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なにをやっているのか

ロンドンのチームと連携して仕事しています
InfluenceMap東京オフィス
気候変動やエネルギー政策に関するデータドリブンな分析を投資家、企業、メディア等にオープンソースで提供しています。 ① InfluenceMapのコアプログラムでは気候変動・エネルギー政策に対する企業界の働きかけ(ロビー活動)を分析しています。本データは、これまでクライメート・アクション100+(CA100+)プロセスをはじめとする世界各国の投資家や、グローバルメディア、NGO等に幅広く活用されてきました。 https://influencemap.org/ ② ジャパン・エネルギー・トランジション・イニシアチブ(JETI)の事務局を担当。JETIは、国内外のパートナーの協力のもと、エネルギー転換に関する最先端の課題をテーマとした情報発信を行い、各界における脱炭素化戦略の具体化と実践および各界リーダーの連携を促進していくことを目的としています。最近は国内外のエキスパートを招いてウェビナーを開催しています。 https://jeti.eco/JP/index.html ③ InfluenceMapが運用するプラットフォームFinanceMapは、気候変動の視点から金融界の動向を、客観的かつデータに基づく分析で評価しています。 https://financemap.org/

なぜやるのか

InfluenceMapの調査はこれまで1,500以上のメディアに取り上げられました
ロビー活動による政策への影響(フットプリント)は、企業個別の排出削減の取り組みよりはるかに大きい
パリ協定と整合した金融界や政府の気候変動対応を促すことがInfluenceMapのミッションです。 グローバルな機関投資家の気候変動に関する企業情報へのニーズが高まっています。InfluenceMapは運用資産額55兆ドルのクライメート・アクション100+(CA100+)プロセスの公式データプロバイダーを務めています。 企業・業界団体のロビー活動による政策の左右は、企業個々のスコープ1、2、3で測られる排出量(カーボン・フットプリント)よりも恐らく影響が大きいと考えられます。各国ではこれまで、ロビー活動によって気候変動政策の策定や強化が妨げられてきました。InfluenceMapは本分野のパイオニアとして、企業界による政策への影響をデータで客観的に示すことができました。

どうやっているのか

ロビー活動の分析においてInfluenceMapは公開情報を収集しています。情報源の例として、企業のウェブサイトやAnnual Report、政府委員会など行政のデータ、会長会見等を見ています。水面下のやり取り(非公式な会食など)は拾えないですが、公開情報だけでも企業の立ち位置を十分に見出せると考えています
エビデンスデータは一つ、一つアナリストが集めてデータベースに記入しています。
InfluenceMapの調査は一般入手できるデータに基づいています。リサーチはInfluenceMapのアナリストチームがInfluenceMap独自の方法論に基づいて行っています。