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なにをやっているのか

保育園に子供を預けることができない「待機児童問題」が解決したら、その次にどんな子育ての問題が発生するのでしょうか? 保育園に子ども達が入園し、無事に職場復帰をした母親・父親が次に悩むこと、それは「子育てと仕事の両立」です。 想像してみてください。 家に帰ったら子どもが発熱していた。しかし、明日は大切な会議があって仕事を休むことができない。 そんな時に利用できるのが病児保育室です。 入院するほど重症ではないが、風邪などの軽症で保育園では預かることのできない子どもを“病児”といいます。病児を専門家である保育士と看護師が保育看護を提供する安心の環境で、回復するまで一時的に預かってくれるのが病児保育室です。 そんな子育て世代の強い味方である病児保育室ですが、その利用率は「平均30%」と、とても低い数値です。 利用率が低い理由は「使いづらい」「知られていない」「施設が少ない」からです。 私たちはまず「使いづらい」仕組みを解決するため、スマホから病児保育室の予約ができる『あずかるこちゃん』を2020年4月にリリースしました。 病児保育室が使いづらい理由の1つは「電話予約」という予約方法にあります。私たちは、電話予約をネット予約にすることで24時間の予約を可能にし、保護者の不安を解消することを目指しています。 保護者だけでなく、電話対応に追われていた保育スタッフを予約業務から解放し、保育に集中する環境を作ることができます。 また、ポータルサイトを開発することで、病児保育室の位置や、どんな場所なのかということを見える化します。そして、保護者がより使いやすい病児保育室となることを目指しています。

なぜやるのか

私たちは ”安心して産み育てられる社会をつくる” ために、“育児に関わるすべての人を笑顔にするために活動をしております。 グッドバトン 代表の園田は産婦人科医として「産後うつ」や1人で子育てをする「弧育て」に悩む女性達に多く出会いました。 そして、「こどもの病気によって休みを取ることが多くなったことで、会社にいづらくなり、結局退職した」という女性にも出会いました。 その言葉を聞いた時「子育てを支える仕組みがこれからは必要だ。」と強く想い、Connected Industries 株式会社を設立しました。 病児保育は全国に約1,800施設、年間利用者数は延べ64万人です。潜在ニーズを試算したところ、そのニーズはおよそ延べ1,500万人に及びます。現状、これだけたくさんの方が困っているのです。

どうやっているのか

- 職域、役職に関わりなく、全員がサービスに必要な意見を出すことに注力しています。 - 病児保育は伝統的に行っていることも多くあり、保護者や現場スタッフにとって快適な事業となるためには根本的に見直さなければならないことも存在します。そこで、自治体や行政、研究機関などと協力し、制度から変えていくことを目指しています。 子育て支援の中でもまず「病児保育」に注力し、病児保育をもっと使いやすく、もっと身近にするためのプロダクトを開発しています。 病児保育には「使いづらい」「知られていない」など課題が多くあります。これらは私たちだけで解決することは難しいと考えています。そこで、厚生労働省や各自治体、医療機関や研究機関などと連携しながら、課題解決を目指していきたいと思っています。 この課題に一緒に取り組んでくれる仲間を募集しています。 現在、メンバーは役員・インターン・業務委託・プロボノ含め10名ほど参画しています。 スタートアップ企業のため、副業・業務委託など関わり方の柔軟性は高い企業です。 私たちと一緒に、子育てに関わる課題を解決し、子育てのしやすい社会をつくりませんか?