こんにちは。人事の佐藤です。
コーポレート部門のイメージしづらい仕事の内容や、魅力を展開していきたいと思います!
まずは、「事業企画」のポジションです。
▼事業企画ポジション_ゲーム・メタバース・DX事業 担当者募集!
経営企画部の中にあるグループの一部門でして、社内では「ビジネスカウンセルグループ」という名称で呼ばれています。現在当社のCFOである大矢がヤフーさんのCFOを担っていた頃に導入を進めた仕組みでして、各事業部やグループ会社に、経営者や事業責任者と二人三脚で経営に携わる「経営管理担当者」を置く手法のことを言います。まさに「経営の伴走役」です。(引用:経営ハッカー)
▼ビジネスカウンセルグループの役割
グループを組成してから試行錯誤を重ね、役割をどんどん昇華させていき、現在ではグループとしてのミッションを以下のように定義し、日々業務を行っています。
〈ビジネスカウンセルグループとしてのミッション〉
- 業績拡大に向け、事業子会社に寄り添い、事業子会社経営陣と共に経営課題を解決するパートナー的役割を担うこと。
- 事業部とコーポレートの橋渡し役として、正しく双方の実態の共有を行い、適切な経営判断を行うサポートの役割を担うこと。
▼業務の概要
とは言っても、経営企画や事業企画の業務って、定義も各社各様ですし求人票の内容だけですとイマイチ分かりづらいですよね。もう少し具体的に何をやっていただくか、以下に記載してみました。
ー 戦略業務(いわゆる攻めの仕事)
- 事業子会社全体の中期経営計画の策定
- 事業子会社に関する戦略立案・実行支援
- 個別事業推進サポートや改善提案
〈人事コメント!〉
上記の業務は、主にMgrやMgr候補の方に対応をしていただく想定でいます。各事業における業界親和性をバックグラウンドに、「事業を引っ張っていくこと」にウェイトを寄せて対応を期待したいと思っています。
ー 管理業務(いわゆる守りの仕事)
- 意思決定に関する会議体運営(取締役会・経営会議運営)
- 意思決定フロー策定・運用
- 事業管理モデルの設計・ルール策定
- 予算策定・管理会計実務対応
〈人事コメント!〉
グリーでは管理会計をしっかりめに導入していたり、意思決定に関する会議体の運営など、スタッフクラスとしてご入社いただく方には、まずはこの辺りのルールや仕組みを回すことから担っていただく予定です。ゆくゆくは施策として金額の大きな案件をPMとしてドライブし、より上流の意思決定に関わるような業務にもチャレンジしてほしいと思います。
ー その他事項
- グループまたは事業子会社横断プロジェクトのPM
- グリーコーポレート部門との各種連携対応
- 市場及び競合に関するリサーチ・分析業務
- 社内決裁資料作成・営業提案資料作成支援 など
〈人事コメント!〉
ミッションにもある通り、「事業拡大」や「経営課題の解決」のために事業子会社の経営陣のパートナーであるため、業務の範囲は本当に幅広です!営業提案資料の作成支援まで行っちゃいます。(ビジネスカウンセルGrのMgrが「うちのチームは、ゼネラリストのスペシャリスト集団みたいな感じ」と表現していましたw)
▼キャリアパスについて
組織としては、以下図のように主務としてはグリー本体の経営企画部に所属はしていますが、事業領域毎にチームを組成しており、担当する事業子会社側で主に業務を担っていただきます。以前までは、事業子会社にビジネスカウンセルのような役割を担う人材が点在し孤軍奮闘しており、担当事業のことには非常に詳しくなるものの、キャリアとして他の選択肢を選択しずらいという弊害も起こっていました。
そこから、改めてビジネスカウンセルグループを組成しグリーの経営企画部の下に組織化し、今の形をとるようになりました。そうすることで、ビジネスカウンセルで経営者と同じ視点で事業を見て、判断し、事業をグロースさせることで、次の事業責任者になるというキャリアも描けますし、他方でもっと財務戦略的な部分を尖らせたキャリアを進みたいということであれば、経営企画部の中での異動やもちろん他コーポレートのキャリアを形作ることもできます。
▼ポジションとしての魅力
直接的にポジションとしての魅力ではないかもしれませんが、グリーは創業者であり現在会長兼社長の田中が過半数の株式を保有しており、非常にシンプルな経営構造になっています。それゆえに、長期的な視点で大きなビジョンを描くことに時間を使うことができます。
実はこの経営構造がエンタメビジネスと相性が良いと思っています。昨今のゲームで言えば、製作期間やコストが過去よりも長く大きくなっていたり、ヒットするか否かという一定不確実性のある領域だと捉えており、事業を推進し続けるためには、トップが長期的な視点で意思をもって取り組むことが出来るかがとても重要になってきます。
また、メタバースの市場も「数年後には国内市場だけでも〇兆円規模!」なんて言葉が躍るようになりましたが、5年前には誰も今の状況を正確に想像することはできなかったと思います。その頃から自社の強みや今までの積み重ねで必ず勝てる!ということに賭け、多少(多少じゃないかもですが!)の赤字は気にせずに事業を伸ばすことに腰を据えて取り組むことが出来るのも、上記の経営構造ゆえだと考えています。
企業によっては戦略にかかわらず、短期の赤字で事業撤退を余儀なくされることもあると思いますが、ビジネスカウンセル(事業企画)ポジションにて、長期的に事業を成長させられることは、もしかすると他社にはなかなか無い魅力なのではないかと思っています。(大変ですが!w)
▼Q&A
ご質問としてよくいただく内容をQ&Aにてお知らせします。
Q:むっちゃ働くことになりそうだなぁ。。どんだけ忙しいの?
A:良く頂くご質問ですが、36協定を締結しておりますが、毎月の残業時間上限は45hまでです。予算時期(11月と4~5月)は繁忙期であり45hを超えることもありますが、繁忙期でなければ25~30hくらいが平均的な残業時間です。
Q:ミッションにある「事業部とコーポレートの橋渡し役」ってことは、板挟みにあうこともあるのでは?
A:守りの業務においては起こることがあります。例えば事業サイドとしてはインシデントとは思わないということが、グループ全体でみるとインシデント寄りかもというケースです。ビジネスカウンセル(事業企画)の役割って、どちらかに肩入れするということではなく、意思をもって動くことが役割として求められています。両者の主張を聞いた上で事業成長するためにあるべき姿に向けて課題解決をすることなので、この仕事を志向する人は、もしかすると上記のようなシチュエーションを解決すること自体が、楽しい、もしくは得意!と思ってもらえるのではないかと思っています。
Q:コンサル企業じゃないけど、ロジカルじゃないと厳しいのかなぁと。。
A:ロジカルさも重要な要素ですが、それ以上に真摯にPDCAをまわし、目標に向けて正しい努力をしている人に対しては、プロセスを含めて評価する文化もあります。会社としては、Valueにある通り、失敗を許さない文化ではなく、その失敗を受け止めて次に繋げる姿勢を重視しています!
▼終わりに
いかがでしたでしょうか。
ほんの一部ではありますが、少しでも仕事内容をご理解いただく参考になれば幸いです!
経営企画や事業企画にキャリアをピボットしたい方、今まで以上に大きな規模で経営企画や事業企画の経験をしたい方、当社が取り組む事業をさらに大きくしていきたいという方、是非一緒に働きましょう!
ご興味お持ちいただけましたら、是非ご応募いただければ嬉しいです。
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