ラグビーからビジネスへ。元ラガーマンエンジニアが語る、ベンチャーだからこそ得られる経験とは？

イングリウッド人事部の篠原です。活躍社員にイングリウッドの魅力や仕事のやりがいについてインタビューする本シリーズ。今回は中途入社の梅本さんにお話を聞きました。自称”体育会エンジニア”の梅本さん。ベンチャー企業のエンジニアとして働く上での魅力ややりがい、将来について語ってもらいました。

梅本稜さんプロフィール

AI戦略事業本部研究・開発事業部ディベロップメントチームマネージャー
22年中途入社。大学は商学部だったが、中高生のころに授業でサイト制作をやったことでプログラミングに興味を持ち、大学2年生の時に独学で勉強を始める。よりエンジニアとしてのスキルを身に着けたいと思い、インターンとして入社した会社でエンジニアとしてのキャリアをスタート。よりビジネスの知見を持ちたいと思い転職先を探していた中でイングリウッドと出会い転職を決意。現在は現場から上がってきた課題を開発という手段で解決している。

小学生時代からラグビーに全力投球

――まず、自己紹介をお願いします。

”体育会系エンジニア”を自負しています。小学3年生でラグビーをはじめ、学生時代はラグビーに打ち込んでいました。大学時代には中学生のラグビーコーチもしていました。エンジニアは室内でPCに向き合っているイメージの方が多いかもしれませんが、体を動かすのは好きですね。

――社会人になってからのキャリアを教えてください。

新卒では、大学生の頃にインターンをしていた会社にそのまま社員として入社しました。独学で学んだプログラミングスキルを活かしてエンジニアとして働きました。

その後、金属加工のDXを推進する会社に転職したのちに、イングリウッドに2022年に入社をしました。1社目の上司からイングリウッドを紹介され、その後中途採用面接を受けることになりました。実は、ライブ配信企業も受けていたのですが、CTOの大森と話した際に「こんなに数字に強いエンジニアはいない」と思ったんです。自分はエンジニアとして開発をしたものがPLにどう影響するのかを把握し、数字の管理まで経験をしたいという思いが強く、それが叶うイングリウッドを選びました。

――イングリウッドで担当している仕事について教えてください。

SaaS開発を1年間担当し、ETL（他のサービスから自動でデータを取る処理）を管理していました。具体的にはデータ量が多すぎて扱えない状態だったものをシステムに移行して扱いやすくする作業などを行いました。

現在は、社内の要望を聞いて解決する業務がメインです。ものすごく簡単に言うとExcelの再現のようなもので、Excelで簡単に作ったものを参考にして運用するためにシステムに落とし込んでいます。

――大手企業のエンジニアリング部門と比べて、イングリウッドの業務についてはどう思いますか？

エンジニアには技術的に成長したい人が多い半面、技術の話がメインに偏ってしまいがちだと感じています。私は技術はもちろんのこと、ビジネス側への関心が強いので、開発だけの業務とは比較する際の軸が異なるかもしれません。

開発はあくまで手段。ビジネスを伸ばすエンジニアでありたい

――ビジネス側に興味があるとのことですが、理由を教えてください。

いくら速くコードを書いてリリースできても、事業として数字が伸びなければ意味がないと考えているからです。サービスを成長させるためには技術だけではどうにもなりません。誰に何を届けるかが大切ですが、あくまで技術は手段であり、ビジネス的な知識がないと実現できないことがたくさんあります。

――イングリウッドで変えたいシステムはありますか？

イングリウッドは事業領域が多いのでいい意味でも悪い意味でも課題がたくさんあります。例えば在庫管理システム一つとっても、どのようにデータを取得していて、どのように分析を行う必要があるのかを現場と一緒になって描きながら、さらに効率よく使えるものを作りたいです。

――現場から相談されることも多いと思うのですが、エンジニア側から「こういうことやりましょう」と提案することはありますか？

あります。「こういうシステムが欲しい」と現場から言われたときに、「そもそもその定義は、どういうものですか？」という要件定義のところからヒアリングをして、一緒に情報整理・優先順位付けなどをしていくこともあります。

将来はCTOに！一生かけてもいいと思えることに出会いたい

――どんなエンジニアに入社してほしいですか？

非エンジニアとコミュニケーションを取ることに対して共感してくれる人がいいですね。イングリウッドは事業領域が広い分、小さなアプリケーションがたくさん存在している環境です。一般的に技術力は一つのことに長く関わることで身につく側面もありますが、イングリウッドでは技術の向上よりも、ビジネスそのものに興味がある人に向いている環境だと思いますね。