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なにをやっているのか

 グッドサイクルシステムは、薬局の業務の効率化やサービスの向上を図るシステムを手掛ける会社です。 2012年9月、iPadが使えるスマート薬歴<GooCo(グーコ)>をリリースし、これにより、「いつでもどこでも見られる、書ける、説明できる」電子薬歴システムを実現しました。  近年は、薬局と製薬会社のパイプ役としての事業にも注力しています。「医薬情報戦略研究会」の活動を中心に、双方に情報交換の場を提供しています。製薬会社からより詳しい薬の情報を薬局に提供できるようになれば、患者さんへの服薬指導がさらにやりやすくなる。それによって、患者さんの薬に対する理解度を高めることができます。さらにその先に、薬剤の情報提供を行うメディアの創出を見据えています。こうした新しい挑戦により、薬局の可能性を大いに広げられると信じています。  このように、私たちは薬局だけでなく、患者さん、製薬会社のお役にも立てるシステムや事業の開発に取り組むことで、「電子薬歴をベースに、 人々の健康と企業と地域社会の間に グッドサイクルを生み出すこと、それが私たちの役割」と考えております。 https://goodcycle.net/overview/outline/

なぜやるのか

現在、社会には薬にまつわる問題が数多く存在します。 2010年から調剤前の先確認が義務化されましたが、それより、ずっど以前から薬剤処方時の「後確認」に対し、私たちは問題意識をもっていました。 「後確認」とは、現状調剤薬局で受付時に服用の問題の有無を患者さんから確認せず、処方箋通りに処調剤することです。その原因は、患者さんの薬歴管理の難しさと非効率さにありました。これでは患者さんに安心快適に薬を処方できません。  この問題を何とかしたい。患者さんに安心していただきたい、薬剤師さんの業務を効率化したい。そんな思いからスタートしています。

どうやっているのか

 それらの課題を解決するために、私たちは「電子薬歴」という新しいソリューションシステムを生み出しました。  デジタル化することにより、恒久的に膨大な量の薬歴データを管理することが可能になり、調剤薬局の業務効率化につながります。そして電子薬歴を用いて調剤薬局での「先確認」を実現することで、よりユーザーファーストな薬局サービスを提供することができます。  ICTを用いて、患者とその家族、薬剤師と薬局経営者、製薬企業、社員とその家族…そして社会に社名でもある「グッドサイクル」を実現し、「世の中に必要とされる製品」を提供し続けていきます。