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「自分の仕事をやるだけ」、入社6年目でメディアの柱を任されたエースのこれまで

この会社に入ったら、どんな経験ができるのだろう?どんなキャリアを描けるのだろう?気になる就活生の方も多いのでは。

山本さんは2016年にイードに新卒で入社後、チームの要としてイード全メディアのセールスを行い、MVPや社長賞など数々の社内賞を受賞。入社6年目でオートモーティブ事業部の部長に就任し、順調にキャリアアップしているように見えますが「1人ではなにも出来ない」と山本さんは言います。そんな山本さんに、自身のキャリアを作り上げた学生時代の原体験、働く上でどんなことを意識していたかを振り返ってもらいました。

ー山本さんの自己紹介をお願いします。

オートモーティブ事業部の山本ちひろです。2016年に新卒で入社後、メディア営業部という部署に所属しイード メディアの広告枠を横断的にセールスしていました。2017年から組織変更に伴いメディア営業が廃止、新設されたオートモーティブ事業部という自動車系のメディアを扱う部署の営業リーダーを任され、自身でクライアントや広告代理店に対して営業活動を行いつつ、メンバーの進捗管理も行っていました。この年は年間の売上・営業利益の目標を達成できて頑張った1年だったなぁと。

2018年からは戦略ビジネス推進部という、広告代理店に対してイードの全メディアをセールスする部署に配属になり、広告代理店の方とコミュニケーションを取りながらその先のクライアントの課題を解決する提案を行ってきました。

2021年の7月からオートモーティブ事業部の部長を任され、自動車ニュースメディア「レスポンス」、 ビジネス向け会員制ニュースメディア「mirai.Response」 、マイカー燃費管理サービス「e燃費」、カーオーディオニュースメディア「Push on! Mycar-life」の事業責任者として売上目標やコスト管理、新たなビジネスモデルの開発、それぞれのメディアをどう作っていくか…など、オートモーティブ事業部に関わる全てのことをメンバーと一緒に喧々諤々と議論しながら業務にあたっています。

イードが有するメディアの中でも最大規模のアクセス数かつ自動車業界への認知度も高い「レスポンス」


ーこれまでも営業リーダーや広告代理店担当としてチームの要となって活躍されてきたのですね。ちなみに、車はお好きなのですか?

う~ん…私、車に限らずなのですが、猛烈に好きなもの、というのがないんですよね。運転免許は持っていますが、運転は怖いですし…(笑)。ただ、ビジネスの仕組みを知ることは楽しくて、「自動車業界はこういうビジネスの構造になっているんだ」とか、「自動車業界にはこんなプレイヤーがいるんだ」とか…。そこに対してどうすればビジネスが成立するのか、どうすれば自動車業界に貢献できるのかを考えるのが楽しいですね。

オートモーティブ事業部のメンバーはもちろん自動車好きが多いので、そういったメンバーの熱量や知識にはいつもとても助けられています。

ー個人でなく、チームで戦っていると。今回の人事を聞いたときはいかがでしたか?

勘は鋭い方で「来るんじゃないかな?」という予感はありました。周囲の先輩の態度や発言で期待されているのを感じていたといいますか…今年の4月、メディア事業本部長の土本さんから「いま大丈夫?」と会議室に呼び出されまして。「来期からオートモーティブ事業部の部長を任せたい」と。断る理由もなかったので、「やってみます」と答えて、それですぐにそのお話は終わりました。土本さんも「お、ありがとう!」みたいな(笑)。

ー二人らしいと言えばらしいですが、めちゃくちゃあっさりしてますね(笑)。オートモーティブ事業部はイードの中で規模が大きく、目標数値も高い部署ですがプレッシャーはなかったでしょうか?

数字のプレッシャーはもちろんありますけど、「できるかな・・・」みたいなネガティブなものは感じていません。自分の仕事をやるだけだと思っています。自分やメンバーの考えうる最善の手を尽くして、それでダメならダメだと思いますし。

ーかっこいいっスね…山本さんがこの6年間で努力してきたことがあれば教えて下さい。

任された目標に対して、常にアクションを起こすことを意識していました。具体的には、「人を巻き込んで行動すること」、「人と話すこと」、この2点ですね。こういった立場を任されて、若手のメンバーからも「山本さんはすごい」って言われるんですが、今になっても1人で出来ることは全然なくて。

過去にMVPや社長賞など数々の社内賞を受賞した山本さん。「1人で出来ることはない」…謙虚の塊。


ー人を巻き込む、と一口に言っても結構難しいかなとも思うのですが、その際に気をつけていることはありますか?

例えば、一つ質問したいことがあったとして、「なぜその質問をするのか?」という背景や案件の概要まで含めて共有するようにしていました。質問を受けた側は、その意図までがわからないと回答できないことがありますよね。背景を知ってもらえることで責任を持って回答してもらえると思いますし、よりよいアイディアが出てくるという実感があります。自分が持つ情報をメンバーと共有することで、同じ責任感を持って動いてもらう、という感覚もありますね。

あとは一緒に働く仲間に対する想いやり…と言いますか、スムーズに仕事が進むように事前準備はしっかりしていますね。例えば、特集ページを作る提案をクライアントにしたとして、その際には事前にデザイナーに「今後こういう案件が入るかもしれない」と伝えるようにしています。実際に案件が始まったときに、心の準備が出来て快く対応してくれるのではないかな…と。

ー確かに、いきなり仕事を振られてもリソースが空いてなくて対応できないということはありますよね。山本さんは「チームで仕事をする」ことを意識されているのかなと感じました。

そうですね。先程も話しましたが、自分1人だと何も出来ません。自分が苦手なことは得意なメンバーに任せて、目標までの最短距離を一緒に走ることが成果に繋がると考えています。具体例で話してみると、企画の提案をクライアントにするとします。その時にやってしまいがちなのが「自分で企画を考えなきゃ…」って抱え込んでしまうこと。そうではなくて、知識や熱量のあるメンバーと一緒に考えたほうがよい企画が出来上がりますよね。人に頼って進めたほうがクオリティの高いアウトプットが出来るならそうするべきかなと。

ー目標達成のために最短距離を行く方法が「人を巻き込む」ことなんですね。その他に、意識されていたことはありますか?

目的と目標についてちゃんと考えるということでしょうか。会社に属して働く以上、その組織の成長が目的になります。その目的達成のための目標となるのが、自分の範囲で任された仕事。ですので、目標をアポイントの数や事業部のミッション達成と言ったふうに小さく捉えないようにしていました。イードの社員としての目的・目標は何か?そのために何をするのかは常に考えるように意識していましたね。

ー自部署の目標達成だけでなく、視座をあげて会社全体を考えながら行動していたと。素晴らしいです。振り返ってみて、自身が望むキャリアを歩けていますか?

実はキャリアについてはあまり考えたことはなくて…部長になった今もそれはないんです。でも、学生のころから変わらない考えはあって、自由に生きていたいとずっと思っています。自由の定義は人それぞれですが、私が考える自由は「自分で自分のことを決められること」

イードに入社してからはずっと自由を感じていますが、それは責任と表裏一体。自由に仕事ができるからこそ責任が発生し、その責任に伴った裁量権が与えられると思っています。今は仕事に関しての裁量権も広がって、いわゆる「ヒト・モノ・カネ」が自分の意志で動かせるようになりましたし、ありがたいことにお給料もあがってきて不自由なく働くことができています。

ー着実に歩まれてきていますね。6年目で部長に就任、という結果を生み出した「これだ!」というご自身の原体験があれば教えてください。

学生時代を振り返ってみると、やってみたいと思ったことは深く考えずにとりあえずやってみる、の精神で行動していました。未体験なことなのでもちろん勇気が必要なのですが、アクションを起こさないと何も始まりません。でも、やってみると「あ、こんなもんなんだ」と意外となんとかなるという経験が何度もあったので、それは今に活きていると思いますね。

もう一つは、いつもと違うコミュニティに飛び込んでみること。もともと一つのコミュニティにどっぷり浸かるのが好きではなかったので、同じ大学の学生がいない個人居酒屋でアルバイトをしたり、よさいこいの社会人チームに入ったり、海外旅行や留学に行ってみたり…そういえば、原宿でスカウトされてモデルウォーキングを習ったことがあるんですけど、そこでモデルを目指す人と話す機会があって。世の中にはこういう考え方をする人がいるんだ、と視野が広がりましたね。色んなことが許せるようになったというか、臨機応変な対応ができるようになりました。

ー多様な経験、人との出会いで今の山本さんがあるのですね。そんな山本さんが学生時代に戻れたらどんなことをしますか?

学生にしか出来ない遊びをしますね。オールでダベるとか…社会人になるとどうしても次の日を気にしてセーブして遊んでしまうので。他には旅行に行きたいな~とかでしょうか。

ーオール、もう何年もしてないですね…最後に、「こんな人ならイードに合う」という人物像があれば教えて下さい。

ピンチな状況であっても、自分のミッションを途中で投げ出さずにやりきれる人でしょうか。最後まで諦めずに、あらゆる手段を考えて行動するといいますか。もちろん、ビジネスに置いては結果が重視されますが、その過程でどういう手段を講じてきたかというのをちゃんとイードは見てくれている会社だと思います。

あとは、事実を事実として受け止められる人。例えば上司や先輩から注意やアドバイスをされた時に、その相手のことや言われた内容に関係なく、事実として自分の良いところも良くないところも受け止められる素直な人は成長も速いと思います。

ーありがとうございました!

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