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帰ってきた新卒社員 - 地方協創事業部 近畿第二支社・秋吉陽平-

秋吉 陽平(あきよし・ようへい)ジチタイアド 地方協創事業部 近畿第二支社
福岡県出身。2015年4月に新卒社員としてホープに入社。
旧セールスプロモーション部にて自治体が発行する広報誌の広告枠などを民間企業向けに提案する営業業務に従事。
2017年には係長に昇格。マネジメント業務にも携わった後、2019年7月にホープを退職。
その後数社転職をしたのち、2024年3月に社内初のカムバック採用で再入社。
地方協創事業部(旧セールスプロモーション部)に配属され、現在も営業業務に従事。

こんにちは、人事部の後藤です。
2024年1発目のブログを早く書こうと思ったら、もうあっと言う間に4月末ですね…!
昨年末から少々忙しくしておりまして、今年は桜の開花が遅れている事すら気が付かず、新年度を迎えておりました…。(気が付いた時にはまだ咲いていてラッキーでしたが)皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、4月と言えば弊社にも11名の初々しい新卒社員が仲間入りしました!!
年明け以降に入社した約20名の中途社員の熱気も相まって、オフィスは一段と賑やかで、非常にギュウギュウな毎日を過ごしております。

季節的にも今回は11名のフレッシュな新卒社員を紹介するブログでも書こうかな~と思い、
社内を見渡していた所….年明け以降に入社した20名の中途社員の1人と目が合ってしまいました。
明らかに最近入社した雰囲気ではない彼…。
「オレを書いてくれ!」と言わんばかりの眼差しでこちらを見つめてます。

実は彼、今年2月に再入社し4年7か月ぶりにホープに戻ってきた、ホープ初のブーメラン社員なんです。

つまり、社内で唯一『ホープに2度入社した社員!』
なるほど確かに面白そう…!きっと面白い話をしてくれるはず!!
そんな期待(願望)も込めて、急遽企画を変更!今回はブーメラン社員の秋吉さんに話を聞く事にしました。

今回は久々に当社の「カルチャー」や「人」にフォーカスをした内容です。
11名の新卒社員を差し置いて、1名のブーメラン社員が語りたい!との事なので、皆さん是非読んでみてください!

後藤:まずはおかえり!今日はよろしくお願いします。
まずは新卒の頃、ホープに初めて入社した時の事から教えてください。

秋吉:ただいまです!よろしくお願いします。
僕がホープに初めて入社したのは、当時の東証マザーズ上場直前の2015年4月です。
当時は今の地方協創事業部(旧セールスプロモーション部)しか事業が無く、新卒社員はほぼ全員が自治体広告の営業職に配属されていたので、僕もその1人として働き始めました。

上場前という事もありましたが、社内は今よりも全員ギラついていましたね。笑
ザ・ベンチャーって感じ。結果を出すためなら何時間でも働く様な環境でした。
とは言えそれが嫌だった訳ではなく、本気で「結果」や「成長」にこだわって働く社員が魅力的でしたし、仕事終わりに皆で近所にちゃんぽんを食べに行ったり、今だったら「早く帰れよっ」て言われますけど、先輩たちとプライベートの話でワイワイ盛り上がったり、終業後のオフィスがまるで放課後の部室みたいで、毎日辛さも楽しさも共有できる仲間に囲まれて、ホープで働く楽しさを凄く感じていました。

後藤:上場前か…懐かしいですね。
秋吉さんが入社した2015年は確か新卒社員が10名以上入社した年で、当時では割と多かったけど、秋吉さんは忘年会でモノマネを披露するなど非常に目立っていたので、当時の姿もよく覚えています。笑
もちろん仕事上でも。当時は新卒研修も無く、入社したらすぐに営業開始でしたけど、臆することなくガシガシ架電して、デカい声で営業していたよね。成績は一番じゃないけど活躍していた記憶です。

秋吉:ありがとうございます。一番じゃないけど…。笑

後藤:しっかり結果だして翌年には係長としてマネジメントもしてましたよね!順調にキャリアを築いてるように見えてたけど、どうしてホープを退職しようと思ったのでしょうか?

ー 焦りがあった第一ホープ時代

秋吉:当時退職を決めた理由は2つあって、1つ目は対面営業をやってみたかったからです。地方協創事業部の営業手段は電話でほぼ完結しますが、僕は人と会って話す事が好きだし、人前に出る事に抵抗感を感じずに今まで生きてきたので、いつか対面営業も経験してみたいという気持ちがずっとありました。

2つ目は「自分にあった成長環境は他の場所にもあるかも」と感じたからです。簡単に言うと焦りです。
当時から同期も後輩も成長スピードが速くて、自分だけ置いてけぼりになる事を恐れていました。目の前の仕事は常に一生懸命取り組んでいましたが、「自分の持ち味が活かせる環境が他にあるのでは?」と徐々に思い始め、それで1つ目の理由も重なり、対面営業ができる場所に転職しようと決めました。

後藤:そうかー。当時の秋吉さんは結果も出していたし、役職者でもあったので、秋吉さんに憧れている社員もいたと思うけど、本人は焦っていたんだね。

秋吉:焦っていました。確かに営業成績は悪くなかったので、後輩からも「なんでそんなに売れるんですか?」とよく聞かれていました。
当時の僕は、自分のキャラクターもあって「センス」とか…少し面白おかしく表現しがちでしたけど、正直自分が結果を出せている理由を自分でも言語化しきれていませんでした。
周りからはウケを狙う事を求められている気がして、ひょうきんにやり過ごしてきましたが、内心「このままじゃヤバい…」とずっと思っていました。

後藤:結果は出していたけど、実際は自信が無かった。

秋吉:はい。なので焦りや危機感から、自分の良さをより発揮できそうな「対面営業」ができる会社に転職を決意しました。

ー ホープ退職、震える経験を乗り越えて

後藤:ホープ退職後はどんな経験をしてきたのでしょうか?

秋吉:ホープを辞めた後の約4年半は、対面営業ができる会社に数社勤めました。
販売した商材は、医療機器、広告、ソーラーパネル、人材紹介など、各社とも非常に良い経験をさせて頂きました。
中でも、個人宅にソーラーパネルの訪問販売をした経験が印象的で、体力的に一番ハードでしたが、一番営業と向き合った期間だったと思います。

この会社は歩合制で、入社当初は本当に全く売れなくて、その時の給与明細を目にした時は、「20代後半の男がこれだけしかもらえないのか…」と、震えました。
生活が苦しくなった事もありますが、社会人になってずっと続けてきた営業で躓いたという意味でも、本当に危機を感じた瞬間でした。

後藤:震えるほど…。崖っぷちだったんだね。

秋吉:その後はもう失うモノもなかったので、これまでのやり方は捨て、毎日決まった行動量を必ず担保する日々を徹底しました。自分の気持ちに左右されず、ひたすら決めた事をやり続けた結果、徐々に成果もあがり始め、この時のやり方には再現性も感じました。

この頃は、周りの社員から売れている要因を聞かれても、もう「センス」とは言わなかったですね。笑
一番きつかったけど、更なる成長を求めてホープを辞めたので、「ホープの同期には負けたくない!」「同期よりも稼ぎたい!」という気持ちが強かったし、歩合制のシンプルな環境がむしろ原動力で、自分に合っていたと思います。

後藤:歩合制のように「自分が働きやすい環境」について、他にも転職して気づいた事はありますか?

秋吉:ちょっと逆説的ですが、年功序列の会社も経験しまして、その仕組みは自分には合いませんでした。営業で結果を出しても昇進する訳でもなく、いずれ回って来るであろう席をただひたすら待つというのは…働きながらもイメージは湧かなかったんです。
ある日、外回りの営業から戻ってきた上司が時間つぶしに喫煙所で煙草を吸っている姿を見た時、この環境で働き続ける将来に怖さを覚えて確信しました。僕には年功序列は合わないと。

その点、ホープは昔から一切年功序列じゃないですが、今回戻ってきたら新卒3年目の社員が課長でバリバリ活躍していたので、それはちょっと驚きました。僕の第一ホープ時代、さすがに新卒3年目で課長はいなかった。
昔から変わらないですが、より加速している気がするので、身が引き締まります。

― ホープへの復帰

後藤:ずっと続けてきた営業で躓いた経験が、秋吉さんの成長に繋がったんだね。
その後は順調に思えるけど、訪問販売の会社を辞める事になったのは何故なの?

秋吉:ちょうどこのタイミングで家族が増え、子育てを視野に入れた働き方も考えるようになったんです。当時は深夜まで働く事が普通だったので、現職のまま子育てを両立するのは厳しいと思い、転職を考えはじめました。

実はこの頃から、ホープで一緒に働いていた社員が何度か声をかけてくれていました。当時は一度辞めて戻った社員はいませんでしたし、一度辞めた身で戻る勇気も無かったので、有難いと思う一方で、頑なに断っていましたけど…。

ただ、訪問販売の会社で仕事に成長を感じ、稼げるようになっても尚、何か満たされない気持ちに違和感を感じはじめていたのも、ちょうどこの頃からです。

後藤:求めていたモノは手に入れたはずなのに、何か違ったのかな。

秋吉:はい。ホープを辞めて時間が経ったこともあり、徐々に脳内も整理されたのかもしれませんが、「僕がホープを辞めたのは当時の環境から逃げたかっただけなのでは?」「満たされない理由は逃げた自分に未練があるからなのでは?」そんなことを考えるようになりました。

その後もホープに戻る勇気が出ずに、結局は別の会社にまた転職をしましたが、それでもまた誘ってくれるホープの社員に最後は背中を押され、もう一度ホープに挑戦する事を決意しました。

後藤:その社員の存在も有難いねえ。結構悩んだと思うけど、またホープに戻る事に対しては不安とかなかったですか?

秋吉:ホープを退職した理由が、何かが嫌で辞めたわけでは無かったので、戻る事については不安は無かったです。元々良い会社だと知っていて辞めているので、そのイメージのまま戻る決意しました。
強いて言えば、「みんな受け入れてくれるかな…」はありましたけど、そこは誘ってくれていた社員の言葉を信じていました。

後藤:子育ての面ではどう?昔はホープでも長時間労働をしていたと思うけど。

秋吉:そこも事前に誘ってくれた社員に聞いていました。働き方が昔とは随分変わって残業をせずに営業時間内で結果をだす事を大事にしているって聞いて、問題ないと思いました。
ちなみに今は毎日平均して定時から1時間程度の残業が発生するかどうかくらいで帰社しています。

そして、ホープの子育てに関する福利厚生の充実度には、思っていた以上にビックリしました。前に在籍していた頃は未だ独身だったので、子育てに関する福利厚生に目が行ってませんでしたが、ホープは子育てに関する制度が多くて助かります!

後藤:へ~確かにね。一番気に入っている福利厚生はありますか?笑

秋吉:それはもちろん!「オムツ手当」です!!
毎月上限5,000円まで好きなオムツを現物支給で家に届けてくれるので助かります^^
妻と娘も一番お気に入りなはずです!笑

※オムツ手当とは
3歳以下の子どものオムツを毎月現物支給するホープの福利厚生制度

後藤:「オムツ手当」には僕も一票です。笑
実際に戻ってみてどうですか?

秋吉:皆さん本当に温かくて、普通に「お帰り!」とか、昔みたいに「あれ?何でいるの?」っていじってくれる事がとても嬉しいです。

後藤:昔と変わった所とか感じる?

秋吉:前よりも体育会系の雰囲気は抑えられた気がします。笑
職種も営業職以外にも編集職やWEB系など新たに増えているので、働く人も僕みたいな営業がっつり系な人ばっかりじゃないですよね。

後藤:確かに職種は増えたよね。それに伴って人材も多様化した事は事実ですね。

秋吉:仕事上のコミュニケーションも増えてると感じました。昔からコミュニケーション量は多い会社でしたけど、業務上の大事な会話というか、他者との連携や業務の抜け漏れを防ぐ為に必要な会話をちゃんとする印象を受けました。良い意味で阿吽の呼吸を信じていないし、少し大人な会社になった感じがします。

ー 転職を通して感じた、ホープの強み・弱み

後藤:大人な会社になったというのは、変化の1つとして嬉しいですね。
2度ホープに入社した社員が語る会社の変化ってとても興味があるんだけど、
転職を通して感じたホープの良さってどんな所にありますか?

秋吉:すぐに浮かぶのは「人」です。
ホープは良い人が多いですよね!個人の損得勘定で動く人とか、ほぼいない気がします。
人間関係がとても良いので、「みんなで結果をだそう!」という空気感をオフィス内の所々で感じます。

例えば、誰かの業務量が一時的に溢れていれば「みんなで助けようぜ!」って空気が当たり前に流れますし、相談したらみんな手を止めて向き合ってくれる。日頃から社員同士のコミュニケーションが取りやすいので、オフィスにも活気を感じます。

他社では個人で淡々と仕事する職場も経験しましたが、そこはオフィスもシーン…としていて、上司や近くの社員にすら話しかけ辛かったです。
あくまでも個人の価値観ですが、僕はホープのような人間関係や、オフィスの雰囲気の方が自分には合ってると思います。

「人」で言うと、社長も含まれます。
社長が社員の前で話す機会の多さは、他社と比べてもホープが一番でした!
しかも、話を聞くと僕自身も熱くなる。上手く言葉にできないですけど、社長から仕事に対する覚悟をビシビシ感じるので、こっちも「やるぞ!」ってなるんですよね。
この感覚は転職前にホープに居た時と変わらないので、変わっていない事が嬉しかったです。

後藤:なるほど。複数社経験してきて、マネジメントの違いって他にもありますか?

秋吉:分かりやすい所で言うと、ホープは社長室がないですよね。僕も他社の社長を語れるほどの距離感では働いてないですけど、どの会社にも社長室は個室であった気がします。

ホープは社長が社員と同じ空間で働いているので、日頃から社員にもよく声をかけてくれますし、社長と社員の距離が近いので、そこは他社との違いです。

あと、社長は年間でたくさん本を読む!社長自らが成長しようとしている姿を見たり、聞いたりできるのは、ホープだけだったと思います。

後藤: 逆に、他社を経験してホープが弱いと感じた所はありますか?

秋吉:最新の技術を取り入れるスピード感が意外と遅い気がします。例えばAIの活用とか。他社は既に全社員で活用していたり、業務で活かす方法を日々模索していました。
その点、ホープは意外とアナログな所もまだまだ多いと思います。
最新の物を取り入れる事が全企業にとって正解ではないと思いますが、時代の変化をスピーディーにキャッチして業務に活かす所には、良い意味で伸びしろがあると思います。(既に何か動かれていたら、すみません…)

後藤:お~、色々と経験しただけあって、秋吉さんも少し大人になって帰ってきましたね。
今後はそんな伸びしろの部分も一緒に変えていってくれると嬉しいです!

秋吉:え、ホントですか!?素直にありがとうございます。
今日は色々とホープの昔と今について喋りましたけど、確信して言えることは、
「今の方がいい!」です。(もちろん昔も好きでしたけどね^^)

後藤:そう言ってもらえると、当社も進化している事を実感できるので、嬉しいです。
今後の秋吉さんの活躍をとても楽しみにしています!またお話聞かせてください。

秋吉:はい!ありがとうございます。またインタビューしてもらえるように頑張ります!
今日はありがとうございました!


=株式会社ホープでは、一緒に働く仲間を募集しています=

今回はブーメラン社員1号の秋吉さんにお話を聞きましたが、ホープには正社員以外にもパートタイマーとして戻ってきた元社員なども在籍中です!

今後もホープで一緒に成長したいという方を、入社歴問わず募集中です^^
是非お気軽にご連絡ください!


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自治体の財源確保を目的に広告サービスを展開!自治体を通じて社会と繋がる仕事
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