株式会社イノベーション - INNOVATION
株式会社イノベーション(INNOVATION)の企業公式サイトです。会社概要やIR、採用情報、サービス情報を掲載しています。
https://www.innovation.co.jp/
春がやってきました。今年もイノベーションは新しい仲間を迎える準備をしています。
当社も新卒採用を始めて15年。改めて代表に新卒採用への思いを聞きました。
会社を選ぶポイントは、「経営理念に共感できるかどうか」です。これが一番大事と言って過言ではないです。
会社という組織では、必ずしもご自身の希望する職種やサービスに携われるとは限りません。ただ、経営理念さえ間違っていなければ、次のチャンスを待つ事もできますし、目の前の仕事にも納得感を持って取り組めると思います。将来の目指す方向が見えているからこそ、そのゴールから逆算して今の仕事、今のチーム、今の自分に改善や創意工夫、アイデアが生まれます。
私自身、これまで経営者として大きな選択をしなければいけない場面が何度もありました。悩みもとても多く決断に苦しみました。ですが、私には実現したい世界があり、そのミッションは必ず社会の役に立つという信念があるからこそ、諦めずに決断し、努力し成長することができました。
私自身、リクルートを辞めた時は、「起業する」と漠然と考えていたものの、事業内容は全く決めていませんでした。
退職するときにこれまでのキャリアを振り返り、起業領域を選定する4つの軸を定めました。
法人営業、特に新規開拓は好きでしたし、それなりに売れる自信がありました。これから伸びるであろう「インターネットで法人営業を支援するマーケティング」の事業をすると決めました。
テレマーケティング、リスティング事業を軸に会社が軌道に乗り、自社サービスの展開として、ITトレンド(メディア)、ListFinder (マーケティングツール)をもって、2016年にマザーズ(現:グロース)に上場しました。そして、2020年にはグループ経営体制に変更し、新たに金融領域の会社も立ち上げ、現在は子会社4社体制になりました。
▼出身の静岡県で「ベンチャースピリッツ日本一」の実現に向けてプロジェクトを立ち上げています。
私は、新卒で入社したリクルートでエンジニアとしての採用でしたが、最初の配属先は、まさかの営業!でした。当時の私にとって、営業という仕事は、「ノルマ、飛び込み、数字争い、人に嫌われる」というとても悪いイメージをもっていました。
自分に営業は向いていないと思い、毎日がとても辛く、入社して1カ月で鬱状態となりました。そんな私を見かねたのか、私は人事部に異動。理系学生の採用担当になりました。
当時はインターネットがない時代でしたので、毎日、学生リストを片手にひたすら電話をかけ、大学に出向いたり、学生と面談するなどとにかく量を増やそうと必死に頑張りました。その結果、5人の学生の採用目標を達成できました。そして、「情報の少ない相手の課題解決をしてリクルートに入社してもらうという採用の仕事は本質的に営業と同じではないか?」と感じ、営業という仕事に先入観をもっていたことに気づきました。
仕事の本質を正しく理解せず、少ない学生の情報とイメージで営業は「嫌だ」「向いていない」と決めつけていましたが、自分に向いているのか?興味をもてる仕事か?なんて、やってみないとわからないものです。
これから社会に出る学生の皆さんにも、仕事を先入観で判断しないでほしい。まずは与えられた仕事に一生懸命取り組んでほしい。目の前のことに全力を尽くせば、必ず道が開け自分の可能性も広がってくるものです。
面接では、「3年で辞めて起業したい」という本心は言いづらい、という話を聞きます。企業にとっては、育成した会社を担う人材が、3年で辞めてしまうことは受け入れ難いものです。
しかし、私は起業を通してたくさんの学びを得て、成長できたと痛感しています。皆さんにも起業にもチャレンジしてほしい。「自分のやりたいことを実現したい」「社会を変えたい」など、情熱のある方は、臆せずに「起業」に挑戦してほしい。とお伝えしたいです。
皆さんの思いやアイデアにより、新たな産業が社会に生まれ、それが新しい雇用に繋がり、経済が発展していきます。
私自身、学生時代に「3年で辞める」という条件で就活をしていましたし、起業を通じてたくさん成長させてもらったので、皆さんには起業を前提に、イノベーションを踏み台していただくのも大歓迎です。入社して経験を積んで起業し弊社が出資をする、という方法もあります。学生の皆さんには、起業を応援してくれる会社があることも知っておいてほしいです。
起業を考えている方は、気軽に私とディスカッションしましょう。