採用面接の際にいつも聞かれる質問があります。今回はそれらへの回答をこちらで公開することで、限られた面接時間を有効活用できるようにFAQページを設けました!
【Q1】グリー株式会社はグリーグループの中でどういう位置付けなんですか?
一言で言うと各事業を支える部隊になります。グリーグループはゲーム事業、メタバース事業、広告・メディア事業を3本の柱に事業を行い、他にも投資・インキュベーション事業を展開しています。グリー株式会社は、これらの事業を技術で支える「開発部門」と「コーポレート部門」などで構成されています。
【Q2】開発本部はどのように事業を支えていますか?
共通で必要となる技術領域を各事業を横断して支えています。具体的にはインフラ、セキュリティ、データ分析、品質管理のようにサービス面を支える部門の他、情報システムといった組織面を支える部門で構成されています。また『GREE Platform』およびその上で展開している各種ゲームの運営も開発本部が担当しています。
【Q3】開発本部の特徴を教えてください。
開発本部の特徴は3つあります。
- 事業会社で技術支援をしている
- 複数の事業を横断している
- 横断部門が集約されている
それぞれの特徴についてもう少し説明します。
- 事業会社で技術支援をするというのは、企画から携わって事業に対して提案ができるということです。
事業と一体になって企画から携わり、提案し改善するところまで一緒に進めることができます。
また、チームにもよりますが1人1タイトルを担当することが多く、裁量が大きいのも特徴です。 - 複数の事業を横断しているのは、事業を横串で見ることができるというメリットです。
各事業に特化した専門部隊が事業の組織に組み込まれるのがよくある形だと思います。
ですが、事業を横串で見ることにより、事業ごとに異なる課題や成功事例などを横展開できるため成長スピードが早いという特徴があります。 - 横断部門が集約されていると同じ開発本部内で情報共有が容易にできます。
開発本部の全部門が集まるミーティングが月に一回開催され、他部門が進めているプロジェクトなどを把握することができます。
ほぼ全ての部門が事業を横断しているので、事業固有の用語などを使った情報共有が可能となり、情報共有にかかるコストが少ないというのも特徴です。
【Q4】横断組織ならではのデメリットもあると思うのですが。
はい。事業と一体になって進めることができるとはいえ、やはり開発本部と事業部とでは協業関係であることには変わりがないため、事業側の意思決定者との距離感があったり、1つのプロダクトにずっと専任で関わることが難しかったりすることはあります。それを踏まえて、「こういう人/こういうことに興味がある人」には向いていると思います。
まだまだ出てくると思いますので、気がついたら更新していこうと思います!