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なにをやっているのか

現地で立ち上げた組織のスタッフと農民(フィリピン)
椎茸菌の植付け方法を指導している様子(ネパール)
 日本国外においては、現地でプロジェクトに関わる人の「ちから」を育み、地域社会が主体的に発展する環境づくりに貢献します。常に住民を中心に考え、現地NGOや政府機関との連携を大切にし、現地に根付くプロジェクトを目指します。  海外での活動は、2008年のフィリピンでの環境保全プロジェクトからスタートしました。以来、ベトナムにおける持続的な農業生産性向上やフィリピンにおける有機農業を通じた生計向上支援、小規模稲作農民支援など、環境と農業の分野で活動してきました。  日本国内においては、教育機関や市民社会、地域の人々と手を携えながら、地球規模で考え行動できる「ちから」を育みます。  国際協力の様々な要素をテーマとするセミナーの開催や開発教育プログラムの提供を行い、国際協力への理解促進を図っています。知識の提供のみならず、専門的なプロジェクト管理手法を教えるプロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)研修も提供しています。最近では、大学と連携したインターンや海外研修も進めています。

なぜやるのか

現地スタッフの研修の様子(フィリピン)
インターンも現場を経験
 元々は、開発コンサルタント・大学関係者・元国連職員等、様々な開発分野に関わってきた有志の「若い人材が国際協力分野で活躍できる環境を日本と途上国で作り出したい」という思いにより誕生しました。  現在でもその原点は変わらず、より広く、世界中に存在するあらゆる課題を少しでも多く解決できるよう、人を育てることを大事にしながら国内外で事業を実施しています。

どうやっているのか

農民へ研修を行う現地スタッフ
スタディツアーも自立性や創造性を求めるプログラム
 職員は数名と少ないですが、それぞれが常に問題意識と責任を持ち仕事に打ち込んでいます。全員が世界にある課題を解決したいという思いを抱きながら、商社や貿易会社、中央官庁、国際協力関係機関で実務経験を積んだ後、ここでちからを発揮しています。  海外では、現地スタッフを尊重ししっかりと協力し合うよう努めています。殆どのプロジェクトで、終了後は現地スタッフによる運営に移行することにしており、技術や知識を伝えるだけでなく、主体的に仕事に取り組むよう育てています。