そろそろ4期目を迎えるHeaRですが、ありがたいことに多くの仲間が増えていっています。
そこで、HeaRの仲間やメンバーの想いを知っていただきたく、社員インタビューをはじめました!
今回インタビューしたのは採用コンサルタントの石川さん。「ご機嫌に働く」を合言葉に、誰に対しても愛に溢れたコミュニケーションをとっている彼女。なぜHeaRに入社し、採用コンサルタントとしてどのように仕事に向き合っているのか、インタビューを通して迫りました。
さらに今回は、2月15日に正式リリースしたスキルテストSaaS「ジョブテスト」が生まれた背景や、ジョブテストによってお客様やHeaRにもたらす変化についても語ってもらっています。
SaaSと採用コンサルティングの二軸で展開していくHeaRで、石川さんはどのような信念を抱き、日々走り続けているのでしょうか。
石川 麻奈|採用コンサルタント・人事
新卒でマイナビに入社。出産を経て、設立からわずかのベンチャー企業へ。新卒紹介事業を立ち上げ、CA/RAとして従事。その後、保育・教育施設向けSaaS企業を経て、2021年7月HeaRに入社。
転職意思はほぼ0。HeaRに入社を決めた理由
── はじめに、入社経緯を教えてください。
Wantedlyからカジュアル面談に申し込んで、CEOの大上と直接話したことが入社のきっかけでした。ただ、当時勤めていた会社で幸せに働けていたので、面談のタイミングでは特に転職意思はなかったんですよね。
── 転職意思がないなかで、なぜ面談を受けることにしたのでしょう?
自分の本音を確かめる意味合いでした。というのも、その頃私はよく周囲からキャリア相談を受けていて、「もしかして私、『働く』を楽しむ人を増やしたいんじゃないか」という気持ちが芽生えていたんです。今の仕事は楽しいけれど、自分が本当にやりたいことを確かめたい。その思いで、HeaRのお話を聞くことにしました。
── HR企業は数多くありますが、なぜHeaRと面談することを選んだのでしょうか?
もともとTwitterでHeaRの社員のことをフォローしていて、「青春の大人を増やす」というミッションに惹かれていました。HR系の企業を想像したときに、一番最初に思い浮かんだのがHeaRだったんです。
大上との面談を通して、このミッションを本気で実現しようとしていることを知れましたし、組織としても10人くらいの規模だったので自分に合っているように思いました。いい会社に入るよりも、自分自身でいい会社をつくっていきたい。そんな思いがあって、HeaRへの転職を決意しました。
── 入社してみてギャップはなかったですか?
ほとんどなかったです。採用コンセプトのひとつに「働く前にぜんぶ聞こう、働く前にぜんぶ話そう」があって、選考過程からすべて包み隠さずに話してくれたのが大きいですね。ただ、メンバーの「ロジカルさ」と「愛の強さ」は想像を超えていました。プラスの意味でのギャップかもしれません。
採用コンサルタントとして、お客様の伴走者になる
── 改めて現在の仕事内容を教えてください。
採用コンサルタントとして、複数社の企業様へ採用のご支援をさせていただいています。具体的には、採用戦略やブランディング、採用広報活動として記事執筆や採用ピッチ資料の制作などです。
── 複数社のご支援をするなかで見えてきた、「採用活動における課題」にはどんなものがありますか。
ひとつは、「勝ちパターンが見つけられていない」ということです。企業として既に魅力を持ち合わせているのに訴求できていなかったり、そもそも魅力をつくりきれていなかったりすることが多いですね。
次に、「リソース不足」です。採用担当者の方はみなさんお忙しく、緊急度は低いけれど重要度が高い仕事、たとえばブランディングまで注力できない企業様も少なくありません。しかし、そこに着手できないと、採用活動の根本的な改善にはつながらなかったりします。
最後に、「ミスマッチ」ですね。人事の方の立場の違いや、現場と人事の意思決定のエラーによって、採用活動の足並みが乱れてしまうことはよくあります。
── こういった課題に対して、採用コンサルタントとしてどのように向き合っていますか?
限定的にやるのではなく、どの課題に関してもまるっとお任せいただけるようにしています。コンサルタントと聞くと、上流の「戦略」や「ブランディング」をイメージする方が多いかもしれません。しかし、HeaRの採用コンサルタントは、上流のみならずしっかりと施策に落とし込んでいくので、導入から効果測定まで一貫して見ていけるのが強みです。企業様にとっての「採用活動の伴走者」となることを目指しています。
新規事業「ジョブテスト」が生まれた背景
── 新たにリリースとなった「ジョブテスト」についても教えてください。なぜこの新規事業がスタートしたのでしょうか?
私たちが企業様をご支援するなかで感じていた「現場と人事の意思決定のエラー」や「スキル不足によるミスマッチ」を改善したいというのが入り口でした。海外では、ジョブテストのアイディアの元となったワークサンプルテストを導入している企業が多数あります。ワークサンプルテストとは仕事内容に基づいた専門性の高いテストのことで、現在の日本ではあまり導入されていない採用手法です。
── 意思決定のエラーやミスマッチが現場で起こっているというお話がありましたが、なぜそのような事象が生じるのでしょうか?
日本企業ではフリートークによる面接が多いので、個人によって感覚や評価軸が揺れてしまうことが大きな要因だと分析しています。さらに現在はオンライン面接が主流になりつつあり、DX推進によるスキルの変化も見られます。スキルの見極めは、ますます厳しくなっているとも言えますね。
── ジョブテストを取り入れることによって、どんなメリットが生まれるのでしょう?
採用面接のジャッジの自動化により、ミスマッチの減少、人件費の削減など、さまざまなメリットが生まれると想定しています。まずは企業様にジョブテストの価値を感じていただくことを目標にしていますが、その先にはさらなる未来を描いています。
日本には学歴や職歴の関係で、素晴らしいスキルを持っているにもかかわらず、思うようなキャリアを構築できない方もいらっしゃいます。本当は「選ばれる方」なのに、そのチャンスすら得られない。ジョブテストが当たり前になった先に、スキルを持った方が活躍できる世界を描けると信じています。
SaaS事業がもたらす事業・組織の変化
── 新規事業のジョブテストについて伺ってきましたが、引き続き採用コンサルタント事業は力を入れていくのでしょうか?
はい、引き続き二つの柱で走っていきます。スキルテストSaaSと採用コンサルティングの掛け合わせでお客様のご支援ができるのがHeaRならではの特長です。
今回のプロダクト開発では採用コンサルティング事業で培ってきたノウハウやお客様の声をたっぷりと取り入れてきました。これができたのは、2年半にわたって積み上げたコンサルタントとしての実績があったからです。
さらに、プロダクトだけでは解決できない部分に対しては、引き続きコンサルタントとしてアプローチしていきます。たとえば、どのように採用ジャッジをすればよいのか分からない、ペルソナが分からないといった場合には採用基準の構築やペルソナ設計をご支援させていただきます。「SaaSを提供する以外はできません」とお断りすることなく、引き続きお客様の課題に沿ってご提案できるのはHeaRならではの強みだと感じています。
── SaaS事業を始めることで、HeaRとしてはどのようなメリットがあるのでしょうか?
コンサルティングは労働集約型の事業なので、売上がコンサルタントの人数に依存するという一面もあります。プロダクトがあることで安定的な収益を得られ、事業の基盤が堅固になるというのはビジネス観点でのメリットとして挙げられます。
さらに、HeaR社員の働き方がより柔軟になることも大きなメリットですね。SaaSの魅力はたくさんありますが、一番は多くの方にお届けできるということだと思います。プロダクトの価値を多くの方に届けたいと考えれば、SaaS事業を選択できますし、お客様の課題解決に深く入っていきたければコンサルティング事業を選択することができます。社員が転職することなく、キャリアやライフステージに沿った働き方をHeaR内で選べるようになるのは、魅力のひとつになるのではないかと思っています。
── 最後に、石川さんはどのような人に仲間になってほしいと考えていますか?
一番は「青春の大人を増やす」というミッションに共感している方です。「青春」の定義は人それぞれでいいと思うのですが、このミッションにワクワクして、本気で一緒に叶えようとしてくださる方に仲間に加わっていただきたいですね。
そして、「愛のある人」というのも欠かせない要素です。HeaRが大事にしているカルチャーに、「愛され続ける組織、愛され続けるプロダクトをつくる」があります。社内外問わず愛を持って接することができる方がHeaRではフィットすると感じています。
もうひとつ付け加えると、カオスを一緒に楽しめる方です。まだまだベンチャーで整っていない部分はあるので、「自分自身でいい会社にしていこう」と楽しみながら取り組んでくださる方がいいなと思います。
スキルはあるに越したことはないですが、これまで挙げてきたようなマインドを特に重視しています。新たな仲間をお迎えして、さらに愛と青春が溢れる組織を作っていけたら嬉しいです!
── 新たなプロダクトもリリースしてこれからの組織拡大が楽しみですね!貴重なお話ありがとうございました!
今までの採用コンサルティング事業の経験を活かし、SaaS展開を目指しているHeaR。
この変革期を味わえるのは今しかありません。
少しでもワクワクした方は、ぜひ一度カジュアルにお話しましょう!