Volvo EX30 | スモール・エレクトリックSUV | ボルボ・カー・ジャパン
ボルボ史上最小のピュアエレクトリックSUV、EX30をご紹介します。
https://www.volvocars.com/jp/cars/ex30-electric/
日本において、VOLVOは“大きくて頑丈“というイメージをもたれがちです。また、日本では、VOLVOの顧客層も車市場全体としても、若い世代の車離れが進んでおり、車を持っていない人も多く、ショールームやディーラーに足を運ぶ機会も少ないのが現状です。
ボルボ史上最小サイズのSUV「EX30」のローンチにおいて、これまでのコミュニケーション戦略の構造を変え、ブランドイメージとターゲットをより若い世代に向けたものへ刷新する必要があるという課題が、リサーチデータをもとに分析することによって見えてきました。
VOLVO史上最小のSUVを、最小のショールームで展示するというアイデアを実現しました。VOLVOの車を購入する意志がなかった人々に、思いがけない接触と小さな体験を提供することで、新たなエンゲージメントと話題性を生み出すことを目的としました。幅30cmのショールームは、日本のミニチュア職人によって制作されたVOLVO STUDIO TOKYOの精巧なレプリカです。このショールームは、既存のメディアを利用するのではなく、原宿のキャットストリートの店舗間の隙間など、街中のちょっとした空きスペースを活用し、ゲリラスタイルでオープンしました。
街を行き交う人々が小さなショールームに気づいて中を覗き込むと、そこには小さな世界が広がっています。ミニチュアの新車やプロモーションビデオが展示されており、さらにはミニサイズのアンバサダーと対話可能なホログラムも実装されました。ショールームは、QRコードを通じて試乗や予約に直接つながる新しいメディアとして機能しています。この小さなショールームは、日本の4都市(東京、名古屋、大阪、福岡)の計11カ所で2カ月間オープンしました。VOLVOファンからも、車に興味を持たない人からも注目を集めることに成功しました。
EXECUTIVE CRIETIVE DIRECTOR: MASANORI TAGAYA
CREATIVE DIRECTOR: MITSUSHI ABE
ACCOUNT EXECUTIVE: MASA OKAZAKI / NAO UDAGAWA
STRATEGIC PLANNER: KOTARO OGUCHI