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イチロウをご利用いただくことでご自宅でお看取りができたお話

こんにちは、コーポレートの中澤です。今回は、弊社サービスのイチロウ(オーダーメイドの介護サービス)をご利用いただくことで、ご希望であった”ご自宅でのお看取り”が叶った事例がありましたので、東京CSの島袋さんにお話を伺いました。

ー 島袋さん、最近ご自宅でのお看取りができたという事例があったそうですが、お話をお聞かせいただけますか?

はい、まずイチロウご利用までの経緯を説明しますね。
お客様は昨年に予後年内と説明があったそうですが、年越しが叶いました。ですが不安定な体調は変わらず、レスパイト入院(在宅介護を受けている方やご家族の休養を目的とした短期入院のこと)を利用しながらご自宅でご家族様による介護を続けていました。

ただ今年の夏頃から状態が悪化し、レスパイト入院ができないこと、今後は緩和ケア病棟への入院になると病院から説明を受けていたそうなのですが、ご入院となるとご本人様・ご家族様が願っている在宅での最期が叶わず、コロナ禍ですので頻繁にお見舞いもできません。
自宅での最期を希望していたことから、娘様が頑張って介護を続けていたのですが、小さいお子様もいる3世帯家族の中、仕事・育児・介護疲労の為、倒れてしまった。
倒れた娘様の代わりに介護をできる人がおらず、イチロウにお問い合わせいただきました。

ー なるほど、娘様は一人で頑張ってたんですね。介護・育児・仕事の両立は相当大変そう。。お問い合わせ当初からお看取りのお話はあったんですか?

いえ、お問い合わせいただいた時はお看取りのお話はなかったんですが、連日夜中の対応が続いたので不自然に思い私からご連絡しました。そこで予後説明のお話、緩和ケアへの入院を躊躇していること、昨年は年越しができたが、予後説明後の2年目の年越しは難しいことをお聞きしました。一緒に過ごせるのは残り2ヶ月と考えた時、お金を入院に使うのか自宅介護に使うかを考え、イチロウにご依頼いただいたそうです。


ー 病院に入院してしまうとご自宅のお看取りが叶いませんもんね。サービス内容はどういった内容を?そしてお看取りの時はどんな状況だったんですか?

夜中0時〜朝9時までの夜間見守り・モーニングケアです。週1〜2回は娘様のご協力もいただく形でサービス提供を開始しました。ある日の早朝のサービス中、ご本人様の呼吸の変化に気づき、あと数分〜とみたのですぐにご家族に起きてもらいました。最期は娘様の腕の中で安らかに旅立たれました。

ー 最後をご自宅で過ごすことができて本当に良かった。島袋さんは朝方お看取りが叶ったことを知ったと思いますが、その時はどんな対応を?

まずはすぐケアパートナーさんに電話しました。対面でお看取りが叶うことはとても素晴らしいことではあるという想いはスタッフ一同ありますが、実際に立ち会った際には精神的に来るものがあります。CS管理としては、スタッフケアを一番に考えます。ケアパートナーさんからは「自費サービスの良さを実感できた」という言葉をいただいています。
同日、娘様からも感謝のお電話をいただきました。

ー 今回、お看取りの可能性がある際にケアパートナーのマッチングで気をつけたことはありましたか?

やはり、スタッフ手配には気をつけました。介護スキルもそうですが、何よりご家族が休憩を取れるようにという点と、予後のことも周知した上で募集しました。またマッチングしたケアパートナーさんにはできる限りの情報共有をしました。
あとはいつ何があるか分からないので、自分も24h体制でいつでも電話を取れるようにはしてました。

ー なるほど、島袋さんも本当にお疲れ様でした。今後、さらにこのようなお客様にイチロウを使っていただくための課題はありますか?

そうですね、今回は事前にフローを決めてましたし、ご本人やご家族様が望む最期を叶えることができたので、質の良いサービス提供ができたのではないかと思っています。
ですが、事前に用意ができてない事例は沢山あります。都度都度、課題は出てくるのではと思っています。

ー 誰しも最期は自宅で過ごしたいと思うでしょうし、今後もイチロウを利用いただくことで願いを叶えてあげられるようにしていきたいですね。ありがとうございました!

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