犬小屋づくりから始まった“ものづくり”のキャリア
今までの経歴と現在までについて教えてください。
stoooc株式会社を立ち上げたのは3年前ですが、元々学生までは建築と都市計画をやっていて、実際には資格や経験がないと家を作ることはできないので、学生時代に待ちきれずに犬小屋を作る仕事をしていました。犬小屋ですがアスレチックができたり、2階建てだったりするんです。その後、ひょんなきっかけでインターネット業界に触れることになり、そこからインターネットの可能性を大きく感じて、メール配信、Web制作会社からECでのマーケティングまで、いろいろとやってきました。やっぱりその中で面白いのは人と人のコミュニケーションだと感じ、今はリアルをテーマにしてC2Cに特化したアプリ開発の会社をやっています。
今までデザインもシステムも営業もマーケティングもやってきました。創ったものにリアクションが返ってくるのが楽しく、これまでずっとやってきましたが、建築からインターネット業界に変わったからといっても、ものづくりという観点だと特に違いはありません。設計図を書いて、指示を出して一つのものを創り上げるコンダクターという立場で考えると、今もアプリの建築家です。アプリを創るのも、家や街を創るのもあまり変わらないです。
stoooc社の紹介をお願いします
レベニューシェアモデルといって、アプリを創って終わりではなく、創ったものが広がっていき、その中で出た売上で僕たちの給料は支払われるという仕組みです。
世の中を変えたい、ユーザーのライフスタイルを変えたいと思っているパートナーと一緒に革命にどっぷり浸かりたいし、どうせやるならものづくりの中心にいたいよね、と言うことでこのモデルをとっています。アプリは創ったら終わりじゃなくて、創って始まりなので。
2つのユーザーストーリーが重なり合う奇跡を生み出すことが、難しいからこそ面白い
なぜC2Cをメインにしたのですか?
単純にC2C が面白いから。 Uberが出たときにすごく衝撃的で、便利で、感動体験や成功体験をリアルの場で与えることができるということが単純にすごいなと。C2Cが面白いのはユーザーのストーリーが二つあるから。サービス提供者と、サービス利用者のストーリーがあって、それぞれのニーズがマッチしてコンバージョンするって奇跡だと思うんです。奇跡の密度が上がって、サービスがシェアを取ってメジャーになってライフスタイルが変わるっていうことなんですけど、難易度がめちゃくちゃ高い。でも難易度が高いからこそすごく面白いです。もともと難しい方へ行きたがるタイプで。自分ができないことをクリアしていく感覚にすごくワクワクしちゃうんですよね。
仕事をしていて気持ちが上がるときはどんなときですか?
登山に例えると頂上アタックです、チームでメンバーを決めて、登り方や装備、タイミングを模索しながら前へ前へと進み続けているときですね。てっぺんゴールを目指している過程が一番楽しいです。そして、とにかく創ることが大好きです、リリースをしてもユーザーの反応をみてどんどん新しく改善したいことが出てくるので、てっぺんゴールはどんどん高くなって常に走り続けている感じです。
とにかくC2Cサービスが好きな人と作り続けていきたい
メンバーの共通理念
いつもメンバーに言っているのは、チームとして、変化に対応しながら柔軟にものを作っていける集団であること。僕らはアジャイル開発という手法を取り入れています。それって常に変化に臨機応変に対応して、その時その時に最適なものを作り続けるということです。そのように仕事をするというのは大変なことなんですけれど、常に最適なものを創り続けることができるチームでありたいと思っています。また、アプリは絶対に一人では創れないので、チームであることの意識は強く持ち続けていてほしいなと思っています。
会社のメンバーはどんな人が多いですか?
誰と仕事をするかを重要視しているので、相性は重視していて、自由で面白い人が多いです。同じ目標や目線を持って、一緒に走り続けられる人とチームを組んでいる感じ。
今後もとにかくC2Cを面白いと思えて、チームとして一緒に山を登り続けられる人たちを集めて仕事をしていきたい。会社というよりも、同じ目標を持った人たちを集めて、ひとつのチームで創り続けていることがすごく面白いなと思います。C2Cサービスが創りたくて、創り続けて、気づいたら一緒にいたみたいな感じでやっていけたらと思っています。
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