なにをやっているのか
回転釜導入の給食施設
当社回転釜によるカレー調理
服部工業では、1885年の創業以来、皆さんの食に関わる事業を展開してきました。現在では学校用の給食で使われるような大釜や炊飯機の生産と海外の最新システムの導入を行っています。
メーカーとしてできるだけお客様のご要望にあわせたカスタマイズを心がけ、修理部品も20年以上保管しでき限り製品を長く使用いただけるようお手伝いをしています。
それに加え、グループ会社での給食センター運営を通じて、生の現場の声を開発に生かし、日々お客様に価値のある製品の提供を続けています。
また厨房機器などハード面に関わらず、メンテナンス・清掃・害虫駆除・献立作成・給食の提供などソフト面でのサポートを行い、ハードとソフト両面で業務用厨房の様々なお困りごとを解決する取り組みをしています。
なぜやるのか
2016年展示会出展の様子
これから全国へ届けられる回転釜
私たち服部工業は、厨房の様々なお困りごとを解決するお手伝いができる「厨房のコンシェルジュ」になりたいと思っています。
それは、「食」というものが我々人類にとってはどんなに科学技術が進歩しても生きるために必要不可欠であるにもかかわらず、業務用厨房環境は、まだまだ火傷や刺傷の危険があり、温度や湿度が高く、重労働の過酷な現場でもありながら、食の安全を守るために衛生面での縛りが非常に多いのです。
そこで当社が目指すのは「厨房のコンシェルジュ」。その中でも機器を通して厨房で困ったことを解決できるようなカスタマイズ、オートメーション化など、絶対になくなることのない食の世界で働く皆様が少しでも楽になり、美味しい食事作りのお手伝いができる製品をどんどん開発・提案していく必要があります。
そのために自分たちで1,000食ほど毎日作る給食センターをつくり、カフェの運営をスタートし、「売れる製品」をつくるのではなく、「お客様に喜んでいただける製品」を探し続け、変わり続けることが我々に求められていることです。
どうやっているのか
130周年記念パーティー
カヌーポロ世界選手権壮行会
工場の設計・開発・現場あわせてで50名ほどのスタッフと全国の営業所40名弱と連携を取りながら仕事に取り組んでいます。とにかく一歩でもいい製品をつくるべく、挑戦する気概を奨励する風土があります。
還暦を超えてもまだまだ現役バリバリの方もいれば、新卒や20代の若手もどんどん参画しています。130年を越える歴史がある会社ですが、30代前半の社長に世代交代し、各リーダー的にポジションにも積極的に若手が登用されてきています。
カヌーポロの日本代表選手やヨットマン、空手、バトミントンやテニスのコーチなど仕事とは別の領域で輝いている方もおり、それぞれの魅力を活かしたお客様への応対を行っています。