ディレクターの伊藤です。
ディレクターといわれても実際何をどんなことをしているの?と思っている方も多いはず。私もそのひとりでした・・・。この場所を使って少しずつそのシゴト内容を紹介していきます。
駅に貼る広告をつくるとなった瞬間に、誰に頼みますか?まず思いつくのはデザインではないでしょうか?でも実際はデザイナーとクライアントが直接やりとりをしてというは少ないケースです。
最初に動くのはクライアントとの窓口になるAE(アカウントエグゼクティブ)です。この役割は営業とも言われますが、クライアントにとっては一番のパートナーになる人で予算の中で最適な広告の出し方を数値的に戦略的に考える人で、統括責任者になります。AEとクライアントによって予算や期間、ターゲットや打ち出したい企画などが決まったらディレクターに引き継がれます。そこから具体的なビジュアル制作にはいります。まず最初に行うシゴトは「スケジュールづくり」と「チームづくり」です。スケジュールづくりは、納期までにどのように間に合わせていくかをすべての行程をまずスケジュール化します。そして、チームづくりは、戦略に合うビジュアルを作れるデザイナー、イメージとおりの写真が撮影できるカメラマン・・・さらにイラストレーター、コピーライターなど人を選定していき、ビジュアルを完成するまでの司令塔になります。
一個の広告を作るのにも、かなり多くの人が関わっていくことになり、ディレクターはその責任者にあたる役割を担います。
次回はでは、どんな風にビジュアルを作っていくのかをご紹介します。