今回は、休憩について書いてみます。
PLの体験セミナーでは、メンタルの方は、そうでない方に比較して疲れやすいこ
とをお伝えしています。私のイメージでは我々の1.5倍以上疲れやすそうです。
つまり我々と一緒に8時間働いた時には、彼らは12時間ぶんの疲れを感じている
と捉えると良いでしょう。なかなか大変そうですね。
またこれも、私の感想ですが、メルマガ読者の皆さんもお疲れではないですか(笑)
疲れからの回復はメンタルの方だけではなく、すべての方に重要なキーワードかも
知れませんね。
さて、疲れの正体は何か。
大きく3つあると言われています。
1、肉体の疲れ
2、精神の疲れ
3、神経の疲れ
JINEN-DOでは2と3は一緒にするので、「肉体」 と 「精神」 の疲れが
あると解説しています。
肉体と精神の疲れに有効なものは一緒ではありません。それぞれに対する有効回
復策を書き出してみます。
<肉体疲労回復>
1)血流改善:ストレッチ(首・腰・肩・手足)、マッサージ、歩く など
2)リラックス:洗顔、肘まで手を洗う、深呼吸、仮眠、横になる など
3)栄養補給:ナッツ類、大豆食品、干し梅、果物 など
4)水分補給:水、お茶、炭酸水 など
<精神疲労回復>
1)五感を使う:映像・写真、音楽、アロマ、好きなタオル など
2)嗜好品:ジャスミンティ、コーヒー、タバコ、ミント など
3)関わり:ちょっとした会話、安心できる場所に居る など
4)リラックス:瞑想・目をつぶる など
JINEN-DOでは、プログラムの合間に短時間の休憩を挟みますが、その時
間は自由時間ではなく、後の後の業務に集中して取り組むために疲れを回復させ
る時間として定義し、利用者さんは上のものを組わせて過ごしています。
例えば、休憩になると席を離れて
- 最初の5分間で準備してあるスマホで音楽を聴きながら
- 横になり(机に突っ伏し)
- 目をつぶります
- 曲が終わると、起き上がり、少し歩き回りながら
- ストレッチやセルフマッサージをして
- 仲間と少し談笑し
- 最後に水分補給と
- ナッツを一粒口に入れて戻ってきます
読むと慌ただしく感じるかもしれませんが、習慣になっている彼らの動きはスム
ースで、焦りや頑張りとは無縁に感じられます。
いかがですか?
回復を目指す休憩はここまで進化します。
これができるようになった彼らは、そうそう疲れませんし、PLでもお話しした
エコモードに入りにくくなり、持てる能力を発揮できるようになります。
ただ一つだけご注意を。
この休憩、知識を与えるだけでは、うまくいきません。彼らがこれらを効果的に
やれるようになるにはいくつかのポイントがあります。
ご興味があれば、お尋ねください。
喜んで更なるノウハウの提供をさせて頂きます。