「インターンシップ」の様式について、経済界と大学側の間で「職場体験が不可欠」というルールを、来年度からの適用を視野に話し合いが進んでいるというニュースがありました!
インターンシップとは:学生が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のこと。
「関心を持つ職業に、自分がマッチしているのか見極める機会」が注目されているということで、 ハレガケが実施している「職場体験」についてご紹介します!
入社後のミスマッチを無くす!
会議の様子
ハレガケでは、入社後の認識ズレやミスマッチをできる限り無くして「安心して楽しく働いてもらう」ために、最終面接を通過した候補者に想定ポジションで、実際のプロジェクトに参加してもらう仕組み・ルールを取り入れています。(状況によって変動あり)
中途採用もパターンがいろいろ
またハレガケでは、新卒採用だけでなく「中途採用」でも入社前にインターンシップのように、プロジェクトに参加することがあります。外部からのお手伝いとしてプロジェクトに参加したあと、縁あって社員として入社するなど、入社パターンが多岐に渡る点もハレガケの特徴と言えそうです。
ハレガケ社員21名のうち、新卒・中途問わず約半数の10名が「入社前に業務に関わった経験」をもっています。今回はその事例を一部ご紹介します!
【事例】新卒採用
デザイナー (23歳 女性)
入社経緯:専門学校にてデザインを学び、HPから直接応募し新卒で入社。
入社前の就業体験:内定が決まった際、仕事の流れを学ぶために年賀状のデザインや自社サイトのwebデザイン、実際の案件のデザインなど。
▼どうだった?▼
社会に出るにあたって、わからない事ばかりで右往左往していましたが、インターンシップの機会をいただいたおかげで入社後もスムーズに業務に取り掛かることができました。 また、社員の方と関わる機会にもなり、うまく関われるのかと不安に思っていた部分も解消されました。
謎制作(25歳 男性)
入社経緯:大学卒業を前に就職活動をして、新卒での社員採用の入社。
入社前の就業体験:自社商品のキャンペーンに作問で参加。
▼どうだった?▼
何から手つけたらいいかわからなかったのですが、インターンシップのおかげで参加者の目線の動線づくりなど勉強になりました。実際にハレガケでどうやって謎が制作されるかが分かったので「入社前にやっておいて良かった」という安心感がありました。
謎制作(22歳 男性)
入社経緯:大学4年時に就職活動を行い、新卒で入社。
入社前の就業体験: クライアント案件の現地デバッグに参加。
▼どうだった?▼
「デバッグ」というものが初めてだったので至らぬ点も多々ありましたが、社員の皆さんは優しく対応してくださいました。 入社前に業務や会社の方と関わる経験ができてよかったと感じます。
【事例】中途採用
運営ディレクター(35歳 男性)
入社経緯: 転職活動中、ハレガケ主催のイベントに出演者として参加した際に、興味を持ち応募。
入社前の就業体験: 最終面接後、ハレガケ主催の公演型イベントでキャストとして司会を担当。
▼どうだった?▼
もともと謎解きゲームのスタッフ経験はあったのですが、イベントの司会は初めてでかなり緊張しましたが、手厚いフォローがあり、楽しくやり遂げることができました。プレイヤーの目に入る時にはキラキラした完成形になっているけど、制作側では想像よりも手探りで、試行錯誤して作られていることに驚きました。 さまざまな人の努力によってイベントが作られているという現実に感銘を受けました。
制作ディレクター(44歳 男性)
入社経緯:
外部の謎制作者としてハレガケに関わったことをキッカケに、アルバイトでのお手伝いを経て入社。
入社前の就業体験:
バックヤード業務のお手伝いや公演のキャスト役、そのほか多くのクライアント案件に謎制作として関わりました。
▼どうだった?▼
自分が関わるようになった当時はまだ社員は片手で数えるほどしかいなくて、それぞれがいろんなことをカバーしあいながら業務をこなしてきていたと思います。 その背景もあるのか、だいぶ大きくなってきた今の会社の中で、たとえ担当外であってもカバーしあえる環境があるのではないかなと思います。
制作ディレクター(38歳 男性)
入社経緯:知り合いの紹介で、外部のお手伝いとしてハレガケのイベント制作に参加。その後、ハレガケ代表に声をかけられ入社。
入社前の就業体験:
ハレガケ主催の公演型イベントの制作担当。
▼どうだった?▼
謎解きの制作は初めてだったものの、もともとクリエイティブの経験があったので、お手伝いしました。でも、思ったよりも色々な業務があり良い意味で衝撃を受けました。この経験が、今の自分のスキルアップにも繋がったと思っています。
設営・その他バックヤード(40歳 男性)
入社経緯:業務委託で長期の付き合いがあったのちに入社。
入社前の就業体験: クライアント案件の造作や、広報業務、総務などのバックヤード業務。
▼どうだった?▼
「やってみたことのないことを試してほしい」という要望が多く、社員さんとお互いに試行錯誤しながら課題を解決できて充実した仕事ができました。 入社時にも自然とチームに入っていけたのが、事前に社員との関係性があって良かった点だと感じます。
社内の人はどう思ってるの?
最終面接の様子(左:求職者、右:社員)
就業体験やインターンシップで新入社員を受け入れる側である社員のみなさんは、この仕組み・ルールについてどんな印象を持っているのでしょうか?意見を集めてみました!
物販PR(30代 男性)インターンシップや就業体験があると、学生でも中途でも人柄以外の面で、報連相ができるか、約束事が守れるか、キャパがどれくらいかなど、一緒に働くうえで大事なことが知れるので良いと思う。
謎制作(30代 男性)インターンシップや就業体験では、何をやってもらうかを考える時間は発生するけど、事前に業務に参加してもらうと、いざ正社員になった時、すぐに本格的な業務が始められるのがメリットだと思う。
プロジェクトマネージャー(20代 女性)入社前に業務の説明とかフォローが必要にはなるけど、特に学生であればインターンシップが、お互いに「どんな人」か雰囲気を知るチャンスにもなっていると思う。
制作ディレクター(40代 男性)内情もある程度伝わるし、会社が「どんなことを大切にしているのか」を知ってもらう機会にもなって、風土のミスマッチ防止になっていると思う。
フォローのためにマンパワーが必要になるコストは感じるものの「一緒に仕事をする人の雰囲気をお互いに、知ることができる」「入社後の業務イメージが湧きやすくなる」などの意見も見られました。
社内でも、相互理解と入社後のギャップ防止のための取り組みとして、理解されていることがわかりますね!
採用活動で大切にしていること
様々な手法で新入社員を受け入れているハレガケですが、代表はどんな考えでこの手法を取り入れているのでしょうか?株式会社ハレガケ代表の黒田に聞いてみました!
ハレガケの採用では、「求職者の興味と会社の理念の領域に重なりがあること」「お互いが大切にしていることが相反していないこと」を大切にしています。また、採用活動における職場環境では、採用担当以外の社内メンバーも「求職者に対して関心を持つ仕組みづくり」が重要であると考えています。
職場体験のメリット
黒田コメント
面接だけで説明できないポイントを実体験で補強できるのがメリットだと思います。仕事イメージの認識ズレを防ぐのはもちろん、組織のルールを大切にできるかどうかの見極めや、職場において重要なお互いの信頼関係づくりにも効果を期待できると思います。
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謎解きを体験したことのない人も楽しめる内容になっているので、
この機会にぜひ、体験してみてください!
<用語説明>
「NAZO×NAZO劇団」とは、リアル謎解きゲームの企画制作を専門とする
株式会社ハレガケのオリジナルブランドです。
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