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「偉そうで生意気なやつになろう」―入社4年目で営業の要、代理店担当責任者の仕事へのこだわりとは


2016年に新卒でイードに入社して以来、横断的にイードメディアの営業を担当してきた山本さん。日本最大級の自動車メディア「レスポンス」の営業リーダーも経験し、現在は広告代理店担当の責任者としてイードメディア全体の広告提案のほか、編集部と連携し企画立案やディレクションも手がけています。入社4年目にして営業の要を担う山本さんに、仕事へのこだわりを聞きました。

―本日はよろしくお願いします。いきなりですが、山本さんってどんな学生でしたか?むちゃくちゃストイックに仕事をする人っていうイメージがあるのですが、パーソナルな部分が気になります。

大学時代はよく一人でいましたね。友人がいないということではないのですが、もともとあまり人と群れるのが好きではなく、同じ環境(場所・人)に居続けると脱走したくなる衝動にかられてしまうので(皆さんもありませんかね...?)、サークルも他校とのインカレサークル(ダンスサークル、サッカーサークルのマネージャー)のほかによさこいの社会人チームに所属したり、アルバイトも他校の学生が多い場所を選んだり、出身地が同じ学生で構成される学生団体をつくったり、一人で海外に行ってみたりと、とにかく自分で決めて自分で行動していたなと思います。(単純に怖いもの知らずなだけだった気もします…。)

ーかなりアクティブな学生生活だったんですね。

大学生活を送る上で、とにかく大学生のうちにできること・やりたいことをすべてやりきると決めていたんです。大学受験で一浪しており、進学先も私立大学だったので、親が出してくれたお金と自分の時間を無駄にしてはいけないという思いを持っていました。私生活はさっき言った通りですが、勉学においても英語教員免許の取得や日本語教員養成課程の履修、短期ではありますが海外留学や海外インターンを経験できましたし、思いつくままにやりたいことをやれて、満足のいく学生生活だったと思っています。

―やり切ったといえる学生生活、すばらしいですね…。その後イードに入社して、現在は営業の要である広告代理店担当の責任者をされています。日々の業務で大切にしていることやこだわりがあれば教えてください。

シンプルに「とにかく精一杯やる」というのを大切にしています。性格的に熱血派ではないのですが、もともと言い訳や嘘が大嫌いで、負けず嫌いだったりもするので、目標達成に向けてやるべきこと・できることはとにかく全部やるように心がけています。全部やってうまくいったら最高、うまくいかなかったら仕方ない、と思います。

―「できることは全部やる」というのは学生時代から通ずるところがあるのですね。学生と社会人ってなんだか大きく隔たっている気がするものですが、山本さんは働くこと自体に不安はありませんでしたか?

前述した通り一所にとどまれない性格なので、「会社に所属して働く」ということ自体が自分に合っているのかわかりませんでした。ただ、入社1年目は毎日一生懸命でそんなこと考える間もなかったですね。2年目以降で転職を考えた時期もありましたが、決断の早い私がそうならなかったので、そういうことなのかなと。

―必ずしも出社しなくてOKだったり、自由度が高く裁量が大きいのもイードの特徴ですよね。「所属」というよりは会社というプラットフォームに人が集まっているというか…。ところで、今まで伺った限りだと、かなり割り切った姿勢で仕事に取り組まれているようにお見受けしますが、仕事で悩んだり迷ったりしたことってあるんですか?

1年目の時ですが、先輩方に私の態度や言葉遣いが「偉そう」「生意気」と言われたことですね。自分としては普通に接しているつもりでも、受け取る側が「偉そう」「生意気」と感じたのであればそれが真実なので、これはまずいなと思いました。1年目なんて仕事も満足にできないのに偉そうで生意気だなんて最悪です

―それは焦りますね…。何か対策されたんでしょうか?

考えてみれば、20年以上生きてきて今さら自分を変えるなんて無理だなと。なので、せめて仕事ができる偉そうで生意気なやつになろうと思いました(この時点で偉そうだし生意気ですが)。つまり、自分に与えられた目標達成のためにひたすら頑張ったんです。加えて日々先輩方が注意してくださることや、受け取る側の気持ちを意識することで、態度や言葉遣いもましになっていきましたね。

―開き直り具合が尋常じゃないですね。そしてそれを実行できるあたりがさすがです。そんな山本さんにとって、仕事ってどういう存在でしょうか?

暇つぶしです。イードが掲げる「仕事を人生最大の遊びに」という理念における「遊び」ですね。ついこの間、肺炎を患って1週間ほど入院したのですが、暇で暇で死にそうでした。そのくらい私の生活の一部になっていることがわかりました。

―ひ、暇つぶし!返答が斜め上過ぎてビビりましたが、それくらい仕事が中心なのですね。過去と現在のお話を伺ったので、未来についても聞かせてください。例えば、10年後は何をしていたいですか?

この手の質問がめちゃ苦手です。これまでの私の人生、その都度ベストな選択をしているので、〇年後の目標みたいなのは特にないんです。自分がした選択の結果10年後にしていることが私にとっては正解な気がします

―ベストの積み重ねがベストな結果…なるほどです。じゃあ、夢とかありますか?

最期まで後悔なく生きたいので、常に自分で考えて自分で決断して自分で行動していきたいと思います。

―決めたことを貫く山本さんらしい夢ですね。ありがとうございました!

常にベストな選択をし、一度決めたらやり通す。文字にするとシンプルですが、体現するためには不断の努力を必要とする信条ですよね。私も見習おう…!

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