なにをやっているのか
太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)は、
太陽光発電のオーナーや再生可能エネルギーに
関心を寄せる人たち、
約2,500名が参加する環境NPOです。
持続可能な社会の実現に必要不可欠な
エネルギーシフトを目指し、
その担い手となる太陽光発電所オーナーおよび
太陽光発電の導入を検討される方々に対して、
アドバイスやサポートを展開しています。
自身も太陽光発電を運用しているメンバーによる
中立かつ公正な目線・情報や、
市民感覚に基づいた対応ができることは、
他にはない大きな強みです。
会員には発電データの管理を呼びかけています。
一人ひとりの発電データは、
発電量の維持や故障の予見に欠かせないだけでなく、
他の発電所オーナーや社会にも共有され、役立てられます。
主客が一体となるのが、わたしたちの活動の特徴です。
なぜやるのか
規模の大小を問わず、電気をつくる道具は“発電所”であり、
それを保有する一人ひとりが”発電所長”であることを、
わたしたちは伝えてきました。
自らの発電所であれば、つくる前もつくった後も、
主体的に関わるのは“あたりまえ”のこと。
ところが、そんな“あたりまえ”が崩れてきているため、
近年、自然を破壊したり、
人々の暮らしを脅かすような乱開発が起きています。
PV-Netの活動は、この“あたりまえ”を実現するための
施策そのもの。
最近では、システムの継承、処分に関する相談も
多く寄せられるようになっており、
社会資産である太陽光パネルを簡単にゴミにしない、
持続・循環・継承利用の仕組みづくりにも着手しています。
こうした太陽光発電の「ゆりかごからゆりかごまで
(設置から持続利用まで)」
の悩みをフォローすることで、
安心、安全、健全な発電所運営を“あたりまえ”に行う
プロシューマー(電力の生産消費者)や
賢い発電所オーナーを広げていく――。
わたしたちの願いです。