1
/
5

UiPath社パートナーオブザイヤーを受賞したマネジャー二人が語る「RPAへ想い」と「これからのデジタル」

本年度、パーソルP&Tは「UiPath Partner Awards 2019」(※注1)にてPartner Of the Yearを受賞しました。そこで、受賞にあたって中心的役割を担ったセールスチームの大塚マネジャーと野村マネジャーにインタビューを実施!受賞の裏側だけでなく、パーソルのRPAへの想いや普段のチーム作りまで、幅広く聞いてみました。

(ワークスイッチ事業部では新型コロナウィルス対応として在宅勤務が推奨されているため、インタビューはオンラインで行っています)


【上段】ワークスイッチ事業部 RPA COMPANY 野村衣里子マネジャー

【下段】ワークスイッチ事業部 事業推進部 大塚啓史マネジャー(元RPA COMPANYマネジャー)




正直、パートナーオブザイヤーは狙って取りにいった。取れる確信があったから。

---パートナーオブザイヤー受賞が決まった時はどんなお気持ちでしたか?

大塚:本音を言うと、受賞は狙って取りにいきました。昨年度ダイヤモンドパートナーを頂いたんですが、その時の上位企業を見ながら「このくらい頑張れば行けるだろう」と自分の中で確信はありましたね。

野村:そうですね。私も同じ認識でした。特に昨年度はパートナーオブザイヤーを取り逃したので、今年度は受賞して目立ちたい!と思っていました。実際は、予想以上に目立ってしまいましたけど(笑)

----そうだったんですね。昨年と今年のセールス活動を振り返って違いは感じましたか?

野村:去年と比べて大きく違いを感じたのは、「パーソルのRPA」に対する周りの認知が高まっているなと感じた点です。それと連動してお客様からの評価も高まったことも実感しました。この1年間、セールス活動やイベント、デリバリーなどチームとして精力的に活動してきたので、それが功を奏したんだと思っています。

パーソルのRPAは「人に寄り添うカタチのテクノロジー」。RPAに対してクールなイメージじゃなく、温かみや接しやすさを感じてほしい。

----ブランド認知が高まったという事ですが、「パーソルのRPA」は世の中にどう捉えられていると思いますか?

野村:そうですね、パーソルオールでの取り組み(※注2)なので、RPAを推進する上で必要な人材育成やスタッフ派遣まで網羅できるサービスブランドとして認知されていると思います。実際に、最近ではそういった相談案件がとても増えているんですよね。


大塚:そうですね。理想は、「パーソルのRPAに相談すればどんなことでも全て分かる」とお客様に思ってもらえる状態です。それは、設計・導入から活用まで一連の流れを全てパーソルで支援できるからです。あとは、ブランドロゴにも込めた想いなんですが、パーソルのRPAは「人に寄り添うカタチのテクノロジー」だと思っています。一般的にイメージされやすい冷たいクールな感じではなく、テクノロジーだけども温かみや接しやすさを感じてほしいなと思っています。



大塚啓史マネジャー


セールスチームは多様性の集まり。多様な働き方を認めて時間も場所も柔軟に設定しつつ、対面コミュニケーションを大切に。

----セールスチームのマネジャーとして、仕事をする上で大事にしている事はありますか?

野村:私はマネジャーよりもプレーヤーの経験のほうが長かったんです。プレーヤーの時からずっと大切にしてきたことは「とにかく楽しむ」こと。楽しみながらお客様の期待以上のことを提案して関係を構築していくことを一番大事にしています。だから、チームメンバーにも仕事の楽しさを共有して壁を一緒に乗りこえていきたいと思っています。仕事のどういう所に楽しいと感じるかは人それぞれですが、それも含めてみんなで「楽しさ」を共有できるように心がけています。

大塚:僕の場合、営業だからどうこう、というのはないですね。僕と関係する人が楽しいと思えるものなら正直営業でも何でもいいんです。元々、目指したいこと、やりたいことを実現するためにどうしたらいいか考えるのを楽しめてる方で、語弊がないように受け取っていただけるとありがたいですが、ドラクエみたいなゲームをクリアしていく、そんな感じかも知れません。あと僕の性格上、人が嫌だと思うようなことも、あんまり嫌だと思わないんですよね。難しいことや面倒なことでも、プラスに捉えて楽しめる性格なので。とにかく好奇心が強いほうだと思います。だって出来ない理由って正直そんなにないですよね? だから「なんとかなるでしょ精神」でいつも動いています。こんな人間ばっかりじゃ物事進まないですけど(笑)

----それぞれの個性が垣間見えますね。そんな二人がいるセールスチームはどんなチームですか?

野村:ネタのつきない愉快なメンバーが揃ったチームです(笑)。年齢も経験もスキルもバックグラウンドもバラバラで多様性があります。一見バラバラなんですが、1つ共通点があるとすると、「人とコミュニケーションしながら仕事を進めるのが好きな人」が揃っているような気がします。その観点ってこの仕事をする上でとても大事です。

大塚:僕は、チームは縦割りじゃなく常にフラットでありたいと思っています。そのために、各メンバーの状況に応じて各々が仕事しやすいように時間や場所を自由に設定することもそう。だからと言って個人商店的な動きにはしない。例えば毎週火曜日は豊洲オフィスと決めたり一定のルールはありますが、普段はどこで何の仕事してもOKというスタンスです。

----マネジャーとして心得ていることはありますか?

大塚:僕の場合、不得意なことは不得意だから期待しないでと最初にチームメンバーに言っていますね。例えば・・・メールチェック、契約書まわり、システム登録とか。

野村:確かに、大塚さん全然やらないですよね(笑)

大塚:でも自分がやれる所はちゃんとやりますよ。例えば、お客様との交渉や調整ごと、何かゼロから立ち上げる時の企画とか、自分の得意とするものについてはね。でも今思い返すと、メンバーにすごく助けられていたなと思います・・・

野村:私の場合、マネジャーとして心得ているのは、さきほども言いましたように、営業の楽しさをメンバー全員が日々感じられるようなチームづくりです。あとは、わりと裁量を与えて自由に動いてもらうことも。自由に動きたい人だと、このセールスチームにはぴったりだと思います。固定化された業務フローのようなものがなくて案件によって進め方も関連部署も異なるので、そういうのを開拓していく意欲がある人だと、うちのセールスチームにはピッタリだと思いますね。


野村衣里子マネジャー

20年後、僕ら世代はテクノロジー領域で化石化している。それは避けられないことかもしれないけど、だからこそ激動するテクノロジーの変化を受け入れられるよう感度を高くしていたい。

----最後の質問です。こらからのRPAやDXについて、どうなっていくと思いますか?

大塚:これからデジタルは、もっともっとビジネス上で、いや、日常生活上で当たり前のように使われていくと思っています。例えば、20年前の人たちは、WEBで会議したり、チャットで同僚と会話なんてしなかったですよね?同じように20年後、今の小学生世代が社会人になったらもっとデジタルを使った仕事の在り方が増えていると思います。そしてデジタルを基盤にしたビジネスモデルを考えられる人材も増えたり、全く新しい観点が生まれるはずです。そうなった時、僕ら20代30代世代は今のままであれば、テクノロジー領域で化石化していると思います。それは避けられないことかもしれないけど、そういう変化を常に自分の中で受け入れられる状態に感度高く保っておきたいんですよね。

----感度高く保つというのは、例えばどんなことですか?

大塚:新しいツールを探し、触れることを恐れないことだと思います。あと、1つ1つのツールを良い悪いで見るのではなく、大きな流れとして捉えること。そんな流れの中で新たなビジネスモデルを構築できるデジタル人材が今後重宝されるんだと思います。僕の中のIT人材とデジタル人材は違います。IT人材はひと昔からある開発や保守ができる人。でもこれからの移り変わりが激しい中で必要なのは、確実にデジタル人材のほうです。

----デジタル人材を育てるために何が必要だと思いますか?

大塚:そういうのに好奇心がある人だけをしっかり選定して、本人たちが十分に学べる環境を与えることは大事だと思います。あとは、使わざるをえない共通の敵、例えば今回の新型コロナウィルスもそうだし、会社ならば評価制度もその1つですよね。そういう共通の敵を前にしてデジタル武装せざるをえない状況に追い込むことも方法だと思います。

もう一つ大事な所だと、経営層での判断は絶対必要。もしトップが分からないのであれば、分かる人に大胆に権限移譲をするというのも、トップの力量が試される所だと思います。

----野村さんは、今後のRPA、DXについてどう思われますか?

野村:RPAはこれから長く続くデジタルの歴史の通過点でしかないと捉えています。なのでRPAのセールスチームに属していますが、いい意味でこだわりはないです。そもそもRPAというカタチではなくなっていくかもしれないですし。時代が変化していくことに対して受け入れ、能動的に掴みにいけるかどうか、そしてやる価値を感じられるか、だと思います。デジタル化が加速するにつれて、価値観も全く別のものになるだろうし、選択肢だって増えるだろうし。そうなった時、人間は何を選択しどう動くのかは考える必要があると思います。私個人としては、そんな時代の変化を見られるのが、今からとても楽しみです。


----お二人の仕事に対する価値観や信念、そしてデジタルの未来を想像した時に、その変化をも楽しむというスタンスにとっても刺激を受けました。お二人ともありがとうございました!


※注1:「UiPath Partner Awards」は、日本におけるRPAビジネスの拡大、働き方改革を推進し、UiPath製品・ソリューションの国内展開に大きく寄与・貢献した企業に贈られる賞です。

※注2:「パーソルのRPA」はパーソルテンプスタッフ/パーソルテクノロジースタッフ/パーソルP&Tの3社による取り組みです。

インタビューは以上です。

ワークスイッチ事業部へのご応募、お待ちしています!

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

朴 淑慧さんにいいねを伝えよう
朴 淑慧さんや会社があなたに興味を持つかも