この記事はグリー新卒採用サイトからの転載です
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グリーにはライフスタイルや美容、グルメなど、5つのメディア事業がありますが、その事業責任者を任されているのは、入社6年目の同期4人組。彼らはどのようにして現在の仕事に行き着き、どんなところにやりがいを見出しているのでしょうか。長谷川 貴之、高原 知哉、安藤 優希、北島 知也の4人に話をうかがいました!
長谷川 貴之(写真左)
グリー株式会社 / アリネ事業部。2013年新卒入社。学生時代は自然言語処理に関する研究を専門に、国際学会で発表したことも。データエンジニアリングを専門に幅広いシステムをカバー。美容メディア「ARINE」のマネージャーとしてプロダクトチームを統括している。
高原 知哉(写真中央左)
グリー株式会社 / アリネ事業部。2013年新卒入社。メディアデザイン学科を卒業。学生時代はデザイン思考をベースにIoTやアプリ企画開発をしていた。2016年1月からアリネ事業メディア責任者となり、人間力を発揮。
安藤 優希(写真中央右)
アウモ株式会社 / 取締役執行役員 / メディア事業部部長。2013年に新卒で入社し、様々な事業を経験した後に現職に。自分自身の強みは「成功するまでやり続けられるコミット力」と語り、事業を拡大させるべく、仲間と共に奮闘中。
北島 知也(写真右)
Glossom株式会社 / mogunaグループ。2013年新卒入社。デザイン科学専攻。主にポスターやカタログなどのデザインをしていた。バンドに明け暮れ、ドラムを叩きすぎて留年するも、夢中になる方向をデザインに。努力次第で何でもできると信じている。レシピ動画メディア「moguna」を担当。
“「やりたい」の声を拾ってもらえるカルチャー。”
ーーそれぞれの仕事内容を教えてください。
北島:
レシピ動画メディア「moguna(モグナ)」の立ち上げから事業責任者として関わり、今は全メディアのUI/UXデザインを兼務。数字やお客さまの動向を見て、サービスを改善していくのが主な仕事です。
安藤:
僕はおでかけメディア「aumo(アウモ)」の運営をしている子会社の取締役を任されています。
高原:
美容メディア「ARINE(アリネ)」の責任者です。ライターやSEO担当者など、約70人と連携しながらメディアを運営しています。
長谷川:
僕も高原と一緒に「ARINE」を作っています。僕はアプリやウェブサイトなどのサービスのエンジニアリングが担当です。
ーーみなさんは、どういう経緯でメディアをつくるようになったのですか?
北島:
グリーはゲームのイメージが強いと思いますが、現在5つのWebメディアを運営しています。最初にスタートしたのは「LIMIA(リミア)」という暮らしに関するメディアで、DIYや雑貨、フード、レシピなど、幅広いジャンルを扱っていました。そこからさらに各ジャンルに特化したメディアをつくろうということでスタートしたのが残りの4メディア。どれもここ1、2年の間にはじまったばかりです。
高原:
最初に動き出したのは、まだ入社3年目のときでした。僕は突然上司に呼ばれ、「美容系のメディアを立ち上げるんだけど興味あるか」と聞かれて。もともと新規事業に関わりたいという思いがあったので「やります」と即答したんですが、蓋を開けてみると「ARINE」の初期メンバーは、僕と田中社長の2人だけだったんです(笑)。
長谷川:
グリーには社員が役員に同行し、どんな仕事をしているのかを見学できる「GEIP(GREE Exective Internship Program=役員かばん持ち)」という制度があるのですが、高原は田中社長のかばん持ちをしたつながりで声が掛かったのかもしれません。
北島:
僕はもともとデザイナーとして入社し、広告メディア事業統括室というところにいました。そこではデザイナーとしての枠組みを超えて、サービス全体の設計まで関わっていたので、上流からものをつくれる、という点を評価してもらいメディア事業に引き上げてもらいました。
安藤:
この会社は「やりたい!」と声を上げたり、行動で示したことを誰かがちゃんと見てくれるんですよね。特に今は新卒でも活躍できる環境を作って、若手を育てていこうという雰囲気が盛り上がってきています。
“裁量権の大きさが、やりがいにつながる。”
ーーWebメディアを運営するために必要なことは何でしょう?
北島:
メディアというと専門的な知識が必要と思われがちですが、Webメディアの場合は一概にそうとも言えません。Webメディアを成長させていくためには、経験以上にスピード感やマインドがすごく大切だと個人的には感じています。
長谷川:
確かにそうですね。上に立つ人は専門知識の有無よりも、人をいかに巻き込めるかがどうか。そういう気概を持っている人が積極的に引き上げられているという実感があります。もちろん数字で結果を出さないといけないのでプレッシャーはありますが、そのぶん裁量権も大きいです。
ーー他のみなさんも裁量権の大きさは感じますか?
安藤:
一般的な企業と比べると、すごく自由にやらせてもらっていると思います。だからこそ、長谷川の言う通り結果で示したいという思いが強いです。目標は数えきれないほどあるので、ひとつひとつハードルを越えていくのは大切です。でもそれを地道に続けてきたことで「aumo」は数字も伸びているし、最近では会社から表彰されることも増えてきました。
高原:
グリーは自由な社風ですが、決して放任主義ということではなく、むしろ面倒見がいい。入社3年目からメディアの立ち上げを経験させてもらっているなかで、応援してくれたり、気にかけてくれる人が社内にとても多く、ベンチャーマインドも残っています。僕なんて新卒の頃から相当生意気でしたが、それでも受け入れてくれる懐の深さがあるので働いていて窮屈じゃないんですよね。
長谷川:
人間味があるというか、働きやすい環境ではありますね。僕はエンジニアとして入社したんですが、そのときの上司にも「うちにいるエンジニアは、いつでも転職できるように育ててやる」と言われたんです。前提としてエンジニアは転職を重ねることで、市場価値を高めていく職種だというのもあるのですが、社員としてではなく、一個人として見てくれているのがうれしかったし、ありがたかった。なので、今は僕の下で働いてくれているエンジニアたちにも同じような感じで話をしています。
“この環境を活かすも、殺すも自分次第。”
ーーグリーの魅力は何ですか?
長谷川:
ストレートに言うと、企業の経営資源「人・物・金」がしっかりしていることだと思っています。若手でも新規事業を任せてもらえる環境があって、マーケティングにもしっかり費用を掛けられるなんて、なかなかできることではないですから。
安藤:
僕も同じ意見です。それって結局、最短で経験を積める環境があるということ。投資すれば、開発や作業のスピードが上がるから、他所の企業で3年かかることが半年や1年で実現できてしまう。これってすごいことですよね。もうひとつ言うなら、自然と切磋琢磨できること。僕らのメディアに関する様々な数字は、社内で全部公開されているのですが、みんな席も近いので良くも悪くも丸見えで(笑)。自分が直接関わっていないメディアの成長を間近で見られるので、お互いに刺激を与えながら高めていける。僕ら4人は同期で仲もいいですが、よきライバルでもあるんですよね。
長谷川:
エンジニア目線で言うと、僕らがやっているのは、ユーザー投稿型の要素を入れていくようなメディアなので、ゲーム領域では必要なかった技術や考え方が必要になってきます。今は最先端の技術をどんどん導入していくフェーズにあるので、新しいことに貪欲で、自分を高めている人にこそ、この会社は向いているかもしれないですね。
高原:
これは僕ら全員が思っていることだと思いますが、そういう環境を生かすも、殺すも自分次第なんです。つまり、自分で行動していこうという人であれば、いくらでも夢を叶える可能性が広がるんです。
北島:
たとえばデザイナーだったら、普通はアシスタント的なところからはじまるのが、いきなり胸を張って世の中に出せるようなものをつくらないといけない環境にぶち込まれるので…。
高原:
スリリングだし、エキサイティング(笑)。
安藤:
確かに、自主性を持っていい物を生み出していける人じゃないと、グリーでは成長できないかも。そういう環境で自分を試してみたいっていう人は、ぜひ積極的に来てほしいですね。