なにをやっているのか
HACCIのはちみつ石けん
Beauty Honey
▍みつばちと一緒に、世界中で笑顔を咲かせたい
はちみつの美容効果に着目したスキンケアやヘアケア商品を扱う美容ブランド『HACCI(ハッチ)』を展開しています。
現在全国に直営店13店舗を展開(銀座、新宿、渋谷、池袋、名古屋、大阪、福岡)し、その他国内外でオンライン販売も行っています。
100年続く老舗養蜂園「水谷養蜂園」の娘に産まれ、幼少時からハチミツに囲まれて過ごした代表の水谷が、はちみつの良さを広く知っていただくために2004年に創業しました。
『BEAUTY』『FOOD』『HEALTH』『FASHION』の4つを提案するトップクラスのブランドとして、はちみつの美容への効能にポイントを置き、水谷養蜂園の高品質なはちみつを贅沢に使った食品やコスメを企画販売しています。
ものづくりに関しては並々ならぬ想いがあり、代表の水谷自ら商品の企画から販売のすべての過程に携わっています。
特にインバウンドにおける売り上げは高く、海外においても注目されています。
現在はドバイ、香港、中国へ展開していますが、世界中からお話をいただいているため、今後は本格的に海外展開を進めていく予定です。
▍ミツバチのために取り組む新SDGsプロジェクトに着手
年々減少傾向にあるミツバチの保護と繁殖、ミツバチが快適に暮らせる自然豊かな環境作り、養蜂家の育成などを目的としたSDGsプロジェクトとして、三重県伊勢市、伊勢神宮に隣接する広大な土地にHACCI 『ミツバチの楽園』をオープンしました。
ミツバチにストレスをかけない、ミツバチにとって快適な環境づくりに重きを置き、水谷養蜂園の養蜂家とセレクトした四季折々咲き誇る花々を敷地内にふんだんに植栽します。
採蜜だけではなく農作物の受粉も担い、私たちの食料を生産するのに欠かせない存在でもあるミツバチ自体の個体数を増やし、ミツバチを通じて生態系を守ることを目指していきます。
そして、三重県を皮切りに千葉県鋸南町など全国数箇所にて本プロジェクトの養蜂拠点をオープンする予定です。
HACCI 『ミツバチの楽園』は、養蜂技術や活動の情報を発信する場所としても使用し、教室やセミナーをはじめ、高齢化傾向が続く養蜂家の若手育成にも取り組んでまいります。
なぜやるのか
▍はちみつがもたらしてくれる幸せな気持ちを、世界中の女性たちと分かち合うために
「世界中の女性をしあわせにしたい」「ものではなく、夢を届けたい」
そんな想いをもって「HACCI」を立ち上げました。
本物をお客さまにお届けするためには、”こうあるべき”に捉われず、柔軟にチャレンジし続けること。そして一人一人の夢の積み重ねが、HACCIの夢の実現になると信じています。
▍商品に絶対的な自信があるから
120%以上のものでなければ商品化しないというこだわりの強さが、HACCIの魅力そのものです。“何が売れるか”ではなく“その時代にあった100%ではなく、120%以上のものを作ることが基準です。自分で実際に使ってみて良さがわかるので、お客様にも気持ちを込めて魅力をお伝えすることができます。
HACCIは、はちみつから『BEAUTY』『FOOD』『HEALTH』『FASHION』の4つを提案するトップクラスのブランドだと考えています。
▍日本のみならず海外にもHACCIファンを作るために
海外展開をする際には「しっかり日本でブランディングしてから進出する」ということを大切にしています。
国によって習慣などたくさん違いがあるなか、その国にあった製品をHACCIとして売り出していくためには、さまざまな葛藤があります。
ただ日本の製品をそのまま持っていくのではなく、その国で喜ばれるものをきちんと作りたいと考え、ブランディング体制も整えて進出に向けて準備をします。
内装や商品の陳列など細部にわたってもしっかりと『HACCIらしさ』を伝えて、海外のお客様にもHACCIの商品を手に取って喜んでいただけることを想像しながら創り上げていきます。
どうやっているのか
店舗の様子
本社の様子
▍ミツバチのような直感で情報をキャッチし、HACCIのファンを「いい意味で裏切ること」をいつも意識する
HACCIの商品は、水谷自身が心から楽しいと感じられること、幸せだと思えることだけを、ひとつひとつ大切に時間をかけて開発しています。
ひとりの女性としての"喜び"や"遊び心"から生まれ、発信されるHACCIは、今を生きる多くの女性たちに共感を得ています。
納得いくものができるまで商品化しない。頑なまでの姿勢は、「百年後も愛される、本当にいいものだけを世に送り出したい」という思いがあるからこそ。
水谷養蜂園の創始者の思いや理念を受け継ぐと同時に、自由な発想で生み出されるアイテムの数々。
判断の基準は、いつも"何が売れるか"ではなく"その時代にあった100%ではなく、120%以上のものを作ること"。
そのときどきの女性の悩みやニーズをいち早く察知し、こだわりを追求しつつもスピード感もって販売まで進められる意思決定の速さや企画力は同社の強みの一つです。
▍新たなことにも積極的に挑戦する仲間たちとさらなる高みを目指す
HACCIは120名という小さな規模でありながら、百貨店の名だたるコスメブランドと肩を並べて、ここまで事業を拡大してきました。
少数精鋭で取り組んでおり、コスメ業界の中では異例の会社規模で成長を遂げています。
大手のように人員が潤沢な状況ではありませんので、一人一人に任される業務範囲が広い点は大変な一方、個々の成長も速く、各社員が裁量を持って働くことで、ここまで成長してきました。
また、これまで10数年をかけ、国内の百貨店への展開を中心に事業を伸ばしてきましたが、
今後は海外進出に力を入れるフェーズに突入しており、香港・韓国に続き、今まさにシンガポール・バンコク・中国本土はじめ、世界の空港や百貨店にも進出を予定しています。
日本の小さなブランドが今まさに世界へと飛び立とうとしているこの環境で、
社員一人一人が自身の仕事に責任を持ち、会社の成長を考えて精一杯取り組んできたからこそ、HACCIは今もなお成長し続けているのです。
▍移り変わるニーズを素早く取りに行き、期待値を超える商品を提供し続ける
コロナ禍でさらに世の中の健康意識が高まりました。
テレビなどで「ハチミツは菌に強く、免疫力を高める栄養素が多く含まれている」とクローズアップされることが増え、その影響で食品としてのハチミツに注目が集まっています。
特に殺菌力の強いマヌカハニーは、ほかのハチミツに比べて高価なこともあり普段は年配のお客さまが多かったが、コロナ禍で若年層の購入も増加傾向に。
コロナ前はコスメの売り上げが圧倒的に多かったが、コスメやサプリメントにハチミツをプラスするなど新しい買い方も生まれ、今は食品の売り上げが高い店舗多くなってきています。
「HACCI」=ブライダルという定番がある中で、コロナで披露宴などはできないが前撮りはするという花嫁も多く、撮影のためにドリンクを飲む人は引き続き多くいらっしゃいました
。コロナ禍ではさまざまなブライダルシーンができましたが、私たちは“ギフト婚”と名付け、対面は無理でもお世話になった人たちにギフトを贈ることで結婚の報告をするという提案を行いったところ、プレゼントとしても好評を得てブライダル事業も好調です。
そして、HACCIは今後もはちみつの効果を活かす、新たな商品開発も行っていきます。
世の女性たちが、笑顔で幸せになる商品を提案し、多くの方にHACCIを好きになってもらいたいと考えています。