こんにちは。人事の佐島です。
グリーグループでは、ゲーム・アニメ事業、メタバース事業、コマース事業、DX事業、マンガ事業、投資・インキュベーション事業を展開しています。それらの事業を横断して支えている技術部門が開発本部。
そんな開発本部で働く人やチームを不定期で紹介をしていこうと思っています。
今回は創業事業であるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)GREEの基盤部分である GREE Platform のシステム開発・運用保守を担当している GREE Platform部よりゲーム基盤開発チームをご紹介したいと思います。
お話を伺ったのは高峰 健志さん。
まずは、ゲーム基盤開発チームが普段どのようなお仕事をされているのか、教えてください。自己紹介もあわせてお願いします。
チームの紹介前に GREE Platform 事業とはなにかを、簡単に説明させていただきます。
GREE Platform とは「GREE」というユーザー同士で繋がれるSNSサービスを起点に、ユーザー間でのコミュニケーションサービスを生かし、ソーシャルゲームを提供するための多くの仕組みをユーザーやアプリ開発会社に提供するシステム(プラットフォーム)です。
私たちのチームが運営しているサービスは、多くのユーザーに愛されつつ
- 「GREE」SNSサービスは、創業から15年以上
- 「GREE Platform」ソーシャルゲームプラットフォームサービスは、10年以上
長期サービスを提供し続けることができています。
しかも GREE Platform は、サービス開始から10年以上サービス無停止で運用を続けています。
(これは技術者として、難易度が高いと同時に誇れるものだと感じております)
この GREE Platform のシステム運用保守を行っているのが、ご紹介するゲーム基盤開発チームです。
web開発とNative開発の2つのチームで構成されており、ユーザーUIの開発からサーバサイド開発、さらに足を伸ばせばNativeの開発までと、GREE Platformという大きなシステムの元、開発・運用作業を行っております。
常時2 ~4つのプロジェクトを稼働させ、開発業務を中心に業務に取組み、サービスの運営状況やプロジェクト規模に合わせて、人員構成を組み換えてチーム開発を行っております。
開発の進行は、アジャイル をベースに各案件の具体化のスピードをあげ、操作確認できる段階での品質向上対応を納得が行くまで取組み、機能提供(リリース)作業を行っております。
サービス開発だけではなく、ユーザーやアプリ開発会社からのフィードバックを直接受けての対応業務も合わせて行っております。厳しいご指摘を受けることもありますが、提供しているサービスをさらに成長させることができるきっかけになりますので、作りっぱなしのシステム開発と比べるとやりがいが持てる業務であると感じております。
私は、このチームのマネージャーとしてメンバー管理をしつつ実際に手を動かしています。
私自身も、中途入社組です。自己成長やより大きな規模のシステム開発経験を求めて転職し、気がつけばグリーに入社して12年以上経過しておりますが、いまだに想像以上のスピード感と規模感が感じられるチームですね。
また、GREE Platform事業の今後ももちろんですが、会社自体が新しい時代や世界に向けて新たな事業を進めている点も魅力があると感じでおります。
ゲーム基盤開発チームの業務におけるやりがいや魅力について教えてください。
直近、より忙しく動き回っています。と言いますのは、GREE Platform は創業以来ずっとオンプレミスサーバで稼働していたのですが、今このシステムをクラウドへ移行している最中だからです。
これだけの規模のシステムをクラウド移行するプロジェクトは、弊社の歴史でも上位に入るプロジェクト規模であり、多くのシステムや多くの人たちが関わってくる案件です。また、ただ移行するだけでなく、新しいサービス形態を見据えながら、既存のシステム知識だけではなく、移行先で生まれ変わるシステムに様々な思いや新たな知識をつぎ込んで新しいシステム構成の再構築もしています。
新規開発のシステム構築は、規模の大小に関わらずいろんなところで行われていますし、経験ができると思うのですが、10年以上稼働し続けているサービスのシステム構成を見直すチャンスというのはなかなかないと思います。
既存知識だけで回っている環境ではなく、持っている知識や経験を生かしつつ、さらに一緒に新しいことを学びながら、新しいシステム構築ができる。そこが一番大きな魅力だと思っています。
やることがいっぱいというより、やれることがいっぱいある職場です。
ゲーム基盤開発チームのカルチャーやメンバーの特徴などを教えてください。
ベテラン揃いのチームです。各自プロジェクトリーダーとして様々なプロジェクトを推進しています。後でお話ししますがゲーム基盤開発チームが取り扱うプロジェクトはどれも簡単なものではないため、お互い助け合いながら進めていくというカルチャーがあります。
上記に関連するかもしれませんが、自分の担当分野ではない新しい機能やサービスについて積極的に関わることができます。手を挙げればチャレンジできるし、チャレンジを推奨するカルチャーがあります。
少しプライベートな特徴でいうと、お子さんがいるメンバーが多いです。みんな子育てをやりながら仕事を楽しんでいます。
どんな方にきていただきたいですか?
このチームで活躍いただくために必要な要素が3つほどありますので、順に説明させていただきます。
1つ目は主体性を持って仕事に取り組める人。と言うのも、10年以上続くサービスで仕様が網羅された資料がないからです。そのため全ての作業は調査から始まります。待ちの姿勢では何も進まないので調査を厭わない方に向いていると思っています。
2つ目は円滑なコミュニケーションを取れる人。かなり大規模なシステムなので、一人だけでできるサイズの仕事はないですし、10年以上続いているサービスであるが故、全てを知っている人はいません。そのため他の人の知識を使わないとゴールに辿り着けないんです。調査結果を共有し、影響範囲を話し合いながらでないと作業に着手できないので、業務の中心にコミュニケーションがあります。
3つ目はパズルや推理ゲームなどが好きな人。繰り返しになりますが、10年以上拡張し続けているサービスで、全てを知っている人がいないため謎解きが必要です。パズルを解くような仕事内容と言っても過言ではありません。各機能がどのように連携しているのかを推理しながら業務を進めています。
スキル的にはLAMPでの開発経験をお持ちの方、特にレガシーなシステム開発経験者をお待ちしていします。小規模でも良いので全体が見えている方。逆にいうとモジュール開発経験しかない方やGUI/ローカルでの開発経験しかない方には少し厳しい環境だと思います。
どんな仕事をお任せしたいですか?
入社後、まずは簡易な業務を通じてGREEの基本的な仕組みや開発ルールなどを把握していただきます。それから1~2人でできるプロジェクトで実績を積んでもらいつつ、頃合いを見て、数名のメンバーでの中規模案件をリードしてもらいたいと考えています。
ここまでを3~6ヶ月程度のスピード感でこなしていただこうと思っています。
結構早いですね。
そうですね。リーダー経験がないと厳しいと考えております。ですのでマネジメント経験も重視しています。
そして半年後には完璧でなくてもいいのでプロジェクトリードをしてもらいたいなと考えています。プロジェクトの1つの駒としてではなく、一緒に考えサービス構築をリードする業務をお任せしたいと考えております。(もちろん、丁寧にサポートしてまいります。)
最後に応募を検討されている方へ一言お願いします
既存システムをクラウドに移行するチャレンジは、単なる移植ではなく、システム再構築も行います。新しい方には、システムの構成を把握していない段階で、新しい風(提案/思想)をいれてもらいたいと思っていますので、システムリニューアルの経験が豊富な方が腕試しをしていただくには最高の環境だと自負しています。
GREE Platform はこれまでの10年間、無停止でサービスを稼働し続けてきました。さらに10年、20年と愛されるサービスを提供できるシステムを一緒に刷新してみませんか?
ご応募お待ちしております!