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マネージャーが取り組むstooocのチームビルディング

C2Cサービスに特化したアプリ開発を行うstoooc株式会社。開発はベトナムラボにいる約40名の現地エンジニアと行なっています。今回はプロダクトマネージャーである武田と開発マネージャーの五十嵐に、ベトナムとの仕事の進め方だけでなく、お互いのことについて、そして今後のチームビルディングについてインタビューしました。

会社概要と、一連の業務について教えてください。

武田)

C2Cに特化したアプリケーションの開発をしている会社です。パートナーから相談がきたものを営業チームでヒアリングをし、それをディレクターに伝えます。我々の持つプラットフォームや、これまでの事例などをもとに提案をし、求められている機能の詳細から運営ルールなどといった細かいところまでを明確にします。その上で、開発チームとのMTGで、タスクを明確にし、役割分担をしてスケジュールを引いて進めていくという感じです。モックアップやベータ版を作って、その中で出てくる課題をパートナーと解決しながら、リリースから運用まで行います。

ベトナムチームと関わる中での二人の役割分担は?

五十嵐)

プロダクトを作るという点でいくと、ディレクターとエンジニアの間を取り持つような形で進めています。開発マネージャーという立場という点だと、エンジニアと言う組織がうまくやっていくために、今のやり方でいいのか?など、どんな技術が自分たちに必要かを考えたり、提案したりしています。

武田)

何を作るかが明確になれば、プロダクトは作り始めることができるのですが、僕の方ではもう少しサービスの世界観に近い部分を伝えています。例えば、日本のマーケットで求められるトンマナとか、お客さんとの距離のとり方などは日本ならではのものが多いので、日本の商習慣や、マーケットにフィットするデザインなどについては、ベトナムチームに私の方から伝えます。

お互いに尊敬している点について教えてください。

五十嵐)

尊敬する点でいくと、僕は(サービスが)動けばいいやの人なので、あまり見た目のことは気にしないが、武田さんは“どうあれば美しいか”というところに対して、確固たるものがある人。自分が考えても大したことにはならないと思うけど(笑)、そこは完全にお任せしている点です。

武田)

何を作るかが明確じゃないと作れない、ということをしばしエンジニア思考と言われていますが、 「そこは言わなくてもわかるじゃん」ということもあると思うんです。クリアになっていないものを話すと、突っぱねられてしまうことが多いのですが、五十嵐さんはそのあたりも汲み取って整理してくれるので助かっています。まだ要件が曖昧なときに、話しをさせてもらうと、何が明確になれば作れるのかと、クリアになっていない点を指摘してもらえるので自分の頭のなかも整理できて、かなり助けられています。

お互いに質問はありますか?

五十嵐)

デザインについても武田さんがディレクションをされていますが、デザインってどのように学ぶんですか?学習と訓練で身につけられるものなんですか?

武田)

デザイナーは学習と訓練だと思いますが、アートディレクターはいかに経験豊富なデザイナーと接したか、怒られたか、だと思っています。

五十嵐)

たくさん怒られたんですか?怒られた中で学んだことはありますか?

武田)

めちゃめちゃ怒られました。(笑)

厳しい方々に、これが決まっていないとデザインなんて出来ないよ、とかたくさん怒られて、自分のビジョンを明確にする大切さを実感しました。その中で自分のデザインに対して取り組む姿勢が確立していったと思います。

武田)

五十嵐さんは今後どうなっていきたいかとか、自分の理想像はありますか?

五十嵐)

僕は、あまり働きたくないんですよね。(笑)年を重ねたのもあって、ハードワークではなく、ワークライフバランスを保ちながら働いていければと思っています。マネージャーとして持続可能な組織にしていくのが目標です。

今後、どういうチームにしていきたいですか

五十嵐)

お互いが得意なことをやって、それをカバーし合えているのはすごくいいなと思っているので、他の人も含めて必要なピースが埋まっていて、うまく回る状態にできたらいいな、と思っています。本当に様々なバックグラウンドを持った人たちが集まっているので、それぞれの個性が存分に発揮できるようなチームにしていきたいです。

武田)

私もそう思います。五十嵐さんは五十嵐さんのバックボーンがあってそれは明確なので、そのスタイルを尊重した上で、アレンジして社内で統一して、C2Cならではの仕事の進め方を確立していきたい。やらなきゃいけないこと、やりたいことを、みんなが自信を持って納得して仕事をできる環境を作れたらいいなと思っています。

僕の中の五十嵐さんにはまだ未知な部分がたくさんあるので、もっとコミュニケーションをとっていいチームにしていきたいですね。まだまだやれると思っているので、今後共よろしくお願いします。

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