なにをやっているのか
飛騨信用組合 本店
ひだしんの人気マスコットキャラクター”しんちゃん、くみちゃんとその家族たち
飛騨信用組合は高山市、飛騨市、大野郡白川村を営業地域としています。高山市花岡町に本店を置き、高山市に13店舗、飛騨市内に3店舗の支店を構える地域密着型金融機関です。
愛称は『ひだしん』。おなじみ飛騨のさるぼぼをモチーフにした『しんちゃん、くみちゃん』がひだしんの人気マスコットキャラクターです。
地域の皆様に愛され信頼される金融機関として、『街のコンシェルジュ』を合言葉に、お客様のどんなお困り事にも相談に乗れる、よきアドバイザーを目指し様々な取組を行っています。
平成28年4月からスタートした中期経営計画では、「こうありたい_HAPPY」を創るために、「CSV経営」をテーマに掲げ、事業活動を通じて、企業のみならず社会的な価値を創造し、地域の抱える社会的な課題を、地域の皆様と共に解決することで、『売り手良し(=当組合、職員のHAPPY)』、『買い手良し(=お客様のHAPPY)』『世間良し(=地域のHAPPY)』の『三方良し経営』を実現したいと、新たな取組に積極的にチャレンジしています。
なぜやるのか
中期経営計画『こうありたい_HAPPY』を創るために
ひだしんで働く職員は、それぞれのHAPPYを感じながら働いています
ひだしんは、これまで地域の皆様の支えをいただき、地域と共に順調に成長してまいりました。
飛騨地域は、今多くの観光客に注目され、何百万人もの観光客が訪れる、非常に魅力的なエリアとなっています。ところが、当地域も例外なく、人口減少、少子・高齢化など様々な地域課題を抱えています。ひだしんは、地元自治体が総力を挙げて取り組むこれらの地域課題に、地域の金融機関として積極的に関わり、取引先企業の成長を後押ししながら地域経済の活性化に向けたお手伝いをしたいと思っています。ひだしんは、お客様あってのひだしんです。そしてこの地域あってのひだしんです。地域が元気にならなければ、私たちひだしんも元気でいることは出来ません。地域コミュニティの一員として、飛騨地域が笑顔あふれる元気な街になるよう、地域に新しい光を灯したい…それがひだしんの想いです。
そのためには職員がやりがいを持って、前向きに働ける環境を整えることも重要だと考えます。職員も地域社会の一員であり、職員がHAPPYでなければ、お客様や地域をHAPPYにすることは出来ません。この地域に笑顔とHAPPYが広がれば、若者や地域外の人々が自然と集まる、活気あふれる街になるのではないでしょうか。
日々ひだしんは、皆様にHAPPYを届けるためにどんなことが出来るだろうかと常に考え、チャレンジし続けています。
どうやっているのか
FAVVO飛騨・高山2周年記念イベントにて_熱い思いを持った地域の皆さんと
平成26年2月の職員旅行にて_みんなで決めポーズ
まず、地域商店街活性化施策として、平成24年9月『ひだしんさるぼぼ倶楽部』を立ち上げました。本制度は、地元の皆様が出来るだけ地元で買い物や食事をすることで、地域のお金が地域に還流し、地元企業の活性化に繋がるはずだという願いを込めて始めた、会員制の優待サービスです。地域の企業のご協力もあって、加盟店であるひだしんさるぼぼ倶楽部ファミリー店は、平成28年3月末現在257店舗になり、総会員数28,896名と地域の皆様に大変好評をいただいております。
また、ひだしんは、「どこに相談したらいいのか、何をどうしたらいいのか」と悩んでいらっしゃる事業者の皆様が、安心して何でも相談できる、無料のよろず相談所『BizCon.HIDA』を平成26年7月に開設いたしました。さらには、『育てる金融』をキーワードに『お客様の事業のステージに合わせた適切な金融サービスを提供したい』との思いから、BizCon.HIDAを中心とした金融サービスプラットフォームとして、クラウドファンディング『FAVVO飛騨・高山』や地域活性化ファンド等の取組を積極的に進めてまいりました。お客様にただ寄り添うだけでなく、共に考え、共に価値を生み出し、共に成長していけるような『伴奏型金融』の提供を目指して、様々なメニューを取り揃えております。
平成27年11月には、お客様により便利で使いやすい店舗を提供したいと、当地域初のインストアブランチ形態の店舗を展開いたしました。当店舗は地元のスーパーに併設され、営業時間はAM9:30~PM7:30、年末年始を除く土日祝日営業としており、普段金融機関の窓口にご来店できないお客様のため、営業時間の見直しを行いました。それに合わせて勤務形態も週休3日のシフト制を導入し、お陰様で地元のお客様からは、買い物のついでに立ち寄れて、大変利用しやすいと喜んでいただいております。
他にも、ひだしんは地域を盛り上げるにはスポーツも重要であると考え、スポーツ振興にも力を入れております。
この飛騨の地から、国内最高峰のトップリーグ『日本ハンドボールリーグ』に参戦する女子ハンドボールチーム『飛騨高山ブラックブルズ岐阜』。彼女たちは、仕事と練習を両立しつつ、頂点を目指して頑張っています。そんな皆さんの力になりたいと、ひだしんはメインスポンサーとなりました。平成29年1月現在、4名の選手がひだしんで働きながらハンドボールの練習に励んでいます。
また、地元飛騨高山の出身で平昌オリンピック候補者ではと注目されているアルペンスキーヤーがいることをご存知ですか?ひだしんは、オリンピックを目指し、ひたむきに世界に挑戦する地元アスリート新井真希子選手とメインスポンサー契約を結び、応援しています。
こうして飛騨にも、日本一、世界一を目指して頑張っているスポーツ選手がいます。でも、なかなか経済的に厳しく、満足のいく練習が出来ていないのが現状でした。そんな彼女達が少しでも練習に注力できることで、強くなり活躍する姿を見ることが出来れば、地元の子供たちの夢も大きくなることでしょう。そうすれば、地域全体が一致団結し益々盛り上がってくるはずです。その他にも、高齢者の健康増進の一環として、飛騨高山グラウンドゴルフ場の整備、子供たちのサッカー大会の開催等多くのスポーツ支援を実施しています。
このような様々な取組を行っていくには、職員一人一人が仕事にやりがいを感じて、前向きに取り組まなければ、実現不可能です。そのため、ひだしんは職員が自己実現のために活き活きと働き、長く働き続けられる職場づくりを目指し、様々な制度整備を進めております。
近年は、育児休業の取得推進はもちろん、嘱託職員やパート職員の正職員登用制度の導入による雇用形態の安定化、さらには女性を中心とした事務改善チームの発足により、本部・営業店を巻き込んでの、大きな事務体系の変革を実施し、新たに数名の女性リーダーを選任する等、ひだしん流ダイバーシティを進めてまいりました。
今後は、男女問わず大きな問題となるであろう、介護問題にも真摯に向き合い、在宅勤務や育児・介護休暇制度の充実など前向きに検討し、個々のライフスタイルに合わせた多様な勤務体系への対応を取り入れたいと考えております。
また、ひだしんは若い職員が比較的多いため、やる気があれば年齢に関係なく、本部の専門的なポジションについて、経営陣の近くで多くを学ぶ機会が持てることも大きな魅力ではないでしょうか。
また、福利厚生もとても充実していて、ここ数年は職員旅行を実施し、皆で仲良く酒を酌み交わします。また、お誕生日には組合から誕生日プレゼントが届く、とてもアットホームで素敵な職場だと思います。