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26歳で最年少部長となった僕の、葛藤の1年。

IBJ働く人シリーズ第13弾!最年少部長として活躍する末吉潤(すえよし・じゅん)さんをご紹介します!


PROFILE

▲2015年入社 パーティー接客、企画、サイト運営、新規事業を経験

▲2017年 未経験ながらアプリ開発のディレクションを担い「副社長賞」を受賞

▲2018年1月 入社3年目で最年少部長に抜擢、合コンサービスRushの事業部長として活躍中

▲音楽・絵・演劇・服作りなど多才な一面を持ち、友人と趣味で創作活動を行う


INTERVIEW

事業を任されることの責任と難しさ

広報:よろしくお願いします!末吉さんが部長になられてから1年以上経ちますね。

末吉:必死だったので、あっという間に時間が経っていました。

広報:26歳で部長になられたわけですもんね。実際どのようなことをやられているんですか?

末吉:Rushという合コンセッティングサービスの事業部長として、マネジメントと事業推進を行っています。チームには主に、お客様のサポートを行うメンバーとサイトの制作開発メンバーがいて、どのような方針でサービスやサイトを発展させていくのかということを常々考え進めています。

広報:Rushチームは仲が良いですよね。今日お花見誘われましたが、今回のように当日決まることが多いんですか?(笑)

末吉:年齢が比較的若いので、「今日行こう」となりやすいかもしれません。自分のことを隠すようなタイプのメンバーがいないので「今日こんなことがあって~」と色々話してくれて。メンバー間の隔たりはないと思います。

広報:それは何か工夫されていたりするんですか?

末吉:僕自身も「聞いて聞いて」というオープンマインドだからかもしれません(笑)何かと口に出して周りを巻き込み話してしまうので、皆も口をつぐんで仕事をする感じではないですね。もちろんメリハリは大事ですが、私語もコミュニケーションにおいては大事だと思ってます。

広報:そのほうが連携もしやすいですね。

末吉:上司や先輩を恐れてなかなか相談に行けないという気遣いやビビりって、ある程度は必要だけどあり過ぎなくて良いと思うんです。昔の僕はかなりビビりだったから(笑)今は朝礼で自分のタスクを伝えるようにしていて。今日集中したいのであれば、その時にそう言えばいいだけ。「今日は来訪ないからいつでも相談しに来て」と言えば、皆が相談しやすくなるだろうし。変に勘繰らせないというようには意識してます。

広報:最年少部長になったときはどんな気持ちでしたか?

末吉:それはもう恐れ多さしかないですよね...。かなり急だったので「え、僕ですか?」と。もっと適任がいるんじゃないかとも思ったし、一サービスを任されることのプレッシャーもありました。というか今も(笑)

広報:そうですよね。新卒から部長になるという前例もなかったですし。

末吉:確かに責任は大きいですが、同時に有難いことだとも思いました。だからこそ部長としての期待をどう超えようか考えたり。僕が部長になった同時期に2つ上の新卒の先輩も別サービスの部長になったので、それに対しての安堵感はありました。情報交換をしつつ時に支え合い...。いや、「支えていただいた」のほうが正しいですね。

末吉:僕の性格的に「俺に従え!」というような軍隊にはしたくないし作れない。だから麦わら海賊団にしようと。剣士やコック、医者や航海士がいて、それぞれの個性が際立つチームだったら良いなと思ったんです。事業として成り立たせないと話にならないので売上利益が大事なのは大前提として、メンバーを適材適所に配置したいし、皆が楽しんで働ける環境にしたいなと。

広報:それって一人ひとりを気にかけていないと難しいですよね。

末吉:そうですね。常日頃から気にかけるようにはしていて、1対1で飲みに行ったりもします。

広報:1対1で?

末吉:ほぼ全員と行ったかな。その人の考えていることを知りたいから対面で話したいタイプです。もちろんデスクでプライベートの話をしてもいいと思います。そうすればメンバー全員の趣味や好みも自然と分かるようになるし、好きなもので被ったりする。そういう積み重ねがあってコミュニケーションは成り立つと思うし、信頼関係も生まれる気がするんですよ。

広報:最初から信頼関係があったわけではないですもんね。むしろ新卒3年目というやりづらさもあったんじゃないかと思います。

末吉:だからなるべく自分のことも皆に話すようにしました。出来ているかどうかは分からないけど、皆を理解しようと意識はしています。


突き詰める自信はない、だから全部を平均点以上に

広報:この1年色々意識してやられてきたかということですが、どんな時に喜びややりがいを感じましたか?

末吉:一番は売上利益が上がることです。数字って分かりやすいポイントだから皆で達成した感があるんですよね。他にも、メンバーが相談してくれるのは嬉しいです。一人で悩み潰れてほしくはないので、しっかりと話せる環境が作れていたのかなと感じられる。

広報:数字にあらわれることでモチベーションにもなりますよね。

末吉:事業として伸びれば皆の成果として考えられる。だから数字面もきちんと理解してもらうことを大事にしました。「今の現状はこれだから、あなたはこの目線で目標達成を目指してほしい」と細かく説明していたので、話が長く面倒くさがられる時もあったと思いますが(笑)ここが上がっているから良い、ここが下がっているから危険信号、と気づくのが私だけではなく他のメンバーからも上がってくるような環境にしたかったんですよね。そうなれたらそれぞれの意見が自発的に出てくると思いますし。

広報:27歳とは思えないですね。

末吉:(笑)もともと「引っ張っていこう」という長男タイプではないんですよ。現実に次男(3人兄弟の真ん中)なので、兄貴と二人の時は弟になるし、弟といるときは兄っぽくなる。

広報:だから適応能力が高いんですね!

末吉:冷静に自分を観察しているのもあるかもしれないです。自信のあるタイプではなく、むしろ心配性だから、もし部長になったのが私ではなく別の人だったらどうだったんだろうと考える。そうすると俯瞰で自分を見れるんですよ。

広報:そうなんですね。心配性ということで精神的に苦労されたことも多いのでは?

末吉:伸び悩んでいる時期も無いわけではないので、その時に「僕がやらなきゃ、僕のせいだ」と抱え込むことはありました。もちろん僕のせいなんですけど(笑)「事業は伸ばさないといけないが皆が大変になるのは可哀そう」と考え混乱した時に、社長から「マネジメントが甘い」と指摘を受けたことも。

広報:どんな指摘でしたか?

末吉:部長の責任として求められるのはまず事業のこと。そのうえで皆が気持ち良く働けるチームにしなさいと。このままの言葉ではないですが、ニュアンスはこんな感じ。確かに、事業として評価されないとチームのメンバーも評価されないんですよね。一時オーバーワークになる瞬間があったとしても、それをどうにか分散し巻き取れるところは私が巻き取ることで事業が伸びれば、それで皆が成長するしチームとしての居心地も良くなる。そもそもの私の考え方が間違っていたと思い知りました。社長は手取り足取り教えるのではなく、ポイントでキーワードを言ってくれるので、明確に悩み相談をしているわけではないのに刺されると、やっぱり凄い...と気づかされますね。

広報:前から代表に近い仕事をされていましたね。

末吉:2年目から代表直下の旧事業企画室で新規取組に携わっていました。入社した当初はイベントチームに配属され婚活パーティーの企画運営に携わっていて。何でも知りたいと思っていてた時期なので、ずっと同じ場所で一つを極めるというよりはIBJで色んな事業を知りたかった。だからイベントでの現場経験を経て、事業企画室での新規取組の基盤作り、サイトやアプリ開発に関わり、最終的に今Rushにいる。この4年で想像以上にいろんな経験が出来たからこそ、様々な目線を持てるようになったと思います。

広報:チャレンジ意欲がありますね。そもそも末吉さんがIBJに入社した理由は何ですか?

末吉:就活の時は何もやりたいことが無くて。そもそも高校から大学に入る時点で進路について悩みました。学生の頃から音楽活動をしていたり趣味で絵も描いていたから、芸大や音大に行くのか、お笑いが好きだからお笑い養成所に入るか、演技もかじっていたからお芝居が学べる学校に行くのか、服が好きだから服飾系にするのか。

広報:選択肢が多いですね(笑)

末吉:好きなことが多いんです。専門的な方向に進むか、大学へ行くのか迷ったけれど結局選べなかったんですよ。全部好きだけど、全部突き詰められる自信がなかった。であれば、全部が平均点以上の人間になろうと大学へ進学。どれも偏差値55だけど偏差値70は出せない、そういう人生もいいんじゃないかなと思って。大学を選ぶ際は、留学プログラムのある学校を選びました。

広報:海外に興味があったのですか?

末吉:どこでも働けるようになりたかったんです。急に「●●へ行け」と言われても「はい分かりました」と言える人材になりたかった。「私海外とか苦手なんです」という人よりもフットワーク軽い人間のほうが扱いやすいと思ったんですよね。

広報:そうなんですね、では就活の時は海外拠点のある分野を?

末吉:それで絞ってはいないです。ただ父親が広告の会社に勤めていたので取りあえず広告会社に説明を聞きに行ったんですが、すごい体育会系で「熱っ。全然肌合わん。」と思ったんですよね、生意気にも(笑)IBJは検索でたまたまヒットして説明会に行ったら社長のインパクトが強くて(笑)そもそも事業として「結婚を作り出す」というのが、分かりやすく幸せなお仕事だと思った。最終的には社長に惹かれて入社を決めましたね。

広報:まさかこんなに近くでお仕事するなんて思わないですよね。

末吉:そう。そこを含めて本当にラッキーだったと思います。本当にびっくり。


やりたいことは仕事にしなくても出来る

広報:思い出に残っているプロジェクトはありますか?

末吉:実は副社長とも一時期お仕事をさせていただいたことがあって。婚活パーティーを運営するPARTY☆PARTYアプリをリリースするため、企画(ディレクター)の立ち回りをしたことがありました。2年目にして大役を任せてもらいましたが、未経験だったので「アプリってこんな風にできているんだ」と一から学びました。副社長は社長と違うスタイルを持たれているので、両代表と関わりを持てたのも有難かったです。

広報:現場を離れてアプリ立ち上げに関わったわけですね。

末吉:全社的に関わるアプリだったので、色んな方と関わるきっかけになりました。社内を駆け回り、要件定義からパイプ役までの一連のプロジェクトを担うすごくフィジカルな時間。だからすごく思い出に残っているし、結果として「副社長賞」をいただくことに繋がり、苦労したけど携われて本当に良かったです。

広報:専門職と現場のパイプ役はそれなりに知識がないと務まらないですよね?

末吉:分からないことはもちろんありましたが、格好つけず分からないなりに理解をしようと必死でした。そうして拗ねずに人に聞くことをしていたら、徐々に周りが助けてくれるようになったんです。自分一人では到底できないことなので、その時に関わった人とまた仕事をするときは、全力で力になりたいと思います。

広報:謙虚な姿勢が大事ということですね。話は変わりますが、末吉さんがお仕事で大切にされていることは何ですか?

末吉:ずっと同じことをやっていてもつまらないと思ってしまうから、新しいことには積極的にチャレンジしたい。まさに非連続の成長です。同じ場所に留まっているというより、色んなところに動かされ引っ張られたいと思います。自分がどこにいてもどんな環境でもいい。もちろん全国どの支店に行くとなっても「いつでもOK」というスタンス(笑)年齢を重ねたら動きづらくなるだろうから、若いうちは柔軟性を大事にしていきたいです。フッ軽で。

広報:相当柔軟ですね(笑)「明日から関西で」というのもOK?

末吉:えーと...一週間くらいは欲しい。引っ越し準備があるので(笑)モノが好きなので部屋にモノが溢れているんですよ。

広報:モノを大切にするタイプなんですね。

末吉:かわいい!格好いい!と思うものを集めて気づいたら手元にモノが溢れていました。見てるのが嬉しい、触るのが嬉しい、飾っているのが嬉しい(笑)捨てられないしこまめにメンテナンスします。だから就職の時にファッションの道もあったわけだけど、結局やめて今は友達と一緒に服を作ってます。iPadを使って自分でデザインするのが最高に楽しい。これは途中でダサいなって思って、どうしようか悩み中のデザインです(笑)

広報:すごい!末吉さんは何でも器用にこなす感じ。

末吉:趣味が多いだけです。学生の頃から音楽をやっていて、小学校の友達とバンドを組んでジャムったり。でもメンバー皆、本気でプロになろうとやっていたわけじゃなく、楽しいからやっていただけ。ずっと楽しくやってたかったから仕事にする自信がなかったし、全員が「俺らは遊び」というスタンスだった。大層な自信があるタイプでもなかったので、ラフに楽しめるのが心地よかったんですよ。

末吉:これは家のトイレですが、好きなものだけ並べていたらこうなりました。これも形は違うものを組み合わせてパズルみたいに配置しているんです。

広報:個性強めなトイレですね(笑)

末吉:そう。そんな風に自分のやりたいことって仕事にしなくてもできるし、形にするのも今の時代難しいことじゃない。音楽もしかり。だから仕事は仕事、プライベートはプライベートでそれぞれやりたいことを別の軸で持ててる気がします。

広報:そうなんですね。自分の軸をしっかりと持たれていて、仕事に趣味に全力で取り組む姿勢が印象的なインタビューでした!ありがとうございました!



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