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ワークスイッチコンサルティングのこと、もっと知ってほしくて。【第3回】ワークスイッチにおける、業務コンサルタントのお仕事とは

候補者様や社員からよく聞かれる、「ワークスイッチのコンサルタントって実際何やってるの?」という声に対してお答えすべく、第3回にわたりお届けしております!

本連載ではワークスイッチコンサルティングの仕事内容について、実際にフロントで働いているコンサルタント達の生の声に乗せてご紹介します。

第3回は業務コンサルタント職に注目!
新卒1年目の宍倉 哲夫さんにご紹介いただきました!

◆経験PJT◆
・会計領域ERP導入PJT
担当役割:
運用保守体制の構築(ヒアリング、ドキュメント作成、他部署との調整)
PMO補助(主担当者の補助としてWBSや課題管理表を用いた進捗管理・PJT管理)

・経理部門業務改善PJT
担当役割:
PMO(ヒアリング、課題発見、ドキュメント作成、WBSや課題管理表を用いた進捗管理・PJT管理等)

PJT概要

顧客:大手人材会社の経理部門
PJT期間:2017年9月~2018年3月
PJT体制:2名(マネジメント1名、コンサルタント1名)
勤務形態: 半客先常駐(週3~5日)。常駐外の日は在宅やサテライトオフィス等で勤務

半常駐というとてもお客様との距離が近い状態で支援をさせて頂いたため、必然的にコミュニケーション量も多くなり、本来依頼されていた内容以外にもご相談を頂いたり、ワークスイッチコンサルティングに興味を持って頂いたりすることが出来ました。

よく使用する自宅近くのコワーキングスペース、お客様とのmtg等がない日はここで作業したりもしています。本社が家から遠いので助かっています。笑

案件について

今私が携わっているお客様は、グループ会社の経理業務をシェアードサービス化した組織です。
シェアードサービスとは、企業グループ内で特定の機能(経理・人事・ITといった間接部門)を一点に集中させることで、コスト削減や、横断的な連携による品質向上などを狙う運用方法を指します。

上司と共にアサインされましたが、現場でのヒアリングや会議への出席は概ね一人でこなさなければいけませんでした。

PJT発足の背景

お客様の課題は大きく以下3つでした。
1. 手作業やオペレーション業務が過多。→今日も残業、明日も残業確定…
2. 業務が属人化。→○○さんがいないと資料の場所さえわからない…
3. マニュアル・規程類が分散。→内部統制上はもちろんNG、外部監査から指摘を食らう始末…

このように課題が山積しており、抜本的な運用改善が必要な状況でしたが、お客様自身も「課題があるのはわかってはいるものの、何をすれば良いのかわからない。」、「改善に取り組む時間がない。」と先送りに放置されている状態でした。

非常に専門的で、知識や経験が豊富で優秀な方が携わっていることが多い経理業務。
そんな業務をご担当されている方々が手作業やオペレーションだけに時間を取られてしまうのは非常にもったいないことです。
「より経営に近いところで仕事をする。」というお客様が掲げていた方針を達成してもらう為にも、まずは忙殺されている現状を打破する必要がありました。

<具体的な支援内容>
・属人化回避のための資料保管場所可視化
・ルールの統一、グループ標準経理規程の作成
・チェック・承認方法の刷新、各業務の省力化

BPRの分野で活躍されている方々の特徴をまとめてみました。

<経歴・スキル志向性(歓迎要件)>
・会計領域の実務経験・知識がある人
・業務フロー図、体制図などの描画が得意な人
・会計システムに関する知見がある人

<人柄>
・目的意識を持って業務に取り組める人
・能動的にコミュニケーションをとり、周囲と良好な関係を構築できる人
・日々の業務を楽しみ、積極的に取り組める人
・未経験分野にも挑戦することが好きな人

案件を進める上で苦労したこと

初めてのPJTということもあり山ほど苦労はありましたが、中でも以下2つのインパクトが大きかったなと思っています。

1.業務理解
非常に複雑な経理業務。個社の担当者はもちろん、人事や管理会計など、関係者が多く、業務フローを理解するだけでも時間がかかりました。また、複数のシステムやツールの仕様などもしっかり認識したうえでお客様の現状を把握していく必要がありました。
お客様は日々の業務に逼迫されている方々です。余計なお時間をいただくわけにはいきません。
ヒアリングやMTGには事前準備を徹底し、聞きたいこと・伝えたいことを明確にしてから臨むことが求められました。

2.知識のインプット
初めてのPJTということもあり、インプット量がとにかく多かったです。
そもそもの会計とは?というところから、監査や内部統制、税制などまわりを取り巻く法の複雑さなど念頭に置かなければならない事が非常に多く苦労しましたが、お客様や上司に教えを乞いつつ、必死になってキャッチアップしていきました。

最後に

「1年目なのに一人で?」「人事コンサル組織だと思ってたけど会計?」などと不安や戸惑いもある中でのPJTスタートでしたが、周囲の先輩方や上司にサポートいただきながら、しっかりとお客様に貢献できました。
一人では解決できないご相談でも、ワークスイッチコンサルティングメンバの知見や経験を足し算することで、より深いご支援が可能になるということを実感しました。このPJTに携わったことによって、お客様の「声」をみんなで聞き取り解決に導くワークスイッチのBPRの良さを感じることが出来ました。
また1年目の私でも「新しいことをやりたい」と言ったらすぐに役割を与え、挑戦させてもらえる環境です。当然、責任や自律性も高いレベルで求められるかもしれませんが、その状況を楽しめる人にはとても有意義で刺激的な日々を送ることができます。私も刺激的で緊張感があり、退屈することの無い毎日です。

以前携わっていたプロジェクトのクロージングパーティーに呼んで頂きました。ベテラン社会人の方や偉い人と接する機会が多いのも、この職種ならではだと思いました。

はたらき方改革は人事案件だけではない。

ワークスイッチコンサルティングの「働き方改革」というと人事制度の改革や、人事領域の業務改善というイメージが強いかもしれません。しかし、人事領域以外の改善も「働き方改革」を実現する上で必要な要素です。私自身、「働き方改革」の本質はお客様に寄り添いながら業務上の課題を見つけ、合理化に導くことではたらき方を変える、というところだと解釈していますので、今後も人事領域以外の分野にも積極的に挑戦していきたいと思っています。そしてそれを通して、組織の成長に貢献できればと思っております。


↑同期の関口くん(https://www.wantedly.com/companies/ibs20100401/post_articles/110281)
共に参戦したライブにて

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