こんにちは。ゴルフライフ採用担当のマッサンです!
前回・前々回に続きWantedlyのストーリーを通じて、ゴルフライフの「誕生~大変だったこと~これから目指すこと」 の3部作をお届けしてまいりたいと思います('ω')
今回お届けするのは最終章、ゴルフライフの「これから目指すこと」についてです。 ゴルフライフはまだまだ成長途中です。これから行っていく新たな取り組みやそれにかける情熱を代表の田島さんへ伺っていきたいと思います。
---企業のゴルフ部や同好会支援に乗り出そうと考えた理由をお聞かせください。
ゴルフってさまざまな人と楽しく過ごせて、世代・年齢・性別を越えて一堂に会すことが可能なスポーツで、言い換えると人脈が広がるものだと思っています。でも本当の意味でそれを実感できることはそんなに多くありません。
ゴルフを中心としたソーシャルなコミュニティはゴルフ業界の発展のためにも必要ですし、何か仕掛けられないかと模索した結果、企業のゴルフ部や同好会を支援することでイベントの実施やラウンドの機会が創出できると考えました。企業のなかには自前のゴルフ部をお持ちのところがたくさんあります。この企業のゴルフ部が活性化するような仕組みを作ることが、ひいてはゴルフ人口の増加につながるのではないかと考えたのです。
一方で企業のゴルフ部支援という話になった時に、「確かにスクランブルゴルフって、チームビルディングにも最適だよね」と言う評価をいただくようになりました。
さまざまなレベルのプレイヤーがひとつのボールをみんなで打っていくなかで、それまであまりコミュニケーションが取れなかった状況から、学ぶべきことや助け合う場面に直面することで、自然とコミュニケーションスキルの醸成が図れると、その価値を感じていただけたのです。
まずはスクランブルゴルフを企業に提案し、チームビルディングの機会創出に役立てていただくことを考えました。当然企業活動の一環ですので、企業としても福利厚生に加えることができますし、部費として費用を負担していただくことも可能です。また企業のゴルフ部が活性化することで、純粋にゴルファーの増加にもつながっていきます。結果的にゴルフ用品の販売も堅調になり、ゴルフ練習場もゴルフ場も潤う……良い循環につながるのではと、私たちはイメージしていました。
この活動のなかでもうひとつ提案しているのが、企業同士のスクランブルゴルフコンペの開催です。フットサルや野球・バスケットボール・サッカーなど、スポーツを部活に取り入れている企業が、昨今増えてきていると感じています。そのなかで企業同士が競い合うリーグも存在してはいますが、スクランブルゴルフに限って言えば前例がありません。スクランブルゴルフ部同士でのコンペを創出することによって、ゴルフ業界自体もさらに隆盛していけると確信しています。
---新機軸の24時間インドアゴルフレンジに関してお話しください。
現在進行形で仕掛けている新機軸としては、その一番目として24時間のインドアゴルフレンジを立ち上げようと、昨年12月にとあるゴルフスクールを買収しました。都内のインドアゴルフスクールは、昨今かなりの数で増加中ですが、24時間で運営しているスクールはそんなに多くはありません。
24時間運営のメリットについてはフィットネスクラブが分かりやすいと思いますが、セルフで身体が鍛えられるという特徴から、その場にコーチやトレーナー・フロントスタッフがいなくとも運営が可能です。日本人は真面目なので、防犯カメラが付いていて防犯効果が高ければトラブルは起きませんし、24時間開いていることで、時間に左右されることなく練習が可能で、ゴルフに触れる機会が増えるのではないかと着目しました。
これが成功することにより、既存のゴルフスクールさんからの参入という機会も増えてくるのではとも思っています。一般的なゴルフスクールの場合、常に所属プロとセットじゃないと成立しないという現実があります。時代の流れもそうなのですが、別にプロが教えなくても成り立つ世界もあるのではないかと考え、24時間インドアゴルフを試すことにしました。またインドアゴルフもある程度浸透し始めてはいますが、24時間運営を謳うところはまだまだこれからで、これはチャンスだと捉えています。
---ゴルフミラーという新たな取り組みについてご説明ください。
「ミラーデバイス」という全身が映し出せるデバイスがフィットネス業界を中心に導入が広がっています。これはミラーにandroidタブレットが内蔵されていて、映像と自分の姿を同時に映すことで、正しい姿勢でのトレーニング・エクササイズが実現できるため、現在自宅で使用するサービスも立ち上がりつつあります。
私たちが愉しんでいるゴルフというスポーツは、フィットネスと同じくミラーとの相性は抜群です。そこで鏡のなかの映像を見本に、自分のスイングを治すことができるのではないかと、この「ミラーデバイス」の転用を考えました。この仕組みを私たちは「ゴルフミラー(仮称)」という名前で広めようと考えています。これは当社以外ではまだどこも手掛けていない新ジャンルのゴルフレッスンデバイスです。
内蔵されているAndroidタブレットに多様なコンテンツを流すことによって、利用シーンや目的に合わせたレッスンが可能で、私たちはこのスキームを24時間インドアゴルフレンジの目玉として、中・上級者はもとより、初心者でもサポートできる仕組みにしたいと考えています。見た目も未来的で斬新ですし、コンテンツの提供を中心にゆくゆくはFC展開も視野に100店舗程度の規模で運営できたら面白いなと考えています。
このゴルフミラー用のコンテンツも現在自社内にて鋭意製作中で、その第1弾として100コンテンツの動画が入ったアプリケーションを開発しているところです。内容はゴルフのスイングやレッスンに向けたアドバイスで、このようなコンテンツがあるということをショートムービーにして、WebのみならずYouTubeなどでもPRしていこうと計画中です。また将来的には顔認証カメラでログインしていただくことで、ユーザーの特性情報をもとにその人に合ったプログラムや最適なレッスンメニューを提供していくといった青写真を描いております。
---その他にも何か仕掛けているものがあればお聞かせください。
ゴルフライフとしては三つ目の新機軸として、ゴルフとテクノロジーの融合を考えています。
少し前にファイナンスとテクノロジーの融合である「フィンテック」という言葉が流行りましたが、私たちはゴルフとテクノロジーが融合した「ゴルテック」という言葉を商標登録し、キーワードとして掲げています。
これまでビーダッシュで培ってきた潤沢なITリソースと、ゴルフを絡めた新しいビジネスを創出するのがその狙いで、この流れのなかで今後は「ゴルテックプロジェクト」というものを全面に押し出し、その第一弾として24時間インドアゴルフレンジとゴルフミラーをセットにした新事業を仕掛けて行く予定です。
またこれが軌道に乗った後も、ゴルテックプロジェクトの第2弾として、世の中に無いものを仕掛けて行き、常にITとゴルフをセットにして皆さんのゴルフライフに寄り添えるようなサービスを提供していければと考えています。
【代表プロフィール】
田島 光敏
工学院大学 生産機械科卒
学生時代よりプログラミングの面白さに目覚め、新卒でオープン系開発会社に入社。企業の会計システムどの開発に従事し、仕事で知り合った広告代理店にスカウトされ制作部マネージャーを経験。その後自身の運営会社であるビーダッシュ(クリエイティブ&マーケティング企業)を2008年に設立。その6年後の2014年に満を持してゴルフライフを設立し、スクランブルゴルフの普及に力を注ぐ。
座右の銘は「稼ぐに追いつく貧乏なし」「実るほど頭を垂れる稲穂かな」