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What indent ? vol.2 ーindentが描く未来ー

こんにちは。株式会社indent 採用担当です。

株式会社indentは小説や漫画、脚本、ゲームシナリオなど、原作の執筆をサポートするプロダクトを開発している会社です。作家専用の執筆ツール「Nola - ノラ -」を中心に、ユーザーに愛されるプロダクトがどのように生まれたのか。前回(vol.1)に引き続き、代表の釜形さんにindentについて、特に会社メンバーの特徴や会社の設立、会社としての未来について伺いました。

目次

1. Nolaを作るチームindent ②
2. 会社設立 / スピードと勢い
3. これからのindent

1. Nolaを作るチーム indent ②

ー前回に引き続き、indentについてお話をお願いします。現状はどのようなチーム編成で、どんなメンバーが集まっているのでしょうか

 創作環境に紐づくITサービス (Webサービスやアプリサービス) の企画開発チームと、作家さんと一緒に作品を作る編集制作チームで分かれています。開発チームはNolaを中心としたサービスの企画・開発・運営を行うメンバーがいて、編集制作チームは出版事業の中でも編集制作を行うメンバーの総勢10名です。
 メンバーの共通点としては、自分の好きな作品を持っている人は多いです。あとは、どのポジションであっても作り手に向き合っていることでしょうか。Webサービスの開発をするメンバーは、特に作家さんにとって ”より良いサービスにするにはどうすればよいか” を考えていますし、編集・制作チームのメンバーは小説家さんや漫画家さんと一緒に "良い作品を作るにはどうすればよいか" を考えてます。全員が、作家さんのことを考えていて、より快適な創作環境を作ることや、作家さんがデビューする場所を作ることに向き合っています。

2. 会社設立 / スピードと勢い

ー素敵なメンバーが働いているindentですが、会社設立からどのようにメンバーを増やしていったのか
教えてください

 はい。最初立ち上げたときは自分と春藤さんの2人で登記をしました。ただその時は基本、自分1人がフルタイムで働く形からスタートしましたね。その後、半年くらいたったタイミングで下宮くんを誘いに行きました。今でも覚えてますが、ランチを食べながら伝えました。ひどく緊張して、indentの社員になってほしいとオファーしました。下宮くんにやりたいことがあるのも知っていたので、そのときは「考える」との回答でした。結果として後日「一緒にやろう」と答えてくれました。同じタイミングで井村くんにも話をしていて、そこから自分含めて3人になりました。
 今も思うのですが、普通に考えて大きな決断だったと思います。当時からみんなとものづくりを続けられていることに感謝してます。会社を立ち上げたときは当時のみんなで少しずつお金を出し合って100万円の資本金を集めましたが、Nolaに課金機能があったわけでもない状態で決断してくれて。なので最初は自分が外の仕事をして稼ぎながら、そのお金でみんなで開発する、そういう状態でした。

ー立上げ時期であっても、みんなで乗り越えている感覚が伝わってきました。会社にして良かったことはありますか

 主に2つあります。1つ目はサービス開発のスピードです。会社設立当初は、それまでと変わらずみんな会社勤めを続けていたので、みんなの仕事が終わった後にチームとして動き始めてる流れでした。活動時間は夜がほとんどでしたね。ただそのあと3人になってからは、サービスの開発をどんどん進められるようになって。作家さんからお問い合わせいただいたものをスピード感もって対応できるようになったことが、本当に良かったなと思います。
 それまでは作る機能を決めてから出せるまで、1ヶ月かかることもありました。特段焦燥感があったわけではないですが、そのときのスピードと比べると大きく違いますね。今でも会社にして3人になったときのスピード感は変わらずに、開発に取り組んでいます。それはユーザーのために早く機能を届けたいという、indentの文化にも紐づいていて。会社になったことで加速したという点が良いことだなって思います。
 2つ目は会社にしたことで、個人でやっていた頃にはできなかった新しい取組みに挑戦出来ています。例えば、TSUTAYAさん(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社様、以下略)とやらせていただいた次世代作家文芸賞など、indentだけではできなかったことを、他社と協力することで実現できるようになりました。作家さんのデビューに繋がったり、本を好きな人たちがTSUTAYAさんへ行く機会が増える施策となったことが嬉しい限りです。

ーもともと会社を立上げるときから、他社と協力していく構想があったのですか

 構想があったわけではないですが、やはりこうした取り組み、広がりを作れたのはTSUTAYAさんとの取り組みが一番大きかったです。きっかけになったのは、indentメンバーの佐立くんです。佐立くんからカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に勤めている知人を紹介してもらったのがきっかけです。紹介してもらった彼はノベル系のサービスに興味を持っていたので、indentが提供できることと、TSUTAYAさんの得意なところを活かして新しいことができないかを自然と話し始めて。企画案を詰めていきました。”賞をとった人がTSUTAYAさんの全店舗で売り出されて、新人の方の背中を押せる場所を作る、そのためのコンテストを行う” という企画案をカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社様へ持ち込みました。
 なぜかあのとき、「なんとかなる」と思っていましたね。今思うと自分たちは無名で、設立も若い会社だったのに、とても偉い方が会議に参加してくれたのは不思議ですね。実現まで時間はかかりましたが、自分たちのやりたいことに対して「やってみようか」と言ってくださり、実現に至ったことが、一番最初の取り組みとしてとても大きなものになってます。しっかり自分たちがやろうと思ってることを伝えることができれば、やれることが広がっていくんだなって実感できた瞬間だったと思います。

3. これからのindent

ー新しい取り組みが実現したことによって、ユーザーのためにできることが広がったと思いますが、
改めてこれからのindentを教えてください

 自分としてはずっと変えたいことがあります。それは作家さんが十分な収入を得られる仕組みを作ることです。作家さんが作品を書いて世の中に出して、それで食べていける世の中を実現したいです。
 自分はアニメや漫画も好きで、日本の作品が持つ力を信じています。その根底にある原作や物語には
大きな可能性があって、もっと世界に広がっていくと思います。その世界が広がることによって、作品を作る人たちにしっかりと還元できる仕組みがあれば、より沢山の作品が生まれる世の中になると思います。これまではNolaをより良いサービスにするために集中してきました。そのおかげでNolaの企画開発体制を整えることができたので、これからは作家さんに還元できる仕組みをどうやったら作れるか考えて形にしていきます。

ーイメージが湧いてきました。その未来をどのような方と一緒に実現したいと考えてますか

 物を作るのが好きな人や、何か作品を世の中に出すことに携わりたい人はとてもマッチすると思います。
求めるものは1個だけあって、人の価値観を尊重できる人です。人と一緒に物を作っていくことをindent
ではとても大切にしているので、チームで連携しながら、自分の得意なところを生かして、サービスや
書籍などを世の中に生み出していく。そしてその先にいる読者やサービスを使ってくれる人への還元も
考えながら働けるメンバーに来て欲しいです。

ーこれまでのインタビューでも一貫して伝えられている要素だと思います。最後になりますが、indentで働く魅力を教えてください

 indentのサービスは、利用者との距離がとても近いです。近すぎてその反応に一喜一憂してしまうのですが、自分たちが作ったものがリアルタイムに評価されます。
 大きい企業に勤めている場合、新機能を開発すると全体の一部に携わることが多くて、新機能全部を任される機会は少ないと思います。そういったところも全部1人で任されて、利用者からの反応もすぐ来ます。そこがとても面白いですね。”使ってくれる人たちのために”を実感できるのは本当に魅力です。

ー一定のメンタルの強さが求められますね

 そうですね…。そもそも私、メンタル弱いんですよね。レビューによっては「うっ…」ってなるときもありますけど、それが1人ではなく、チームメンバーと共有できて、「ここは改善しなきゃ駄目だね」と前向きにとらえられました。本当にチームに助けられています。
 私たちが考える未来のために一緒に考えて、走ってくれる方は是非コンタクトをとっていただけると嬉しいです。

ー会社立上げ後のエピソードから事業として今後どういった拡大を考えているかについてお話を伺いました。ユーザーのために、ユーザーの声をみんなで受け止め、みんなでサービスを成長させる流れはシンプルなようで難しいことだと思います。ユーザー、チーム、サービスを大切にするindentに興味を持った方はお気軽にエントリーお待ちしております。

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