デザインする時に僕がまず考えるコト。大切なのは「主観からの離脱」。

何気なくもらった新発売スイーツのパッケージ。
「参考にすべきデザインが、実にいっぱいです。」

そう語るのは、INFACTデザイナー・波塚氏。
今回は、ウェブサイトのバナーデザインからランディングページ、さらにはチラシ・イラストなど多岐に渡ってデザインを手がける彼に、デザイナーとしての働き方や心得について聞いた。

プロフィール

波塚浩平
デザイナー。東京Office勤務。INFACT各拠点のデザインを担当。
入社後1年間は、デザインからコーディング、チラシまでマルチな制作を経験。社内体制が変わってからは、WEB制作をメインにホームページ・LP・ECサイトなど多岐にわたる案件を手がける。
デザインされたものや制作物などのクリエイティビティに溢れたものを好み、最近はコンセプト設計やブランディングなど、デザイン思考の変化に興味を抱いている。

デザイナーの主観だけで成り立つデザインは作らない

普段仕事において、どのようなことを心がけているのですか？

波塚：
「デザイナー主観の”イケてる”デザインがお客様のニーズに最適でふさわしいかと聞かれたら、決してそうではありません。自分が得意とするデザインや兼ね備えている感覚を活かしながら、お客様の課題を解決すること第一にデザインを制作しています。」

それは素晴らしいですね！会社でデザインをするからこそ気づくことかもしれませんね。他にはどんなことを心がけているのですか？

波塚：
「そうですね、あと実務に関しては絶対に指示された以上のことをするぞ！と、常に半歩先を行くような気持ちで取り組んでいますよ。」

半歩先の行動が、想定を超えた働きを生み出す

『半歩先』！まさに「先んずれば人を制す」ですね。

波塚：
「そうですね、特に有利な立ちたいと思っているわけではないのですが、受けた指示に対し半歩先を行くような姿勢で汲み取っていこう、と心がけています。」

なるほどですね。デザイナーとしての誇りがひしひしと感じられます！

波塚：
「そうですね、常に指示に忠実でいるのではなく、時には汲み取った上でデザイナー目線でしかわからないことを自信を持って提案することが、仕事を進める上で大切なのではないかと考えています。」

身の回りのもの全てがインスピレーション

普段デザイナーさんは、どんなことからインスパイアされるのですか？

波塚：
「いつもの生活の中で”あっこれは便利だな”と思ったり、その逆の場面に出くわすこともあります。それだけでインスピレーションになっているのですが、僕はなんせ”半歩先”を常日頃から心がけていますので(笑)、そのような時にこうしたらもっと面白く、もしくは分かりやすくなるのでは？などの客観的な意識を持つようにしています。実際にそうすることで、自分がデザイン制作をする際に多数の視点を持ちながら、進めることができるようになりました。」

多数の視点を持つことは、簡単なようでなかなか難しかったりしますよね。それを常に意識されているのは、尊敬します。

波塚：
「あとは、素敵にブランディングされた商品のパッケージや、パンフレッドなどは必ず持ち帰っています。そしてそれらを家でストックし、後で見返すことができるようにしています！」

"こだわりだらけ"のデザイナーチームを創りたい

今後、デザイナー仲間を集めていきたいと伺ったのですが、どんな方と働きたいですか？

波塚：
「はい、ただいま絶賛募集中です！笑僕はWEBデザインだけでなく、グラフィック、UI/UX、イラスト等々のデザインに関わる全てが好きです。そのため、これから色々なことに挑戦していきたい人とはフィーリングが合いそうだな、と感じています。デザインをフラットな関係で一緒に突き詰めていけるような人と仕事ができたら最高ですね！」