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受付からカメラマンまで一人何役もこなして大会を盛り上げたことも今では良い想い出です。

こんにちは。ゴルフライフ採用担当のマッサンです。
前回に続きWantedlyのストーリーを通じて、ゴルフライフの「誕生~大変だったこと~これから目指すこと」 の3部作をお届けしてまいりたいと思います('ω')
今回お届けするのはゴルフライフの「大変だったこと」についてです。今でこそ年間200試合を行うゴルフライフですが、立ち上げ当初は様々な苦労があり、一歩一歩必死に歩をすすめてきました。その頃の思いや工夫してきたことを代表の田島さんへ伺っていきたいと思います。


---これまでにどんなことでご苦労されてきたのかお聞かせください。

これまで体験してきた苦労といえば、ゴルフ業界の経験や知識がないなかで、スクランブルゴルフ大会を開催していただけるゴルフ場を開拓していくこと自体が苦労でしたね。ゴルフ場に伺いゴルフライフ主催の大会を提案しても、当初は開催実績やその内容を問われることが多く、「実績を積んだら検討します」といった回答が多かったものです。

慣れ親しんだIT業界ですと「それは面白そうだね」「試験的にやってみよう」となるのですが、ゴルフ業界の場合は、新しい試みに対してのハードルがとても高かったのです。

この潮目が変わったのが、北海道で全国大会を開催した時でしょうか。

北海道でも1番2番の名門コースである北海道クラシックでの開催を実現させたことで、ゴルフ業界内の評価も大きく変わり注目していただけるようになりました。

いまでは年間2万人以上のプレイヤーを全国のゴルフコースへ送り出していることもあり、「私たちのコースでも大会を開催して欲しい」というお声をいただくまでになりました。こういうことから現在では少しではありますが、ゴルフ業界関係者から認めていただけるようになったのではないのかと思っております。


---スクランブルゴルフ自体の認識が変わったエピソードをお話しくださいますか。

個人の競技ゴルフに慣れているプレイヤーからすると、スクランブルゴルフのようにボールに触ることに対してアレルギーを覚える方もいらっしゃいます。ただ当初はそこを割り切って「こういうプレー方法があっても良いじゃないか」と、スクランブルゴルフの普及を目指して、プレー方法も含め認識してもらうところからスタートしました。

スクランブルゴルフ大会を始めた頃は、右も左も分からないまったくの未知数でのスタートでした。計画では1試合に50-60人の参加だろうと予想していたところ、想定以上に集客ができたのは嬉しい誤算となりました。ただ運営予算など経済的にはかなり厳しく、想定以上の集客ができたとしても、経営は厳しい状態が続きました。そのような大変な時期ではありましたが、当時はやり続けることが大事だと、どんな手を使っても約束した組数を集めるということにひたすらにこだわりました。


---どのように課題をブレイクスルーしてきたのかをお話しください。

スクランブルゴルフ大会の運営は、今でこそ多人数で行っていますが、スタートした頃は3人位で回していて、一人何役もこなすのが当たり前でした。私自身もお客様にスタート説明をし、コースに送り出したのちにカメラを持って参加者のプレーを撮影してまわり、その写真をもとに楽しげなブログにまとめ上げたりするなど……すべて自分の手でこなしていましたね。

それもこれもすべてはお客様への想いが嵩じてのことでしたが、「ゴルフライフの大会って賑やかで楽しいよね」「また次も参加したい」「次の予選や決勝にも出たい」というお声を励みに、今日まで頑張ってきました。

一般的にゴルフを楽しんでいる方というのは富裕層の方々が多いのも特徴です。

富裕層の方々って、寒い時期はハワイや東南アジアでゴルフを楽しみ、夏の暑い時期は軽井沢や北海道に行って涼しい所でゴルフをするなど、そういうスタイルを楽しむ方が多いと感じています。ところがコロナ禍で渡航制限が出て海外でのプレーが縮小したことにより、現在は国内のゴルフ業界にそのお客様が戻ってこられていると聞いています。結果的に私共にもそういう方々が参加してくださっていて、現在2万人以上の方が参加される見込みです。ありがたい限りですよね。


---インターネットをどのように集客に活用されたかお聞かせください。

PRの一環として、年齢層にあったマーケティングとSNSの活用を促進してきました。そのなかでFacebookを活用しようと考えたのは、参加者のプロフィールを見る限り、若者よりむしろ40~60代といったミドルシニアの方々が多かったからです。

同じ理由でInstagramよりもFacebookの方が親和性が高いという結論に達しました。またコミュニケーションツールもTwitterではなくLINEだろうと考え、現在はFacebookとLINEに力を入れています。あとは会員になってくださった方に向けてのメールマガジンであるとか、キーワード広告・リスティング広告からディスプレイ広告までを集客に活用しています。

もうひとつ大事にしていることがオリジナリティです。ゴルフ業界に後発で参入した私たちですが、既存のものを真似してその市場を奪って行っても、業界のためにはならないと思っています。こうした考えのもと、自ら新市場を開拓するというパイオニア的なポジションを大切に、常にチャレンジしていこうと思っています。


---コロナ禍でのご苦労などあればお聞かせください。

ゴルフ場から「コロナだから開催できませんよ」と言われてしまったら、私たちもどうすることもできませんが、コロナが流行の兆しを見せ始めた2020年春頃は、どう対応していけばよいのか分からずクローズしているゴルフ場も多く、感染予防に関する施策で悩まれていたところも散見できました。

ゴルフ場がクローズするという話になった場合は、私たちも運営が叶わないので、ストップせざるを得ないのですが、利用中止とならない限りは基本的には大会を実施するというのが私たちのスタンスです。ただしギャラリーなどが集まってしまうという瞬間がどうして生まれるので、それを緩和させるためにできるだけの対応をし、安全安心に注力し運営しているとアナウンスしています。


【代表プロフィール】

田島 光敏

工学院大学 生産機械科卒

学生時代よりプログラミングの面白さに目覚め、新卒でオープン系開発会社に入社。企業の会計システムどの開発に従事し、仕事で知り合った広告代理店にスカウトされ制作部マネージャーを経験。その後自身の運営会社であるビーダッシュ(クリエイティブ&マーケティング企業)を2008年に設立。その6年後の2014年に満を持してゴルフライフを設立し、スクランブルゴルフの普及に力を注ぐ。

座右の銘は「稼ぐに追いつく貧乏なし」「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

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