読みもの | いろは出版株式会社
京都で書籍や雑貨・似顔絵の制作販売している出版社です。
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いろは出版のブランド、AIUEO。
今日はAIUEOの小さいサイズのかわいいイニシャルアップリケをご紹介します。
アップリケというと、子供向けのイメージが強いですが、AIUEOのアップリケは大人向け。
細かい刺繍やデザインにはたっぷりとAIUEOらしいこだわりが詰まっているのです。
このアップリケをデザインしたのは、AIUEOのデザイナーyuki。
アップリケだけじゃなく、Pocket Animal iPhoneケースなどのユニークなアイテムをデザインしています。
今回は彼女に制作秘話を聞きました。
―企画のきっかけや、こだわった部分を教えてください。
よくあるイニシャルのワンポイントってちょっと味気ないなと思っていて。
自分の大事なものに、自分の名前を目印につけるなら、イニシャルが宝石みたいに「きらっと光る」特別なものだったらいいなと考えたんです。
大事なものが、つける前より可愛くなって、つけた後のほうが大事にしたくなるようなイニシャルアップリケをつくりたいと思いました。
そこで、アルファベットそれぞれを個性的にデザインしようと思ったんです。
人にはそれぞれ名前があって、みんな違うように、アップリケにも個性を持たせたかった。
AからZまでの単語帳を作り、そのアルファベットからはじまる身近な人を思い浮かべながらデザインに落とし込んでいきました。
例えば、「C」は大学の同級生のかなこちゃん。
のほほんとおっとりして見えるけどキラっと光るエネルギッシュさがあるイメージ。
「S」はAIUEOの仲間のすずちゃん。ミステリアスで秘めたパワーをもっているそんなイメージです。
(↓アップリケをyukiちゃんと一緒につくった、プランニング部のいくみちゃん。「I」を持っています)
1文字1文字に特別感を持たせたことで、ワンポイントで使っても楽しく、並べて使ってもリズミカルで面白いイニシャルアップリケになりました。
楽しい組み合わせを想像できるように、小さな星やネコなどの装飾柄も用意しました。
― 大変だったこと、嬉しかったことなどエピソードはありますか?
アップリケのサイズ感と刺繍のデザインのバランスには苦労しました。
イニシャルアップリケを使うシーンを広げたくて、いろんなところに貼れるよう、なるべく小さなサイズにしたかったんです。だけど刺繍の細かな絵柄も表現したかった。
そこで、土台となる生地をすべて刺繍で埋めてしまうのではなく、生地の色味はそのまま残してデザインに活かすことにしました。そうすると、小さい土台でも刺繍糸が密集しすぎず、絵柄が表現しやすくなりました。
(↓赤・オレンジ・グレー・水色の4色の生地が土台となっています)
そんな細かい調整を重ねながら、制作段階から社内のいろんな人に見てもらっていたんですが、みんなが使いたいと言ってくれたことはとてもうれしかったです。
男性社員も、普段のAIUEOのアイテムだと可愛すぎて使えないけど、これなら使いやすい!と言ってくれました。
みんなが楽しく使えて、わくわくするものにしよう!と燃えたエピソードです。
― どんな人に使ってもらいたいですか?
あらゆる名前の、いろんな人に使ってもらいたいです!
カップルとか、部活のみんなでお揃いとかもいいなあ。シーンを想像するとわくわくします。
名前の頭文字だけでなく、物の頭文字(例えば家のカギにはHOMEの「H」、車のカギにはCARの「C」とか)をつけても可愛い目印になって使えるんです。私も自転車のカギにBICYCLEの「B」を貼っています。
AIUEOの直営店ではイニシャルアップリケを使ってTシャツをリメイクするワークショップを開催したんですが、色んな方の様々な使い方を見られました。
そこではこんな使い方もあったんだ!と発見させられることも多くて、楽しくて、ひとりうるっと感動してしまいました。
このアップリケは、使う人の“その人らしさ”が出るような使い方をしてくれたらとてもうれしいなあと思います。
みんな、どんな風につかってくださってるのでしょうか。気になるなあ、楽しみだなあ。
インスタに #AIUEOアップリケ でUPしてくれたら嬉しいなー♪
目をキラキラさせながら語ってくれたyukiちゃん。
自分らしさを彩ることのできるイニシャルアップリケ、プレゼントにもおすすめです^^
(© 2017 ECプレス部 園田ほずみ)
※いろは出版コーポレートサイトから抜粋、転載しています。他にもいろは出版を知っていただける記事がたくさんあります。ぜひ、コーポレートサイトもご覧くださいね。