし、自分自身がファーストパーティのIPを持って事業化しています。広告代理業だけでなく、多角的な事業展開をしていること自体が、いわゆる大手の代理事業者との違いですね。
また、インサイトは上場企業同様の事業展開が可能ですが、オーナー企業であるが故にスピード感のある意思決定ができるのも魅力の1つです。私が目指すのは、「永遠に出来上がってない組織のまま、チャレンジし続ける会社」。上場により硬直化が進むことは私自身深く理解していますので、その経験を活かした上で事業拡大をし、そして現在行っている事業をさらに成長させたいと考えています。
目標は取扱高を1,000億円にし、複合的な事業展開をすること
できるだけ短い期間で、取扱高を1000億円にすることを目指します。
上場を目指すのではなく「人」にテーマを当て、人と人を繋げたり、育成に力を入れたりなど、人が起点となるビジネスを作り、規模を拡大していきたいですね。そこで得た収益を投資に回し、さらなる多角化や事業成長をし続けるサイクルを作っていきます。
マーケティングの観点では、単純な代理業としてではなく、現代に合ったデータの取り扱いをベースに、マイクロサイズではありつつもコングロマリット(業種が異なる事業の集合から形成された複合企業)を実現したいです。
実はインターネット広告は、「ユーザーのタッチポイントの量」と「価値を高めるためのデータの品質」により、規模と価値が決まるビジネスなんです。そのため広告代理業は、両者ともクライアント側に依存する場合がほとんど。
しかしインサイトは、前述の通りBtoC事業や投資事業など、様々な事業会社との取引をさせていただいております。このように複合的な事業を展開しているため、クライアントに依存せず、インサイトが目指す「コングロマリット」を実現できるでしょう。
紺野俊介が代表であることの強み
私はデジタルマーケティング業界で、プロ経営者として稀な経歴を持っています。重要な3点を挙げると以下のとおりです。
1.「株式会社アイレップ」という従業員が約10人の会社をホールディングスカンパニーとして3,000人の規模に成長させ、上場させた経験から、規模拡大の実績があるということ。
2.日本の総合広告代理店である「博報堂DYグループ」としての経営経験から、広告業界全体のビジネスモデルを理解し、大規模なグループ経営を知っていること。
3.楽天グループという日本最大級のコングロマリットカンパニーで、マーケティングサービス全体の責任者をしており、世界水準での経営実績があること。楽天グループでは広告だけではなく、アフィリエイトやリサーチ、データビジネス、メディア事業全般の責任者でしたので、単一事業ではなく複合的な事業によってビジネスを拡大した実績もつんでいます。
規模が小さな会社から大きな会社まで経験し、多くの実績を積んできました。この経験をインサイトにフル活用することで、“いいとこ取り”ができる会社になると考えています。
経営経験から学んだ “課題解決力” でインサイトを活性化する
どの企業も、成長する過程で課題は必ず発生します。一般的には、従業員が100人で村になり、1000人で町になり、そして1万人で市になると言われています。従業員数が増えるにつれ、公害や交通事故が起こるようなものです。
その際、多くの企業は成長過程を経験してきたわけではないので、手探りで対処法を見つけていくでしょう。しかし私は、企業の成長過程における対処を過去に何度か経験しているので、これから起こり得る課題や問題について大体予測がつくんです。
問題に対して先回りすることで、普通は5年かかることを3年で達成し、3年かかることを1年で達成できると考えています。避けられない課題もある中で、いかに早く解決していくかが企業の成長には重要であり、そのスピードを持った解決に必要な「経験」を持っているということができます。
“上場企業” ではないからこその、楽しさやチャンス
インサイトは、上場企業ではありません。大手採用メディアには「上場企業」というチェックボックスがありますが、多くの方が上場企業に入社する理由を考えていないのではないでしょうか。
インサイトは、「経営」と「所有」が明確に一致しているオーナー企業として、いかに早く意思決定できるかをキーとしています。現在インサイトがこの規模でこれだけの多角化ができているのは「上場企業でなくても、様々な分野に進出できること」の証明でもあります。小さな企業では創業事業に集中することになり他の事業に展開していくことは難しいでしょうし、上場して資金を集めても株主との調整からダイナミックな展開は困難です。また、大きな企業になればなるほど「硬直化」が起こりやすく、新しいことに取り組むことの障害が大きくなるのはよく言われることです。
このように、多くの企業で「若手でもチャレンジできる」と謳っていますが、実際にチャレンジできる可能性がどこでもあるわけではありません。インサイトは、この規模感で多角化しているファクトがあるだけでなく、プロ経営者がジョインしている。この事実に、チャンスがあると考えていただきたいですね。
インターネット、デジタルの領域の中で、本当に「新しいことにチャレンジできる」のがインサイトグループであり、そうした中で企業規模の拡大や事業多角化を経験できるのは、これから長いキャリアを築く中でも間違いなくコンピテンシーや強みになると思います。
新たな仲間に求める人物像
インサイトグループの事業は、クライアント、ユーザー等、常に相手がいる「お客様」ビジネスです。そういった「お客様」が本当に望むもの、価値を提供し、満足してもらうことが大切で、主体的にビジネスを推進することができる「相手を思いやれる人」を求めています。成長という観点においても、「自分の成長で留まる人」ではなく「自分の成長が誰かのためになる」ところに行き着く方の方が、モチベーションを高く維持でき、会社の姿勢にマッチすると思います。
私たちのあつかう「インターネット」も実は登場してまだ20年ですが、事業環境は日々変化しています。最近のキーワードでいくと「AI」がでてきていますが、こうしたテクノロジーに注目が集まる一方で、やはり「ひと」の価値がより求められるようになると感じています。テクノロジー自体は人によらないかもしれませんが、「ひと」はそうしたテクノロジーを「理解」し、テクノロジーのできないことを担っていったり、コミュニケーションを通じて「お客様」の求めることをとらえていくといった付加価値を生み出す鍵として重要な意味を持つと考えています。
AIでは実現できていない「シズル感」や「人間味」のような上流の世界観を持ち、「情理」や「クリエイティブ」というキーワードをイメージできる方も求めています。このような理念や会社の方針に共感していただける方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
新卒採用と中途採用を殊更に区分けしてはいません。評価制度も分かれていないので、適切に一人ひとりを評価できる会社でありたいと考えていますが、人生で初めての経験というのは記憶に残りやすいはずです。例えば「初恋」や「初めて行った場所」などもそうですが、「初めて就職した会社」への思いは強いのではないでしょうか。その思いはご自身の中で大切にしていただき、その上でインサイトを選択をしていただけるのであれば嬉しいですね。
このタイミングでインサイトに入社する魅力
若手でも活躍できる機会を、適切に作っていける点が魅力です。
一定の規模でないとチャレンジできないこともありますが、規模が大きくなりすぎると硬直化する可能性もあります。しかし、インサイトは挑戦する環境が整っているサイズ感ですので、現在入社していただくのは非常に丁度いいタイミングです。
また、大規模組織でキャリアを積んだ経営者がいるからこそ、規模拡大の過程における硬直化の排除もできます。私は楽天グループの中でも多角的な事業を経営目線で管理していたので、組織を拡大化する中で、事業間の連携の仕方や、多職種の方が同じベクトルで働く環境も整えてきました。だからこそ、インサイトは通常よりも急激に成長できる企業になるでしょう。
そして、これからの過程で共に成長していける方を新たに迎え入れたいですね。会社でもしっかり活躍いただき、市場でも評価をされる人材を育てていきたいと思っています。現在はそれができる絶好のタイミングですので、興味を持たれた方はぜひ一緒に働きましょう。
まとめ
大企業での副社長としてのキャリアや、企業の規模拡大の実績がある紺野が、インサイトをどのように経営していくのかが伝わったのではないでしょうか。紺野は、今後以下のことを目指しています。
・多角的な事業を展開させ、取扱高を1,000億円にする
・インサイトを「永遠に出来上がってない組織のまま、チャレンジし続ける会社」にする
・お客様やコミュニケーションを大切にできる方・クリエイティブな思考がある方と一緒に働く
「いいとこ取りをしている会社で活躍したい」「組織拡大や多角的な事業に携わりたい」という方は、一度カジュアルにお話しませんか?
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