福岡と京都から始まったalways LUNCHは、今では東京、大阪、神戸などの大都市圏にまで拡大している。2019年12月に公開した東京エリアの開拓に奔走したセールスチームの貫さんは、2019年10月に入社をし、その直後に東京でのセールスチームの組成と店舗開拓を牽引してきた。
彼と仕事をしたことがある人なら誰でもわかるであろう、真摯な対応、そして明るい人柄の彼へのインタビューを通して、普段私たちには見えない彼の素顔が見えてきた。
目次
- 先行きの見えない状況で気づいた自分自身の市場価値
- 挫折も成功も味わったリクルート時代
- 前例のない挑戦をする覚悟
- 原動力は「不安」
先行きの見えない状況で気づいた自分自身の市場価値
セールスとしてのキャリアがスタートしたのは、学生時代です。サークルの知り合いからの紹介で、フルコミット型のセールスとして働き始めました。学生ではあったんですが、同じ組織に社会人の方などもいて、扱いとしてはほとんど社会人でしたね(笑)
最初は初めての事ばかりで不安も大きかったんですが、意外と序盤から成績は悪くなく、どんどんのめり込んでいきました。ただ、働き始めて2年目のある日突然会社が解散になり、先行きが全く見えなくなったんですね。当時まだ22歳。もっと結果を出してやろうと思い始めていた矢先の出来事だったので、衝撃も大きかったんですが、会社が無くなった途端に何もできなくなった自分に対して大きな不安を感じました。自分自身の市場価値ということを強く意識し始めたのは、この経験がとても大きいです。
挫折も成功も味わったリクルート時代
その後、知人の事業を手伝ったりした後に、リクルートにセールスとして入社。勤務地は長野で、美容室の事業成功に向けて伴奏することが私のミッション。前の職場でも成果を出していたこともあり、セールスとして少し自信はあったのですが、入社して1年間全く結果が出せなかった。その頃の私は、相手に対して論理的にメリットを伝えれば買ってくれると思ってたんですが、現実はそうではなかった。「良いのはわかってる。ただ掲載はちょっと。。。」というお客様も多く、本当に苦労しました。
成果がなかなかでない状況を乗り越えるべく、成果を出している人たちのセールス方法を分析。その結果、成果を出している人は共通して「高い目標を達成するための明確なプランを提案している」ということが分かりました。今となっては当たり前のように感じますが、その当時の自分は全くできていなかった。それに気づいてから、今まで以上にお客様に寄り添う姿勢を大事にした結果、成果を出すことができるようになりました。
セールスとしてのスキルをもっと向上させたいと思っていたタイミングで、本社から大阪支社への異動の通達。大阪には、大きな美容室グループがあり、一つの店舗の売上を向上させるだけでなく、グループ全体を見ながら、どのようにして課題を解決していくのか。より経営に近い場所で仕事ができる面白さがありましたね。非常に難易度の高い仕事でしたが、同時にやりがいも大きく、担当していた企業様の創業35周年記念のタイミングで、グループ全店舗を自社媒体に掲載頂けた時は、1つの自信になりました。
前例のない挑戦をする覚悟
30歳を迎えて、改めて自分自身の市場価値について考えたんです。リクルートという企業の場合、本社で練り上げられた戦略や戦術を、各事業部や部署、そして個人が遂行していく。仕事のやりがいは感じられていたんですが、このままではより上層の戦略の部分を自分で考えられるまでには至らないなと。そこで、より小規模で事業全体を見渡しながら仕事ができる環境を求めて転職活動を開始。そこで出会ったのがイジゲンでした。
『サブスクでランチを楽しむ文化を作る』という、前例の無い挑戦をしようとしている点に惹かれました。どうせやるなら、これから拡大していくフェーズで自分自身の培ったスキルを活かしたいと思っていたんです。入社後から渋谷の店舗開拓に取り組みましたが、なかなか上手くいかずに苦労しましたね。たくさんの飲食店様や関係者の皆様のご協力もあって、なんとか12月に渋谷エリアを公開することができ、公開後から想像以上の反響を飲食店様やユーザーの方々から得られた時は、とても嬉しかったですね。
原動力は「不安」
よく、自信があるように見られるんですが、全くそんなことないです(笑)私の原動力になっているのはいつも「不安」です。不安だから、不安がなくなるように準備する、努力する。だから現状に満足するなんてありません。将来的に、どんな環境でも仕事ができるビジネスマンになるために、これからもさらに自分自身のスキル向上に努めていきたいと思っています。
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貫 翔太
2019年10月入社。東京オフィスにてセールスを担当。