こんにちは!イノベーション23卒内定者の三浦です。
今回インタビューしたのは、新卒2年目エンジニアで昨年新人賞を獲得した市川さんです!
ビジネス書籍のエッセンスを動画で学べる動画プラットフォーム「bizplay」の開発を行っている市川さんに業務内容や、やりがい・苦労したこと、そして今後どのような挑戦を考えているのかインタビューしました。
<プロフィール>
株式会社イノベーション 21卒新卒入社
出身:三重
趣味:東京観光
学生時代は生物科学を専攻
自社サービスbizplayの開発業務に従事
ーイノベーションに入社した理由は何ですか?
まずはイノベーションの「働くを変える」という理念に共感したことです。
学生時代、私自身働くことに対してネガティブなイメージを持っていました。しかし、バーテンダーのアルバイトをしてたときに出会ったお客さん達を見て、楽しく働いてる人は大学を卒業して就職したあとでも楽しくポジティブに生活しているのだなと感じました。
その経験から、人々の働くことに対するネガティブイメージを払拭したいと思ったのがきっかけです。
特に、イノベーションの「働くを変える」ために、まずは自分たちから変わる。という姿勢が感じられました。在宅勤務・時短勤務・フレックスタイムの導入など、従来の働き方にとらわれずに自らが「働くを変える」を体現している点に魅力に感じ入社を決断しました。
ーその中でもエンジニアで入社を決めた理由は何でしょうか?
「自分が作ったもので社会に貢献したい」という思いを実現するために最適な職種がエンジニアだと考えたからです。
学生時代は元々創薬に携わりたいと思っていました。しかし、薬の開発には10年、15年と長い期間がかかってしまいます。IT業界はよりスピード感を持って働けるので社会に価値提供できる時間が早く、それが自分の価値観とも合っており、ものづくりにも携われることからエンジニアという職種が自分に合っていると感じて決めました。
ー現在どんな業務をしているのか教えて下さい!
自社サービスbizplayの開発をしています。業務委託の方と私の合計3人の少数精鋭で、フロント・バックエンド両方を担当しています。(bizplayはこちらから)
イノベーションはこれまでBtoBのサービスをメインに扱ってきたので特性上、デザインなどフロント側の優先度が低くなりがちでした。
しかしBtoCサービスであるbizplayではユーザー画面からの見た目にこだわっています。フロントエンド・バックエンド両方を担当することは大変ですが、サービスの全体像を把握できるようになり、自身の成長を感じました。
メイン業務は開発ですがそれ以外にもビジネスサイドの方とともに追加機能のアイデア出しをすることもあります。
【bizplayの使用技術】
言語
HTML・CSS・JavaScript・TypeScript・PHP
フレームワーク
Nuxt.js・Laravel
ー市川さんは昨年の新人賞を受賞されてますよね!
新人賞を受賞できた理由はどんなところにあると思いますか?
2点あるかなと思います。
まず1つ目はエンジニアとしてのスキルを高める行動を周りを巻き込んで行ったことです。具体的には、サービスの仕様理解や技術力の向上をするために同期のエンジニアと勉強会 を開きました。業務を頑張るのはもちろんですが、勉強会を通じて同期とともにスキル向上を目指しました。
2つ目は、ユーザー視点を持って自分で考えながら開発の提案をすることを意識していたことです。
例えば、ビジネスサイドから依頼された追加機能の提案に対し、言われたとおりに開発をすすめるだけではなく、自分でデータ分析などを行った上でエンジニア側から提案することもあります。
言われたものを作るだけでなく、ユーザー視点から物事を考え他部署と連携しつつより良いサービスを作っていきました。
最初から新人賞を狙っていたわけではありませんが、結果的に主にこの2点を評価していただいて受賞できたのかなと思います。
入社当初は、エンジニアにとって開発スキルこそが何よりもが大事だと思っていました。しかし上司を見て、開発スキルも大事だが人間性やコミュニケーション力も大事だということに気づきました。
ビジネスサイドから開発の依頼を受ける時、その依頼の内容にビジネスサイドと開発サイドで認識の齟齬が起きないように依頼の内容を具体的に定義し、質問と提案を繰り返して、本当に作りたいものはなにか・ユーザーに届けるべき価値は何かをはっきりさせて仕事を進めていきました。
これがお互いが認識を合わせ、より良いアイデアを創出するためのコミュニケーション力の必要性を再認識できた出来事でした。
ー技術力だけではなく、自分で考えながら開発していったことが受賞の秘訣だったのですね!
次に、業務を通じて、やりがいを感じたことを教えて下さい!
主に3点あります
1つ目は、自分の作ったものが人に使ってもらえることです。ユーザー画面や管理画面・新しく実装した機能など社内外の人たちに自分の作ったものを使ってもらって、誰かの役に立っていると実感したときです。
2つ目は、わからなかったこと・できなかったことができるようになって自分の成長を感じた時です。開発業務の中で、全くわからないこと・できないことが出てきます。その時に調べるなどして理解し、理解したことを応用して、わからないことができるようになったときに自分の成長を感じるのでその瞬間にやりがいがありますね。
3つ目は、どんなふうにしたら使いやすいか考えて開発できることです。bizplayは良くも悪くも仕様や機能の細かい指定がありません。なので自分で考えたことを形にしやすく、自由度が高いためやりがいを感じやすいです。
事業部からの依頼のとおりに開発をしなければならず、自分のアイデアを出す機会のない社内受託感の強い組織もあるようですが、イノベーションでは自ら考えたものを形にする経験が積めます。
ー苦労した経験はありますか?
はい、2点あります。今も苦戦しながら日々仕事をしています。
1つ目は、「良いコード」を書くことです。自社サービスを作っていくにあたり、今後の開発・運用のために他の人が見てわかりやすいと思えるコードを書いていかなければいけません。
現在は1人である程度のサービスを作れるようにはなりましたがベテランエンジニアの方と比べると、まだまだ「良いコード」を書く力を磨いていく必要があるなと思います。
2つ目は、サービスの仕様をしっかり理解することです。規模の小さいサービスであっても中身は意外と複雑であることが多いです。すでに実装されている各機能がどういった背景から機能追加されたのか、これから追加実装される機能がどんな理由で必要になったのか、ただ単に実装するだけでなくその裏にある理由や背景まで理解しなければいけません。
ーでは、イノベーションの選考を控える学生の皆さんに向けて
学生時代のこの経験が仕事で役に立った! ということがあれば教えて下さい
学生時代に身に着けた英語力は今でも役に立っています。学生時代にオーストラリアのシドニーへ語学留学に行っていたので、そこで英語ができるようになりました。
エンジニアが技術関連のことを調べようと思った時、英語の文献が多いのですが、英語の文献に対して抵抗なく情報収集することができました。日本語文献だけではなくより広くの情報にアクセスできるようになりました。
あとは卒業研究をちゃんとやってよかったなと感じています。
卒業研究の流れって大まかに「研究計画を立てる→リサーチ→仮説→証明実験→仮説の検証」を繰り返していって、研究をしていくものだと思います。
仕事でもこのようにPDCAサイクルを回しながら進めていくので、それに似た体験を卒業研究で体感することができたのも良かったです。
ー最後に、今後の目標や挑戦したいことを教えて下さい!
まずはエンジニアとして技術力の向上を目指して、将来はマネジメントや人材育成にも関わっていきたいです!
そして、0から自分のサービスを作ってみたいです。入社して2年の間で会社の業務を一通りできるようになってきて多少実力もついてきたので、これからは自分でサービスを立ち上げることにも挑戦してみたいです!
株式会社イノベーションでは一緒に働く仲間を募集しています