株式会社grapeが昨年の8月に決算を迎え、2023年の9月から4期目がスタートしました。
2020年の9月に起業をしてから4年を迎えた立石に、当社の社員がインタビュー。
代表取締役の立石が当社を設立したストーリーを【起業前】【起業直後】【現在】【未来へのビジョン】と順序立ててお伝えしていきます。
前職では広告の事業部長も担っていた立石がどのような経緯で起業を考えたのかそして株式会社grapeのこの後のビジョンなどについて聞いてみます。
・・・
- 何故、grapeという社名にしたのですか?
これに関してはお取引様や関連会社さんからも最初のお打ち合わせの際によく聞かれる質問です。
正直、深い意味を持たせようっていう考えはあまりなかったのですがただ、一つだけこれだけは意識して会社名を決めようって思っていました。
それは、これからお取引をする各企業様に覚えてもらいやすい名前にするということです。
取締の大田と設立前に何度も会社の名前について考える時間があったのですがとある大企業さんの話になりそれにあやかってというわけではないですが自分達の造語を作ったり、いわゆる広告代理店っぽい名前みたいなのではなくシンプルかつ一発で覚えてもらえる「grape」という名前をつけました。
実はpeachとかorangeとかも候補に上がっていたんです。
結論、設立してから外部の方から「grape」という名前は頭に残るねと言っていただくことも多く、自社ロゴのステッカーや弊社ではお打ち合わせの際にgrapeのロゴが入ったお水をお渡ししているのですがポップな仕様になっており年々さらにgrapeという名前に愛着が湧いています。
- 前職で事業部長まで役職を持たれていたとお伺いしましたがどうして起業しようと思ったのですか?
grapeでは現在、広告をメインとして事業を展開しているのですが実は創業時は全く違うことをやろうとしていたんです。
最初のキッカケは大田と打ち合わせのような形でカフェで話している時に「音楽ゲーム」いわゆる音ゲーを作りたいという話が上がって、そしたら一緒に作るか!となったのが本当に最初の起業理由でした。
そのため、設立当初はお互い広告業界で働いてきたので広告事業も行なっていたのですがそちらの業務は最低限にして、カジュアルゲームの開発をメインに行なっていたんです。
しかし、2人でアプリを開発してリリースし、世界中に発信しみんなに認知してもらうというところまでには限界があったことと、実際に制作を進めてみると「もっとこうしたい」というこだわりがたくさんあり、人手や費用も含めて自分たちが本当に求めているものを作るためにはまだまだ準備が必要だなと感じていました。
そのため、リリースしていたアプリなども終了させ、一旦カジュアルゲーム事業をペンディングし
広告事業に注力することにしました。
2人とも同じ広告業界の人間ではあったものの、前職までの業務の担当領域や繋がりや人脈などが上手く2人で棲み分けされておりそれぞれの経験を活かしながら業務を進行しました。
数年間、広告業界で働いてきたものの、もちろん起業をした新しい会社のため新人のつもりで1からテレアポやリストアップなど行ってお取引の起業様を増やしていきました。
- grapeの事業内容について教えてください。
現状は、主に女性向け化粧品コスメをメインとしたインターネットの広告関連の事業を展開しています。
営業部、広告運用部、ライター部の3事業部で構成されており営業部が広告主をはじめとした各取引先の窓口を担い、運用部が広告配信プランニングから実際の配信業務、ライター部が広告物の制作を担っています。
営業部の方では「キジコミ」というアフィリエイトサービスを2022年にリリースさせて頂きました。
記事型広告に特化したアフィリエイトサービス「キジコミ」 -PR TIMES
自社で広告を運用する場合は、記事型広告の取り扱いが中心となっており自社のライター部が制作する商品記事には、今までの商品獲得件数や効果、クライアントさんからの好評のお言葉を頂くなど、その実績のもとかなり自信を持っております。
その中で、広告主さんとメディアさんがリソースや審査落ちなどで悩みを抱えている記事コンテンツの作成という部分を弊社が解消できないかと思い営業×ライターを組み合わせたサービスとして「キジコミ」をリリースしました。
キジコミをリリースしてからは、プレスリリースも大々的に展開をさせていただいたおかげもあり500社(一部個人アフィリエイターさん等も含む)を超えるお問い合わせを頂き取引先の幅も広がり、今もサービス自体は形を変えて継続していますが特にリリース当初は営業メンバーは本当に毎日対応に追われていたのを覚えています。
そして、運用部の方では主にSNSを活用した記事型広告の配信をしています。
取り扱い媒体も多岐に渡り FacebookやInstagram、TikTok、X等ほとんどのSNS広告は取り扱いがあります。
もしSNS広告に興味があったり、広告全般に関してお困りの方がいれば成果にコミットをする自信があるので是非ご相談いただけたら嬉しいですね!
- grapeメンバーや会社の強みを教えてください。
なんといっても、弊社の強みは在籍メンバーみんなが業界経験者でその道のプロフェッショナルというところですね!
各メンバーが何でもマルチにこなすというよりかは一人一人の業務範囲を確立させています。
営業部はもちろん社外との案件進行や案件の責任者として、社内のメンバーを巻き込む役割をしています。
広告運用チームは運用に関する全般を、ライタークリエイティブチームは制作はライティングから広告バナー・動画の制作の知識に特化しておりそれぞれの領域を特化することで今までの経験を活かしているためノウハウや知見はかなり強いと自負しております!
もちろん各個人が独立して動いているという意味ではなく担当になったメンバーが各案件ごとにミーティングを重ねて一つの案件に取り組んでいきますので各事業部それぞれの目線からさまざまな意見を取り入れながら業務を進行していくため一人一人の100%の意見を集めそれを議論し「grape」として120%の答えを導き案件を進行しています。
前述でも話しましたが、特に弊社は記事コンテンツの制作に絶対の自信を持っており、昨今、効果の良い記事を作るためには、薬事法や景表法の規制厳格化もあり媒体の審査は年々難易度が高くなってきていると感じる方が多いと思います。
弊社ライター部は全員が経験者かつ薬事法などの知識も豊富に持ち合わせており、ものすごく綺麗でそれでいて説得力のある記事を全案件で書くので自社ながら本当に毎回すごいなと思っています。
僕自身もライティングへの向き合い方や完成した記事を見て勉強させられる部分が多いなと感じます。
-先ほどは起業する前の話や社内について主にお伺いしたのですが起業してからの売り上げ成長率についてお話をもらえますか?
そうですね、1期目から話していくと、起業当初は大田と2人の会社だったことと新しいメンバーの採用に関しての動き出しが正直僕らは遅かったため1期目から2期目の初めまではまず会社の事業確立をメインとしていました。
そして、2期目の後半あたりから今在籍しているメンバー達にジョインが始まりました。
最初は初めての自分の会社での社員という人生で初めての経験だったためメンバー同士のコミュニケーション方法や各事業部の環境作りを何度も思考しそれぞれが力をしっかり発揮できる体制に形を変えながら事業を進行できたおかげで2期目~3期目は前期と比較して約500%以上の売り上げを達成できました!
本当にこの売り上げは社員一人一人が頑張ってくれたおかげだと思います。
間違いなく言えるのは今いるメンバーの誰かが欠けたらこの成長率は絶対なかったなと感じますね。
それだけ一人一人の力が大きかったのと会社としてそれぞれの役割がはまったことでまとまりが出てきたという証拠だと思っています。
とはいえ、もちろんまだまだ課題と改修が必要なフェーズですので会社の底力としては、これからまだまだアップしていくと思います!
-4期目を迎えて、そしてgrapeの今後のビジョンについて教えてください。
とにかく今直近の会社方針として挙げているのが広告事業部の人員増加になります。
昨年対比約500%の売り上げを今の人数で実現できたことももちろん凄いことではありますがやはり更なる成長のためには、より多くの人の力を借りなくてはと思っています。
現状は各事業部が少人数で動いており、人が1人働ける量を考えるとどうしても受け入れできるお客さんの数に限りがあったり取り組んでみたいと思ったこともすぐに動き辛かったりどうしても手数に限界がある状況ではあるのでもっと会社として色々なチャレンジができるような組織体制を整えるということが今一番の目標になります。
また、4期目に関しては広告事業以外にも新しい事業にも取り組みたいと考えており今絶賛準備中です!
既存の広告事業と兼ね合いを持った新しい事業を展開していく予定ですので更に弊社だからこそできるということを増やし組織として拡大していけたら良いなと思います。
この記事やgrapeのサイトをご覧頂きgrapeの成長に力を貸しても良いよという方がいらっしゃいましたら是非お話ししましょう!
特に広告配信の運用者さんを強化して募集をしていますので興味のある方は一度カジュアルにお話だけでも出来たら嬉しいです!
wantedly採用ページはこちら
https://www.wantedly.com/projects/1586389